ウィリアム・フォークナー 4
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>>59 どうも。 実はまだ出し足りず、出してしまったw >>62 それは考えてなかった 専門の研究者が新解釈を発見したと思って、論文にしようと思ったら、実はこの過去スレ に出ていたなんてことがあれば、ちょっとおもしろいかなとは思ったことあるけど >>64 2ちゃんはブログと違って、あとから改変が利かない。 このくらいの長文を十分な推敲を経ずに書きこむから必ず、誤記・書き間違いが出てくる。 今も書きこんだ途端にいくつか気がついた。ド・スペインを少佐でなく大佐と書いていたり、 その他、文章を直していたら、直し切れていないところもある。 誤記を直して、作品ごとに読書会の記録をまとめて、読みやすくすることはできないかなと いうことはちょっと思ってる。 次「納屋が燃える」ね。 >ド・スペインを少佐でなく大佐と書いていたり、 大丈夫。大差ないよ〜w 村上春樹全作品から「納屋を焼く」のはいった巻をひっぱりだしてみた。 栞で村上自身が自作を語っている。 「納屋を焼く」という言葉から思いついた小説だけど、当時の自分はあまり熱心な フォークナーのファンではなくて、Barn Burningという短編を読んだこともなかったし、 それがフォークナーの短編の題であったこと自体知らず、フランス映画のタイトルか 何かだったかなという記憶で書いたとあります。 自分はそれほど厚かましい人間でないから、もしフォークナーの短編の題だとわかって いたら、たぶんこんな小説は書かなかったと思うとも。 彼我の納屋のイメージにも触れていて、アメリカ人がbarnという言葉から思いつくのは、 「堂々たる大納屋」だけど、「僕」が納屋という言葉から思いつくのは、「畑の隅っこに建っ ているような小さな貧相なほったて小屋」であるとも。 これから「納屋を焼く」読み返してみますが、このスレには反映されなさそう。 >>68 ありがとうございます。 プルーストスレではノルポワ氏を元大使でなく、大使と書き間違えようが たいした違いはないと思ってました。 一応、ジョン・サートリスは大佐Colonelなのに対し、ド・スペインは少佐Majorと 覚えておく価値はあるかなと。 原文だと大と少の対比はないので階級の違いは目立たなさそう。 「源氏物語」みたいに昇進して、ややこしくなることはなさそうだなあ。 階級は南北戦争で固定してしまっているのかな。 (といっても、南北戦争に行ってない息子もA Bear Huntで少佐と呼ばれている みたい) 村上春樹といえば、むしろ、このシーンなんかが気になる。 The tracks of his father's foot were gone. Where they had been were now long, water-cloudy scoriations resembling the sporadic course of a lilliputian mowing machine. >(絨毯the rugにつけられた)父の足の跡はもう消えていた。彼女ら(サーティの 双子の姉たち)の洗ったところは、水煙がたなびいたような、長い溶岩状のただれ が出きていて、まるで小人が草刈機であちらこちらを刈りとったみたいに見えた。 短編集「中国行きのスローボート」には、「午後の最後の芝生」という作品がある。 「庭の芝生を刈りながら思いついた。とにかく芝を刈る話を書こうと思った。僕としては 筋よりむしろ芝を刈るという作業そのものを描きたかった」と「自作を語る」にあります。 小人の方は、「納屋を焼く」の収録された『蛍・納屋を焼く・その他の短編』に「踊る小人」 という作品があります。象工場が出てくる短編です。 「1Q84」でも小人たちが登場しますね。 草を刈るlilliputianは単数形だから、1名と解するしかないのかなあ。 「納屋は燃える」には双子の姉が登場するけど、村上春樹は、双子も好きだなあ 「1973年のピンボール」にでてくる語り手の「僕」と同居する双子の女の子。 「パン屋再襲撃」収録の短編「双子と沈んだ大陸」にも再登場する。 フォークナーとディケンズ 前スレ968で「嫉妬」でのトーノのBahという発声がCharles DickensのA Christmas Carol の主人公Scrooge爺さんのセリフを思い出させると書いた。 姪が明るくメリィ・クリスマスと言ってきても、不機嫌に「ふん、ばかな」と不賛同・不満の発声を二度も漏らす。 http://www.charles-dickens.org/a-christmas-carol/ebook-page-02.asp `Bah!' said Scrooge, `Humbug!' Scrooge having no better answer ready on the spur of the moment, said `Bah!' again; and followed it up with `Humbug.' G大英和 間投詞[しばしばB〜!Humbug!]ふん!ばかな!