ウィリアム・フォークナー 4
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The Portable Faulkner の翻訳は
初版のVikingの形式とできるだけ同じようにしてほしい。
新書ぐらいの大きさで分厚いやつ。かっこいい。
普通の単行本だったらがっかりだ。 口承文芸に関心を持つ者として中上が、先住民族についてインディアン物語を書いたフォークナーに惹かれたのは分かるが、日本の先住民ではない天皇家に最後の中上は帰依した。
その変節は何故?
日本で民俗学を学びながら、日本主義者にならなかったのは古くは宮本だけ。
柳田も折口も凡庸な日本主義者だった。 ところが、ここに来て、弾機が切れた。弾性限界が来て、ゴムが切れてしまった。何故だと思う。
ここに天皇がいないから。ここが天皇の統治する国の境を越えた向うの、
一日にテロと爆弾で何人も死ぬフィリピンのダバオだからさ。
お前はもう右翼になれない。いや、日本人になれない
『異族』 部落の裏表イコール天皇というコードにとりつかれたのでしょう >>877
>>868-871の流れで書いたんだが
とアホみたいなことを書く必要があるのか? @フォークナー 第1号/特集「フォークナーと世界文学」
Aフォークナー 第2号 /特集「フォークナーと同時代人たち」
Bフォークナー 第3号/特集「フォークナーとゴシック」
Cフォークナー 第4号/特集「フォークナーと女性の表象」
Dフォークナー 第5号/特集「フォークナーと大恐慌(時代)」
Eフォークナー 第6号/特集「フォークナーと短編小説」
Fフォークナー 第7号/特集「フォークナーと南部文学」
Gフォークナー 第8号/特集「フォークナーと大衆文化」
Hフォークナー 第9号/特集「フォークナー・資料・テクスト」
Iフォークナー 第10号/特集 フォークナーとエスニシティ
Jフォークナー 第11号/特集 フォークナーと映画
Kフォークナー 第12号/特集 ポストモダン・フォークナー
Lフォークナー 第13号/特集 フォークナーとミステリー
Mフォークナー 第14号/特集 フォークナーと身体表象
Nフォークナー 第15号/特集 フォークナーと現代文学
Oフォークナー 第16号/特集 フォークナーとメルヴィル
Pフォークナー 第17号/特集 フォークナーと戦争
Qフォークナー 第18号/特集I フォークナーと家族 特集II フォークナー研究の現在と未来(大橋健三郎先生追悼シンポジウム) 「8月の光」面白い。
アメリカ南部を理解しようと思ったら、ウィリアム・フォークナーは外せない。 難解と言われている作品ほど、実はその歴史や風土を理解すれば、実はそれほど難解ではない。
難解にしているのは、実はその人が、その土地や歴史や風土を理解していないからだ。 ヨクナパトーファ郡は架空の土地だからねえ…
なんかごく当たり前のように聞こえることを難しくいっているだけのような気もする テネシー・ウィリアムズとかも面白い
この南部の土着性
一方的な(東部・北部)清教徒に裁かれ、奴隷制崩壊
しかし、家の制度や、その後の暮らし…
「欲望と言うう名の電車」、「熱いトタン屋根の猫」どれも切なく辛い… 現代ではいまひとつ理解するのが難しい20世紀前半の
アメリカ文学の時代背景をあるていど把握しておかないと、
現代人の常識や感覚だけで読んでも、
フォークナーや他の同時代のアメリカ文学の作家の作品の何が面白いのか
感じ取るのは難しくなると思う。 別々の人物の書き込みを同一人物によるものだと
思い込んで勘違いしておられるでしょ? たぶん逆で知識を入れて面白くなる理解することは少ないと思う。
面白いのはなんか惹かれるので、結果として周囲の知識も増えていく。
そういう惹かれるものを感じないのは、そういう時期が来るまで放っておけばいいのだと思う。 別にT・カポーティだって南部出身だけどフォークナーとはぜんぜん違う。
もっとも、カポーティは南部出身者の粗雑さを
酔いしれているとき以外は必死になってごまかしているロリコン野郎なのだ
としているので何か感じるところがあったのかも知れない。
しかしそれを読者が両者の作品から感じ取ることは難しい。
たとえば佐藤春夫と中上健次を出身地の熊野で括るのと似たようなものだ。 お邪魔しますよ
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文学板ID制を導入に関する投票スレ [無断転載禁止]©2ch.net
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/vote/1473074707/ フォークナーの作家論、芸術論
William Faulkner on Writing, the Purpose of Art, Working in a Brothel, and the Meaning of Life
http://www.brainpickings.org/2013/09/25/william-faulkner-paris-review-interview-writing/
個人的に面白かったとこ抜粋
Nothing can destroy the good writer. The only thing that can alter the good
writer is death. Good ones don’t have time to bother with success or getting
rich. Success is feminine and like a woman; if you cringe before her, she will
override you. So the way to treat her is to show her the back of your hand.
