紫式部、源氏物語スレ
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日本の文学とか芸術とかいいますと、たいていの西洋人がすぐに思い浮かべるのが「源氏物語」でありましょう。
「源氏物語」はまた世界最初の小説として世界のひとびとの注目を集めています。
しかしながら「源氏物語」は、日本人があまり読んでいない作品で、世界的に名を知られているほどには
日本人が親しんでいるとはいいにくいのが「源氏物語」でもあります。
「源氏物語」を語り合いましょう。 >>427
玉鬘母の夕顔との母娘丼ってことだろ
薫は対外的には源氏次男だし まあ、玉鬘のことは源氏は寝取ってないしな
それを言うなら秋好のことも興味津々だったわけだが
あえて一線は超えておらず母娘丼をやったことはない
あえて言うなら空蝉と軒端荻の義母娘丼か
空蝉と軒端荻は実の親子ではないんだけど(軒端荻は空蝉夫の先妻の娘)
>>426の攻略不能は空蝉と玉鬘入れ替えだな
空蝉は源氏と寝ているが、玉鬘は源氏と寝てない @桐壺 源氏誕生-12歳
A帚木 源氏17歳夏
B空蝉 源氏17歳夏
C夕顔 源氏17歳秋-冬
D若紫 源氏18歳
E末摘花 源氏18歳春-19歳春
F紅葉賀 源氏18歳秋-19歳秋
G花宴 源氏20歳春
H葵 源氏22歳-23歳春
I賢木 源氏23歳秋-25歳夏
J花散里 源氏25歳夏
K須磨 源氏26歳春-27歳春
L明石 源氏27歳春-28歳秋
M澪標 源氏28歳冬-29歳
N蓬生 源氏28歳-29歳
O関屋 源氏29歳秋
P絵合 源氏31歳春
Q松風 源氏31歳秋
R薄雲 源氏31歳冬-32歳秋
S朝顔 源氏32歳秋-冬 @少女 源氏33歳-35歳
A玉鬘 源氏35歳 以下玉鬘十帖
B初音 源氏36歳正月
C胡蝶 源氏36歳春-夏
D蛍 源氏36歳夏
E常夏 源氏36歳夏
F篝火 源氏36歳秋
G野分 源氏36歳秋
H行幸 源氏36歳冬-37歳春
I藤袴 源氏37歳秋
J真木柱 源氏37歳冬-38歳冬 以上玉鬘十帖
K梅枝 源氏39歳春
L藤裏葉 源氏39歳春-冬
M若菜 源氏39歳冬-41歳春 源氏41歳春-47歳冬
N柏木 源氏48歳正月-秋
O横笛 源氏49歳
P鈴虫 源氏50歳夏-秋
Q夕霧 源氏50歳秋-冬
R御法 源氏51歳
S幻 源氏52歳の一年間 @雲隠
A匂宮 薫14歳-20歳
B紅梅 薫24歳春
C竹河 薫14,5歳-23歳
D橋姫 薫20歳-22歳 以下宇治十帖
E椎本 薫23歳春-24歳夏
F総角 薫24歳秋-冬
G早蕨 薫25歳春
H宿木 薫25歳春-26歳夏
I東屋 薫26歳秋
J浮舟 薫27歳春
K蜻蛉 薫27歳
L手習 薫27歳-28歳夏
M夢浮橋 薫28歳 以上宇治十帖 光源氏が天皇の女御と密通してできた子供が天皇になるんだから、
大胆不敵なストーリーだよな。
戦時中よく発禁にならなかったな。
軍部が不勉強だったのかな。
何しろ万世一系を問題にする人にとっては、大へんなことだろ。 子供か孫かの違いで、途絶えたわけじゃないからいいんじゃね? wikipedia見たら、それなりに制限されてたみたいだな >>433
天皇にはなるが冷泉は皇統を残せないまま退位する
そうでなければ現在も発禁だったかもしれない 一応、源氏は桐壺帝が溺愛盲愛偏愛していた最愛の息子だし、
冷泉はその長男だから「皇統の男系維持」だけは押さえてるしな
一度臣籍に下ったのに帝位に就いた宇多天皇の例もあるし…
とはいえ、>>437の展開でなければ現在も発禁かもな 当時はよくあることだったんだろw
今と違って遺伝子検査なんてもんはないから、本当の父親が誰かなんて分からんわけだし 遺伝子検査がある現代でも16年間バレなかったぐらいだから
今でも種違いは相当あると思うぞ
新生児全員にDNA検査でもしない限り分からんだろ 当時の帝の愛読書でその後も貴族の必須教養、武士にも愛読者多数だったもんを
後世の低能どもが発禁とか笑止w
奴らがマンセーしてた本居宣長が知ったらブチ切れるぞ 玉鬘て「竹河」で薫ageしてからさりげに女三宮をディスってるんで笑えた
「母宮がしっかりした育て方をしたとは思えないのに」って 源氏が歌や物語を語るエピソードって、「玉鬘」「蛍」以外にあったっけ?