《軽蔑・嫌悪の発声》 OALDだと used to show a sound that peple make to express disapproval フォークナーはやはりディケンズ好きだった。 松柏社の事典より >「毎年ディケンズの何冊かは読みます」と公言するほど、フォークナーにとってイギリスの 文豪チャールズ・ディケンズは、聖書とシェイクスピアについで、そしてバルザックやドストエ フスキー、あるいは『白鯨』、『ナーシサス号の黒人』、『ドンキ・ホーテ』の作者と並んで、お気 に入りの作家の1人だった。 『ナーシサス号の黒人』はイギリスの小説家ジョゼフ・コンラッドの海洋冒険小説 >>70 松柏社事典のfamily(Clan)の項に軍人の称号のこと出ていた。 >南部では「大佐」Colonel、「少佐」Major、「将軍」General、「大尉」Captainなどの 称号は南北戦争後も使用されていて、原則として称号のレベルと使用がこの社会 における地位に対応する。 サートリスとサトペンは南北戦争中、同じ連隊を指揮し、大佐と呼ばれる。 老コンプソンはどこで指揮を執ったか判明しないが、コンプソン将軍と、またド・ スペインはド・スペイン少佐とそれぞれ呼ばれている。 ただし、サートリス家では戦争に行かなかった頭取の息子ベイヤードにも「大佐」 が使われ、ド・スペイン家でも息子に「少佐」の称号が与えられていることも指摘 されていた。 >>73 ディケンズの「クリスマス・キャロル」でスクルージにメリー・クリスマスと挨拶し、 「ふん、どこがめでたいんだい」と言われるのは、姪nieceでなく、甥nephewの 間違いでした。訂正。 村上春樹の短編集「東京奇譚集」には、ディケンズの「荒涼館」(Bleak House)を 読む女性が登場する一編がありますね(語り手も偶然、同じ本を読んでいて会話 をかわすという設定。ユングの共時性を感じさせ、タイトルも「偶然の旅人」。共時 性ものといえば、志賀直哉が老齢になってから久々に書いた「盲亀浮木」という3話 からなるオムニバス短編、彼の作品で一番好きかも知れない) ディケンズ、「クリスマス・キャロル」のほかにもう1作くらい読みたいと思って いるのですが、どなたか、おすすめって、あるでしょうか。 へー、フォークナーはディケンズ好きだったのか〜 かなり前だけど「デヴィッド・コパーフィールド」はスラスラ読んだっけ。 ‘Bah!' +‘Humbug!'は 「Barn Burning」と語呂も合いそうな。 ハイハイ、>>83 ,84のお馴染みGの提灯持ちがきても Gは来ない。 やはり、ご臨終? またコテ粘着のおまえかよw とりあえず馬鹿のひとつおぼえの反復じゃなく、 フォークナーに絡める芸ぐらい見せろや〜 でも、提灯持ちは、またコメントをつける。 でも、Gは亡くなった。 事典みたら、ドン・キホーテだった 昔、何回か行った安売り店をドンキといっているやつがいるので 釣られちまった ラマン・チャの男ともいうな とりあえず生存確認w >>100 同じく >>102 といっても、あれから「納屋は燃える」読み返してないので 新たに書き込むことがまだないw >>100 おいおい飴玉はGの自演キャラだといってるだろ キャンディじゃなくてキャディだから飴玉じゃないよw ちなみにフォークナー作品の登場人物だからゴルフも関係ないw キャディさんをキャンディないし飴玉とする人間は1人しかいない はずなので(そういうのって反復するにはあまりにつまらんし) 雑談スレにも出没したとびきり凶悪なやつの正体が誰だか気になっているw それにしても相変わらずフォークナー読む気なさそうなのに 来てるな >>105 最初、ゴルフとは関係あると思ってしまったw ベンジィ君の好きだったコンプソン家の牧草地のかなりの部分が、 売られた後、ゴルフ場になっているようだし やっぱりGさんみたいに感性丸出しにする人は偉いし、重要視すべきだと僕は思うな。 >>105-107 先ずは響きと怒りを読んでみよう。 読んでいない者同士だと滑稽なことになるよ。 「響きと怒り」はまだ読んでないんだよな。 「八月」「アブサロム」どまり。 今年の冬の課題図書にするかな〜。 >>113 入手しやすいしね。 読書会でまだ扱ってない短編も残すところ2作(ワッシ、乾燥の9月) のみ。 その後、長編にうつってもいいけど。 >>113 そういえば「サンクチュアリ」も積読でまだ読んでないなあー。 『サンクチュアリ』は凡作。『響きと怒り』が圧倒的な傑作。 『アブサロム、アブサロム!』『八月の光』『野生の棕櫚』 『死の床に横たわりて』が秀作。 >>119 なにを根拠に適当なこといってるんでしょうか? >>121 サンクチュアリを凡作というお方は抜け作でございます。 By主観 おい、G はやく藤平育子訳のアブサロム×2!のレビューを書け。 お前の内容次第で俺も買うか買わないか決める 藤平育子先生は、ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/wfsj/pages/gaiyou.html の会長。Gは、しっかり精読してるのだろうよ >>125 すまん。地元の小さな本屋には置いてなかった。 リョサの新刊の方はあったのに >>126 知らなかった >>128 昨晩、アマゾンで注文したが、上下揃ってからでもよかったかもw カバーがヨクナパトーファの地図じゃないか。 