Then maybe she will do the crawling.
The good artist believes that nobody is good enough to give him advice.
He has supreme vanity. No matter how much he admires the old writer,
he wants to beat him.
A story usually begins with a single idea or memory or mental picture.
The writing of the story is simply a matter of working up to that moment,
to explain why it happened or what it caused to follow. A writer is trying to
create believable people in credible moving situations in the most moving way
he can. Obviously he must use as one of his tools the environment which he knows. パリレビューの奴か。
去年? 辺りに日本語訳で本が出ていたけど
あそこのサイト、The Art of Fiction はタダで全部読めるんだよな。 八月の新訳、機械的な訳だな。これまでの加島訳がいかに読みやすいように工夫されてたかわかった サーガ全作ってのは贅沢だろうが
せめてスノープス三部作くらいは文庫で読めるようになって欲しい >>908
その中の「村」は冨山房全集で最も入手困難 フォークナーって読んだことないんだけど、初めて読むには何がオススメですかね? ありがとう、じゃあ読みやすそうな短編集から読んでみる。 短編が面白く感じなかったとしても長編ひとつは読んで欲しい。
フォークナーの本領は長編。 「熊」って確かにかなりいいんだけど玄人向けかなと
俺も「熊」で入ったけど確かに滋養のある話だと思ったけどその後しばらくフォークナーに手をつけなかった
「フォークナー短編集」に入ってる作品はビビットに伝わるものがあると思う
「バーベナの匂い」の入ってるオリジナルの短編集は気になるからいつか全部読みたい
19世紀小説のようで評判悪いらしいが俺はそういうの好きだから余計気になる 八月の光の新訳、読んでる。
新潮の訳より逐語訳っぽくて良い。
フォークナーの、独特な、まわりくどい、変態的な
文章の感じが出てるんじゃないですかね。 そういえば光文社古典新訳からは一切出てないのね
もし出るなら野生の棕櫚とかサートリスとか出して欲しいな、サンクチュアリでもいいや 野生の棕櫚とサートリスは新品じゃ手に入らんからなぁ
訳も古いし、復刊より新訳してくれたらありがたい
フォークナー関係ないけど、同時期に活躍したドス・パトスとかもやってくんないかな >>926
自分で持ち出しといてなんだが、売れそうもないもんな。
翻訳は代表作に集中しちゃうもん
(存在と時間、3批判書、失時) 代表作以外は著作権が切れてから、関心のある個人がネットで公開するしかない 響きと怒りを読もうと思うんだが
初っ端の白痴の独白すっとばしても大丈夫? 時系列で二章のクエンティンから読んでもいいと思う
初読はベンジーの独白はハードル高かった思い出 As I Lay Dying TRAILER 1 (2013) - James Franco, Richard Jenkins Movie HD
https://www.youtube.com/watch?v=T-kHDmfEnPU フォークナーはベンジーの章がメインで、残りは補足のつもりで書いてるから、
断片的な読み方をするなら、ベンジーだけ読むといいよ 白痴の独白こそフォークナーの醍醐味。
これを読まずしてフォークナーを語るな。 常人ならいざ知らず、わざわざ白痴の目線を入れて多層的にしてんだぞ
万華鏡なのに万華を抜いてただの筒を覗いてるようなもんだろ ポータブルフォークナーいつ出るんだろ河出に今年出版って載ってるけど 自分が所有するフォークナー長編翻訳本
サートリス、響きと怒り、死の床に横たわりて、サンクチュアリ、八月の光、標識塔、
アブサロム・アブサロム!、野生の棕櫚、寓話。 栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)
出版社: 角川書店 (2013/5/25)
それから 夏目漱石 著 7-21
ジュリアとバズーカ アンナ・カヴァン 著 23-35
落穂拾い 小山清 著 37-55
サンクチュアリ フォークナー 著 57-70