「行幸」でもちょっと歌のことに触れてたけど 「源氏物語」を世界で最初の小説とは言わないだろ。
日本では源氏の前に「宇津保物語」という非常に長い小説があったし。
源氏は非常に細かい心理的な問題を扱っている。
具体的・日常的な生活での、心理的なニュアンスの移りゆきを叙述するということでは、
おそらく世界最初かもしれない。
しかし、世界で最初の小説ではない。 まとめサイトの暇人速報ってとこで源氏物語批判みたいな記事のっててまじで危機感覚えた。
受容の歴史と文学的価値の所在から高校で教えないとやばいよ。キャラクター論だけであんなに嫌われてる名作ってないでしょ。
源氏物語への間違った認識というか、日本人自らが貶めようとしてるのはやばいって。 >>446
きみの2014年の抱負は「洒落がわかる人間になる」やね 洒落とは思えんから言ってる。
いろんなやつらが大勢見てるのがまとめ。 児ポ法で源氏も発禁になる!とか煽る輩は原文読んだことないんだろうな
エロシーンなんて一切、ないのにw >>442
玉鬘が女三宮についてどうこう言ってる箇所はなかったと思うが。
「人の親にて、はかばかしがりたまへるほどよりは、 いと若やかにおほどいたる心地す。」
なら、薫が玉鬘に関して思っている感想だよ。 紫式部がレズビアンだったという話は事実ですか?
また『源氏物語』中で光源氏が小君と同衾したというのも本当なんですか? 古典がえりもいいかもね
原文の文庫か二段組単行本、でないかな 紫式部の同性愛的な情感は
日記から明か也。
光源氏と小君との仲も万人周知のことぢや。 ギトギトしているようで意外にドライなのが特徴でもある
近代私小説なら、《桐壺》だけで文庫数冊になりそうだ
隠れた意味はともかくだな 源氏物語って、「中国の宮廷の実話だか物語だかを日本に移したら(見立てたら)
どうなるかをやってみた」みたいな序がついてなかったっけ?
手元のダイジェスト版には載ってないけど、あれは夢だったんだろうか >>432
宇治十帖を書いたのは紫式部とは別人説とか、ないのかねぇ 夕顔が嫌われているとは、このスレをみるまで知らなかった 国文専攻など一部を除く大半は、「あさきゆめみし」で満足していると思われる あちこち削ったとしても、大筋の流れは崩せない
(原典とみなされているのは幾つあるんだろう)
源氏物語も平家物語もテーマが「無常」であることに変わりはないね ああ、やっぱり作者が違う説、あるみたいだ>>281 >>468
なんだこのFラン(驚愕)
「皇后と臣下との密通によって生まれた子が天皇の位に即いていること」
これはどう考えてもアウトだろw
だからこそ前レスにあったように冷泉は皇統を残せないまま退位するという >>471
だから源氏は准太上天皇として皇族に復帰する設定なんだろ >>459
源氏物語はどっかの国の口承文学が元ネタじゃないかと
俺は思うんだよな。少なくとも、構成を借りてきたんじゃないかと
思う。未だ見つかっていない、敦煌の壁画の絵解きなんかが源氏の
正体かもしれないと疑う。
日本の文化は、式部の時代に純然たるフィクションを産み出す程
成熟していたのか、その点は覚束ないと思うんだな。 そりゃ大発見だ。ソースがあったら出してくださいね。 >>474
准太上天皇は皇族ではない
「臣下たる者が太上天皇に準ずる地位に登っていること」
これも戦時下の発禁理由の一つ >>476
日本人ごときにあれだけのものを書けるはずがないってか?