岩波、いつからこんなカバーに変わったんだ。 気がつくと、最近のリョサ「緑の家」「密林の語り部」も と思ったら、ボルヘス「創造者」(2009・6)の時点ですでに 昨晩まで地方出張だったので書きこまなかったけど 読書会、「ワッシ(孫むすめ」か「乾燥の九月」のどちらか、誰か 選んで。どっちが先かという程度の話だなあ。 前者はサトペンの最期が描かれる。 ド・スペイン少佐がシェリフとして最後に登場する。 みなさん、こんばんは。 暫く留守にしているあいだに日本はすっかり秋に。 フォークナーのスレも3から4になっていて、ちょっと浦島気分です。 時は待ってくれませんね。 さて、新しいスレで気になったことがありましたので書きます。 わたしキャディがGさんの自演キャラだ、という書き込みです。>>104 Gさんの(そして私自身の)名誉のために申し上げますが、それは違います。 前のスレが読めないので、あるいはわたしが旅に出てからいろいろ紛糾した事態があったのかもしれませんが、 少なくともAn Odor of Verbenaまでのキャディ名の書き込みは、Gさんのものではありません。 まあ、ないとは思いますが、誰かがキャディに成り済ましたら、見破る質問をしますね。 わたしはお蔭様で出張中もフォークナーを楽しく読んでおりました。 今後しばらくは、フォークナーにinspireされた/した英語作品を素人なりにポツポツ読んでいこうと思っております。 ですので、読書会は引き続き休場。 みなさんのご健読をお祈りいたします。 長々と失礼いたしました。 Candace >>133 キャディさん、お久しぶりです。 前スレはここで読むことができます。 ウィリアム・フォークナー 3 http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/book/1284105733/ >読書会は引き続き休場 残念ですが。 みんな働きながらフォークナーを読むなんて凄い体力だなあ 毎日2回も3回もオナニーしてるやつのほうがすげえよ・・・ 槙原敬之が浪人時代に1日に3回オナニーしてるって話してた時 石野卓球がたったそれだけぇ!?ってビックリしてた 卓球はTGを聴きながらオナニーしてたらしいからなあ… これだけフォークナーに関係ない、糞ばかり集まっては Gも年貢の納め時かwwww >>133 結局、アンタはGの自演キャラだったということなんだよね? >>133 わたしキャディがGさんの自演キャラだ、という書き込みです。>>104 Gさんの(そして私自身の)名誉のために申し上げますが、それは違います。 うううううう 福武文庫「エミリーに薔薇を」古本屋で入手。 文字組は新潮文庫よりはるかに読みやすくていい感じ。 どうも新潮文庫は読みにくいレイアウトが多いんだよなあ。 高橋正雄訳。講談社の「アブサロム」を訳した人か。 少し前に訳の比較についての書き込みがあったのを拾ってみようかな。 >>145 新潮文庫とは、「エミリーに薔薇を」、「赤い葉」、「あの夕陽」、「ウォッシュ」が重なりますね。 訳は一長一短かなあ。 読書会、今週は中断した形になりましたが、「ウォッシュ」からぼちぼち再開しましょうか。 (最後に「乾燥の九月」) インディアンものの「正義」が「赤い葉」との関係で興味深かったです。 「エミリーに薔薇を」。 教えて!gooのghostbusterという人の回答がよく出来ていて、参考になる ので紹介しておきます。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/729984.html >>149 当たり前だろ。岩波らしく馬鹿丁寧な解説つき まずアブロサムはどういう話なのかGさんに解説してもらってからだな。 >>151 まずタイトルを確認しろw天然? ダビデの息子の名だろが >>150 馬鹿丁寧な解説がなきゃ、お前にはわからんだろ >>153 最初のあらすじは必要ないよな。講談社の方何回も読んでるし >>152 ごめん全然わかんないや… >>154 あらすじまで付いてるのか!こりゃ買いかなあ。 >>154 ほうほう、何回も読んどるんか そりゃ偉いな フォークナ好きなん? >>155 サムエル記にアブサロムの話がある。親父のダビデに背いて殺される話。 それをアメリカ南部に落とし込んで、しかも南部の歴史とも絡めた小説。 フォークナー天才過ぎて引く >>156 神保町で全集の『村』以外は主要作品殆ど集めたほど >>158 ふむふむ アブサロムについては何故に繰り返し読むのかいな クエンティンとサトペンっていう登場人物が好きだから サトペンは最初は悪魔とかいわれてるけど、俺はかっこいいと思う フォークナーは人気無くて本が手に入りづらいから、みんな買ってほしい そしたらまた新刊出るかもしれんだろ? >>157 ご親切にありがとうございます。そういう常識がないので苦労しています。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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