せどり男爵数奇譚 梶山季之 著 71-82
晩年 太宰治 著 83-156
クラクラ日記 坂口三千代 著 157-189
蔦葛木曽棧 国枝史郎 著 191-197
ふたり物語 アーシュラ・K.ル・グイン 著 199-215
たんぽぽ娘 ロバート・F.ヤング 著 217-244
フローテ公園の殺人 F.W.クロフツ 著 245-271
春と修羅 宮沢賢治 著 273-297 俺は「八月の光」が好みというか目が開かれた
こういうのがあるから作家さんリスペクトするんだがなあ 最もリーダブルかつ完成度が高い
フォークナー初長編にはおススメ 響と怒り、八月の光、アブサロムアブサロムが素晴らしいのは言うまでもありません。 毎回途中で怠くなって積んであったサンクチュアリをようやく読み終えた
響きと怒りや8月の光は何回も読み直すほど好きなんだけど、サンクチュアリは個人的に良さがわからん……………
好きな人が気を悪くしたら申し訳ないけど、フォークナーの苦手な部分だけをベタ塗りしたような印象 『響きと怒り』は大傑作だと思うが、『サンクチュアリ』は凡作。 W・クラーク・フォークナー大佐『スパニッシュ・ヒロイン――戦争と愛の物語――』仁木勝治訳、武蔵野書房、2012年。
原著者は、「あの」フォークナーの曽祖父。私はこの人物については全然知らなかったのだけど、
訳者の「あとがき」を見ると、なかなかに波乱万丈な人生を送り、
最期はミシシッピ州議会議員選挙に当選した翌日(1889年11月6日)に撃たれて64歳で死んだとのこと。
この人、小説や戯曲を書いたり、肩書にある通り軍人としても活躍したりしたが、ビジネスもやっていたようで、
撃たれたのも彼がかかわった鉄道会社の経営問題絡みらしい。
で、「あの」フォークナーはこの曽祖父に憧れのような気持ちも抱いていたようで、
作品にも曽祖父をモデルにした人物が登場するようだから、このノーベル賞作家について考える際にも重要になる人物だろうし、
彼個人についてもいろいろ面白そうだ。
ということで、この小説もこれから読む。なお、この人物については、本書訳者の手になる以下の評伝がある。
仁木勝治『アメリカ南部社会の寵児――フォークナー大佐の悲劇』文化書房博文社、2007年。
http://d.hatena.ne.jp/drydeniana/20120309
William Clark Falkner (July 6, 1825 or 1826 – November 6, 1889) 『八月の光』を読めば、
村上がノーベル賞をとれるとは思えなくなる。
村上は無理だよ!
カズオ・イシグロのほうが期待できる。 村上春樹のすげぇ気取った文章が苦手で一度も読めてないけど、やっぱりそんな感じなんか でも、パトリック・モディアノにあげちゃったからなあ。
あんな軽い文体、スカスカの構成でも、ナチ時代の占領下のフランスを
描いたというだけであげるんだから、春樹もひょっとするかもね。
まあ、フォークナーの時代と異なり、ノーベル賞も軽くなった。 モディアノはびっくりしたな、もう平和賞と同じくらいの価値しかないでしょ。 1946 ヘッセ
1947 ジッド
1948 エリオット
1949 フォークナー
1950 ラッセル
この時代の選考委員は見る目があったね。 見る目なんてものはないのがよく分かるラインナップ
たまたまフォークナーのようなとびきりの作家が混じってるだけで
ノーベル文学賞とか昔から有難がるようなもんではないわ 一回目から受賞者並べてみたら
どうでもいいのが大半だ
あんなものを獲ろうが獲るまいがフォークナーの偉大さには何ら変わりはない 今でもノーベル文学賞だからと有難がってせっせとなんでも読む人とかいるんだろうか
まあ、付き合ってられんような代物も昔からたくさんあるし今が特別落ちぶれた感はないけど
玉石混淆で達成した仕事の質も全く違うものが同じ文学賞ってだけで横並びにされるの見ると
何でもきっと立派なものに違いないって意識はある程度昔のものに対してはあんのかな
受賞者ずらっと並べてみればみるほど選考者の目があるなんて気はしなくなって
毎年誰かにやってたらたまたまフォークナーのような偉大な作家が引っかかっただけという思いが強くなる ジッド、ヘッセ、ラッセル、フォークナーか・・・
近い年にノーベル賞獲ったってだけだな・・・
それ以外にこうして並べられる機会はないだろう・・・
仕事の内容的にも・・・ 文学板にもアリス・マンローをせっせと読んでる人いたけどね
それはそれで多少の敬意を払うなあ じゃあ>>965が、すごい小説を書いてみろ
せいぜい刷るのが数十部の同人誌だなろうな ウィリアム・フォークナー(1897年9月25日 - 1962年7月6日) レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。