キムチくせえぞおまえw これはつくづく残念なところ
必死で古文のまま読んではいるが、式部の草稿が残っていればねえ・・・ 源氏は桐壺帝の実子だから帝位を継いでもおかしくない
桐壺更衣もそれほど身分は高くないといいつつ、父は大納言、母北の方もそれなりの家の出
弘徽殿の女御筋の後ろ盾が強すぎたんだよ 確かに夕顔は愛人型だな(しかも無垢なふりをして結構やり手)
和歌でさえあまり気の利いたものでは無いようだ >>478
ん?
史実の准太上天皇は全員皇族(小一条院など)。
源氏は六条院の院号を受けた時点で皇族に戻っている。
式部の時代には一度源姓を受けてまた親王に戻った例がある。 昭和10年代の大日本帝国()の役人や軍人どもにそんな高尚な話が理解できるはずもないw まあカリカリせずに楽しんで読みなされ
小説、小説・・・ 雲居の雁は夕霧の幼馴染とされているが
幼い頃からひとつ屋根の下に同居してる美しい従姉、
2歳年上だが小柄で奥手で恥ずかしがりやでおっとりした可憐な少女って
言ってみれば幼なじみ以上、血のつながらない姉以下で恋に落ちたようなものだな。
しかも巨乳だ。
結婚後夕霧の子に授乳してる場面を見ると胸はかなり豊かだ。
巨乳の美少女とひとつ屋根の下で同居ってかなりうらやましいぞ夕霧。 腹ボテ雁より落葉の宮w
柏木=女三の宮
夕霧=女二の宮
雲居の雁=中宮
最初からこうしておけばよかったのに 紫の上に憧れたりするあたり、夕霧は「夢見るボク」だからね
雲居の雁との組み合わせは緊張感が無いから好きではない 清少納言のほうは格が上
いまの教授連の常識だそうです 脳内でないならソース出せや
ジャンル全然違うのに格上も格下もねえだろ 雲居の雁と夕霧はおさななじみの親密さとほほえましさがあって好きだ
緊張感のある関係も良いが、喧嘩のシーンなのにどこかのんきでほほえましくて
これはこれで楽しい 『源氏物語』の醍醐味である宮廷恋愛らしい華やかな趣がないのが痛い>夕霧=雁
源氏や薫に比べて、夕霧が色めかしさに欠ける分、町人夫婦のような所帯臭い流れに
どうしても柏木の流れに目が行くのは仕方無い >>500
自分の趣味を押し付けられても好きな場面はひとそれぞれだから >>494
意味は全く違うだろうが、源氏が藤壺と初めて男女関係になった話も欠けているような
妊娠三ヶ月目になったあたりでようやく取り上げられる
(しかも源氏と藤壺がそれぞれ「思い当たる」という形でぼかされている) >>502
それは憚るところがあっただけじゃないの
「十二単をかきわけてみれば、そこはもう溢れんばかりの…」とかまずいだろ ちっともエロじゃない点はギリシャ神話のゼウスやアポロンの
セックスと似ている。 エロよりも、何らかの観念を象徴する意図があって
個々の恋愛を描いたのではないか? >>503
春本じゃあるまいし、そこまで露骨なのは無理だろう
「空蝉」を弱めた程度の書き方なら
藤壺懐妊・和歌応酬で、夕顔‐病‐若紫にかかりきりだったはずなのに、
いつの間に子まで作っていたのかと思った 女こどものための少女漫画ですな。大人の男はこんなものは読まない。百人一首覚えて、合コン参加のほうがいい。 「紅葉賀」いいねえ
朱雀院の行幸前座…源氏と頭の中将の舞
本番、舟上の楽や舞
紅葉が舞い交う中の青海派、承香殿四の御子のかわいらしい秋風楽…
ちょうど話がギスギスしてきたところ、息抜きになる 微妙に「源氏すげぇぇ」から「桐壺帝すげぇぇ」になってきた さて、話は「葵」へと…
「末摘花」は確かにエグい(逢瀬の場のみならず、帰宅してから紫の姫君と一緒になって茶化したりする)
男だったらあそこまで人のネチネチと容姿を取り上げ、
露骨に笑いの種にするような書き方はしないだろう 女好きは桐壺帝も相当だが、ヤリ散らかして後の世を乱すことがないのはさすがというべき。
こういう気配りが光源氏には欠けている。
→(桐壺院)
