【深い河】遠藤周作【沈黙】
>>269
テレーズはカトリックをやめて仏教徒になって、座禅でも組んで解脱を目指した方が良かったかも。 「美しいものに惹かれて熱情を持つことの中にではなく、薄汚くて醜くなったものを棄てないことの中にこそ愛情は存在する」
…という遠藤先生の持論と、この「テレーズ・デスケルー」って、どこかでリンクしてる?ひょっとして… 人生で感動したり笑えたり泣けてりゃ映画は必要ない。
まだプロモは必要だけど。
https://www.youtube.com/watch?v=7NVb64qqgrM
https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=this+one+diamond+d&search.x=1&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=-1&ts=44673&mfb=280_53x&fr=top_ga1_sa >>272
背景描写を読むのが得意かどうかはわからりませんが
『沈黙』の場合、いわゆる情景や状況描写はとても象徴的です
たとえば、「乳色」という言葉がよく出てきたと思います
これは、日本は何か女性的なものに包まれているというイメージを喚起させ
欧米の父権宗教と日本の母権宗教とを対比しているのではないかと考えられます
時間はかかりますが、作者がなぜこの言葉を選んだのだろう
とか考えながら読むのも楽しいですよ >>274
ありがとうございます。
欧米の父権宗教、日本の母権宗教で比較すると確かに興味深いですね。
しかし、背景描写を読むのが時間がかかりすぎて、2月24日の沈黙終演日には、
再読できませんでしたorz 今 nhk の再放送枠で「ルーアンの丘から 遠藤周作 フランスの青春」っていうのを見た。
すごく良かった。最初から見たかった。めっちゃ悔しい。 後半20分ほどしか見られなかったので、再放送リクエストしたいです。
他にも見たい人いたら、再放送リクエストしてください。 「ルーアンの丘から 遠藤周作 フランスの青春」の再放送の予定があった!
今から4時間後、 nhk bs プレミアムで午前2時30分から。
絶対おすすめ! 聖書の中の女たち、の女性を普通化した描写も美しい。 今年の初頭に発行された講演録「人生の踏絵」オススメ。
遠藤哲学のキーワードが、これでもかこれでもかとテンコ盛り。
相変わらず「テレーズ・デスケルー」と「モイラ」の話が出てくるってのも、もはやお約束の様式美。 熱海の幽霊旅館がどこなのかとても気になる
中村遊廓も地元だからどの建物か気になるけど 今更になって気がついたけど、遠藤センセは「深い河」を通して
モーリヤックの「テレーズ・デスケルゥ」のテレーズだけでなく
J. グリーンの「モイラ」のジョセフをも救おうとしていた…? 遠藤をかなり突き放した論文やね
フランス人から見て遠藤のモーリヤック論ってどこまで正確なんだろか 加藤清正と小西行長 相容れない同士の死闘
秀吉の臣下、武人・加藤清正と商人・小西行長。好対照をなす武将だった。
清正が尾張中村の鍛冶屋の息子、あくまで「土の人」である一方、行長は海外貿易で隆盛を極めた、堺の貿易商・小西隆佐の息子で「水の人」である。
徒手空拳、自分しか頼れなかった清正に対し、堺の会合衆の富と政治手腕を後ろ盾にもつ行長・・・両者は出発から違っていた。
そんな二人を秀吉は見事な近習操縦術で競わせる。しかし、武人と商人とは根底では手を握れない。
やがて2人のライバルは、死闘を演じる宿敵となっていった……。 大河ドラマの題材になりそうだけどな。
宗教と朝鮮が絡むから難しいのかな(´・_・`) 自分がどこまで読み込んでいるのか自信はないが、「深い河」は正直に言って何度か読んでも
あまり感動を感じない。先生が老いて、やはり「枯れて」しまい、相矛盾する概念と格闘して
つかみ取ったというよりも晩年のエッセイにみられるような先生の「信じているもの」が…そ
れ自体には私はたいへん強く惹かれるが…並べられているような印象が残る。
昔読んだ「スキャンダル」や「ピアノ協奏曲二十一番」に登場した成瀬夫人は、明らかに成瀬
美津子ではない。彼女は、悲しき永遠の同伴者を崇高なものとして「理解しない」という選択
の余地があれば、自分にそれを試みることを躊躇わない人間のように思えるからであって…そ
れこそが悪の意思ではないか?…、成瀬美津子のような「空虚」…先生のテレーズの理解はそう
いうものではないか…とは違うものという気がするから。あるいは成瀬夫人もまた、作者とと
もに歳を取り、体力や気力が衰えて初めて「成瀬美津子」になりえたのではないか。 この人カトリック教会が応援してくれて地位が築けたんじゃないかと推測。
ぐうたらシリーズとか読んでも、勉強はよくしてるようだけど、
なんかちょっと、あんまり頭がよくない人のような印象が強い。 書いたものよりご本人のが面白い人
なんだろうか
さくらももこに名刺を渡して、彼女が
電話したらテプコだったり
佐藤愛子にいたずら電話をかけたり
するくだりは笑えた 遠藤周作は短編の話がおもろいわ
若い頃は老いるの怖い怖い言いながら年取ったらロリコンになるわ
奥さんの悪口ばっか言うくそロクデナシ人間が世間からは殉教者みたいな扱いうけてるし 沈黙はって過大評価だろ
神のいない国です!って西洋人がほざきそうな言葉
遠藤が借りてきてそのまま唱えてるようにしかみえん 深い河で木口がガンジス川で阿弥陀経を唱えているときにいた少女は、磯辺の奥さんの生まれ変わり? 今までスルーしてたけど人生の踏絵が面白かったので沈黙読んでます 俺も人生の踏絵読み始めた
テレーズデスケルウも買ってしまったw
外国の本はいまいち読まず嫌いなんだが、なんかのエンと思って読もうと思う 絵踏みした人は、踏みたくて踏んだんじゃない。拷問死したくなくて踏んだんだ。それを踏みたくて踏んだと邪推する人は自分が踏みたいから自分の気持ちを相手に投影しているんだ。変態なんだよ! 韻踏みで踏み絵ぐらい凝ってないと。脚韻というか。拷問は避けるべきではない。何か効果や意味がある。 テレーズデスケルウをチューの時に半目あけてる人って表現してるとこが笑った
テレーズデスケルウ読んでタシカニと思ったw 深い河を書くのに大きな影響をおよぼしたというジョンヒックの宗教多元主義買った
3000円とか高すぎww 持っている本・海と毒薬 悲しみの歌 侍 わたしが・棄てた・女 父親 夫婦の一日 結婚
ひとりを愛し続ける本
今回購入した本・人生の踏み絵 イエスの生涯 深い河 留学 砂の城
尼の古本で灯がうるむ頃と一・二・三!と怪奇小説集も購入する予定 沈黙忘れていました
大昔読んで古本屋に売ったきりです
購入して読みます 深い河って大学生の頃読んですごく感動した覚えがあるんだが、今読んでもあんまりジーンとはこなかった
あれこんな話だったっけ?!って思った 昔読んだ角川文庫のぐうたら生活入門が書店にあったので買ったけど薄いのに600円は高い
テレーズ・デスケルヴも文庫で1100円もした 深い河を読み終わった
涙が止まらなかった
沼田は先生そのものなんだろうね
満州の犬・犀鳥・九官鳥
そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
大津の生き方=キリスト的な生き方
の解釈で合っている?
終わり方にショックを受けた >>318
補足
>満州の犬・犀鳥・九官鳥
>そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
動物のエピソードのこと
何度か他の話でも出てくる 話の舞台がインドで
ガンジス川界隈の話で終わるというのが、なんか意図がありそう
舞台がフランスでセーヌ川のほとりで終わるとか
舞台がエルサレムあたりでヨルダン川界隈の話で終わったらだいぶ意味が変わってくる 最近たまたま読んだ本で、あるプロテスタントの牧師が宗教多元主義を全否定していて笑った 遠藤周作と三浦綾子の違いを例えると
遠藤周作は自分の着古したコートについて、シミやほつれのことまで語っていて
三浦綾子は最近買った服について、デザインや購入にいたった経緯について語っている 三浦綾子は昔好きでよく読んだけど登場人物の心が綺麗過ぎて現実感が無いんだよね
遠藤周作の登場人物は人間臭い ミッション系の大学へ行き、遠藤周作という作家を知り
いろいろな経験をし、ついにクリスチャンになりました なんかビートルズのアンソロジーみたいな感じするなあ
発表されなかったことにはそれなりの理由があるわけで、ゴミ箱の中をあさるようなマネはアーティストに対するボウトクである
とだれかが言ってたよ 読んだ感想 マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン >>336
積読になっている
明日ちゃんと読んでみるよ カトリックの宣教が始まりのカクレキリシタンが、鎖国終わってもカトリックに戻らなかった理由は、隠れてもいない、キリシタンでもない、カクレキリシタンというものになっていたからだ
という人もいるけど、現代の在日ブラジル人やなんかも同じかな
ポルトガルの植民地だったことを考えるとカトリックのはずなんだけど、ほとんどのブラジル人は日曜日にカトリック教会じゃない教会行ってる こいつはキリスト教キチガイすぎて今ではもはや評価されなくなった小説家だな
その辺はソ連崇拝の宮本百合子と似ている >>338
カトリックじゃない教会とは?
例えば プロテスタントとかか? >>341
そうプロテスタント系
evangelicalと書いてあることが多いから、プロテスタント系の福音派だと思う 遠藤周作が深い河創作日記で書いてる「今のわたしはプロテスタント的である」って言葉って、宗教多元主義的な考え方してるって意味じゃなく、信仰義認のこと言ってるんだな
クリスチャンになって初めて分かったよ 遠藤周作の短編で一回だけラジオで聴いたのがあるんだけど、どうしても思い出せないのでわかる方いれば教えて頂きたいです
・大学?の机の中に手紙を入れてそこから男女が付き合う話
・男が日中、女が夜間に通っていた(逆かも)
・最後は女性が交通事故で死んでしまう
情報少なくてすいません >>345
「青い果実」です
講談社文庫の「結婚」に入っています
舞台は高校で、主人公の吉岡努は高校生で、浜田千代子は昼間ビール工場で働いて夜間の高校に通っています
古本で買えるので探してみてください
表題作の結婚も面白いですよ、結婚に対する価値観が今と違いますが…
「集団就職」もいい話です >>346
昔ラジオで聞いて思い出せずにいたんです。
本当にありがとうございます。
文庫も買ってみようと思います。 今日「おバカさん」を本屋で見つけたので買った
昔々買ったけど引っ越す時に売ってしまって後悔していたので嬉しい >>327-329
これ買ったけど私はまだ読んでいないしここに誰も感想を書いてないね 「影に対して」未発表なのが納得出来た
つまらなくはないが、遠藤作品としては出来が悪い 遠藤周作という人はちょくちょく俺の人生を横切る人だ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202105170001136.html
フジテレビ遠藤龍之介社長が副会長就任 金光修氏がフジMHDと社長を兼任
[2021年5月17日21時8分]
フジテレビとフジメディアホールディングスは17日の役員会で、遠藤龍之介フジテレビ社長(65)がフジテレビ副会長に就任し、
金光修フジ・メディア・ホールディングス社長(66)が、両社の社長を務めることを内定した。
関係者への取材で分かった。来月の株主総会を経て正式に決定する。
遠藤氏は約2年で、フジテレビの社長を交代することとなった。
遠藤氏は編成として時代劇などを担当。広報担当としてライブドア事件などの処理に当たり、19年6月、社長に就任した。
96年に亡くなった芥川賞作家の故遠藤周作氏(享年73)の長男。
金光社長は編成で「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」などを担当。
19年6月にフジ・メディア・ホールディングス社長に就任していた。
◆遠藤龍之介(えんどう・りゅうのすけ)1956年(昭31)6月3日、東京生まれ。
81年慶大文学部を卒業して、フジテレビ入社。01年7月編成制作局編成部長、03年6月広報局広報部長。
06年6月広報局長。07年6月取締役。10年6月常務取締役。13年6月専務取締役。
17年6月専務取締役、社長補佐等担当。19年6月代表取締役社長。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/img/202105170001136-w1300_0.jpg やっぱ、遠藤周作の母親と ヘルツォーク神父はデキてたんか?? 中学生の頃、遠藤先生は朝鮮人だと思っていた
狐狸庵だからな 小学生の時に初めてハマった作家
数年に一度、読み返して癒されてます
シリアスも含めて、親近感の塊。 は用心しすぎだろ
この人から害を被ったことは無いぞオレ
なんの恨みも無いわ、むしろ膠着状態に来てくれて本当に有難い
怒鳴りつけたのは20年たまりにたまっていた怒りが爆発したから
良かったじゃないですか現場じゃなくて 深い河を読み終わった
涙が止まらなかった
沼田は先生そのものなんだろうね
満州の犬・犀鳥・九官鳥
そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
大津の生き方=キリスト的な生き方
の解釈で合っている?
終わり方にショックを受けた >>363
そんな感じだと思うけど、遠藤周作の考え方にはキリスト教より、他力本願・念仏を旨とする浄土真宗が合ってた気がする
まあ大津のようになりきれない自分の中途半端さを作者本人が感じていたのかもしれないが。 「同伴者イエス」がテーマの一つだと本人がなんかに書いてた気がする 私のイエスに
「私は、いつか小説に書きたいことがある。同じ神学校で同じことを教えられた、違った国籍を持つ二人がいる。祖国同士が戦争を起こし二人は戦場で遭遇し、銃を向け合わなくてはならない状況になったら二人はどうすればいいか」
って書かれてたんだけど、これは小説になったの?