“…斎宮をも、この御子達の列になむ思へば、何方につけても、疎ならざらむこそよからめ。心のすさびに任せて、かくすきわざするは、いと世のもどき負ひぬべき事なり”
引退して藤壺と遊び戯れながらも、右大臣左大臣の力関係は巧妙に取り続けている。 六条御息所はいろいろ微妙・・・
桐壷帝の弟と結婚して“十六にて故宮に参り給ひて、二十にて後れ奉り給ふ。三十にてぞ、今日また九重を見給ひける”
このとき娘の斎宮は“十四にぞなり給ひける”から斎宮は六条が16才の時に産んだ子
で、源氏17才・六条22才?24才の時には既に関係は「できあがっている」
なんだかきっちきちというか・・・ 大塚ひかり訳がこのスレで完璧に無視されててワロタ
大塚訳から入って新潮日本古典に行くのが源氏を読む一番確実なルートなのに >>514
新潮日本古典、どのあたりがお勧めですか? >>515
どのあたりというか…
源氏をちゃんと読むなら
ちくま文庫の大塚訳を読んでから
新潮日本古典集成で源氏物語原文を読むのがいいよって話ね
新潮日本古典集成は源氏以外でも頭注と傍注が懇切丁寧で読みやすい
方丈記と宣長集がオススメ 古典だとどうしても注釈が要るけど、「読んで楽しむ」人と「研究書としても使いたい」人ではまた違うね そういえば、関連本をチラ読み捜ししていてみつけた発見
明石女は「明石の君」あるいは「明石の御方」が正しい呼び名
各種あるどの草本にも、明石を「上」とする文は無いとのこと
(宮家と臣下の違いなのか、臣下の階級によるのかは不明)
主要女性の地位は話の流れに関わるので、
普及の面から「上」とする場合でも、傍注などに一言入れて欲しいところ >>512
それ年立と矛盾するから考えないことにしようってことらしいw
数え年だから斎宮は六条が17才の時に産んだ子
前坊が死んだのが「二十にて後れ奉り給ふ」時だとすると、当時朱雀帝(東宮)は16
なんだが、07の時点で立太子している筈※桐壺
だから前坊廃太子説とかもあるんだけど、そうすると六条は廃太子に入内したこと
になるのでどのみちおかしい(小一条院みたいな事例も考えられるが)
六条の故父大臣には前坊が夭折して、朱雀が立太子した件を恨む正当性があった
ようで御霊として噂されているが、呪い先が右大臣家じゃなくて左大臣家なのも謎 >520 そこはおかしくないだろう
桐壷帝・故宮・式部郷宮・大宮(頭の中将の母)は兄弟姉妹
桐壷帝が長男なので帝位は桐壷帝が継ぐ
「桐壷巻」でも故宮には触れられないが、これは桐壷更衣〜藤壷寵愛、また桐壷帝に春宮や源氏が産まれたことが話の核だからだろう
式部郷や大宮の年齢から、故宮は少し晩婚かつ短命だったと思われる
やはり欠落している六条と源氏の関係の始まりに少し無理がある
年齢だけなら六条の相手は頭の中将の方が合っているけど、こちらも正妻が強いんだな >>521
いやおかしいよ
東宮が同時に二人存在するなんてありえない >>524
六条御息所の結婚相手は朱雀帝(故)ではないよ
朱雀帝(故)の子、つまり桐壷帝の弟
御息所という呼称は、正規には春宮を産んだ母親に使われる説もあるが、
六条御息所が男の宮を産んだという記述はなく、子供は斎宮(秋好中宮)だけ
>>520 の意味はよくわからん 誤解の一つは、たぶん>>520 は、
“十六にて故宮に参り給ひて、二十にて後れ奉り給ふ。三十にてぞ、今日また九重を見給ひける”
に出てくる年齢を故宮の年齢だと誤解していることかと
これは六条本人の年齢だよ。六条が自分の人生を懐古しているところ
ここで注意すべきは「故宮」という表現
「宮」という呼称は、東宮のことだけではなく帝の血筋(兄弟や女娘)にも使われる
だから、東宮が二人立ったとか廃太子説はナンセンス 公任卿が「このあたりに紫の上はおられませんか」
と聞いてるのに気の利いた応えが出来ず後から日記でねちねち言う紫式部さん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています