【深い河】遠藤周作【沈黙】
小学生の時に初めてハマった作家
数年に一度、読み返して癒されてます
シリアスも含めて、親近感の塊。 は用心しすぎだろ
この人から害を被ったことは無いぞオレ
なんの恨みも無いわ、むしろ膠着状態に来てくれて本当に有難い
怒鳴りつけたのは20年たまりにたまっていた怒りが爆発したから
良かったじゃないですか現場じゃなくて 深い河を読み終わった
涙が止まらなかった
沼田は先生そのものなんだろうね
満州の犬・犀鳥・九官鳥
そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
大津の生き方=キリスト的な生き方
の解釈で合っている?
終わり方にショックを受けた >>363
そんな感じだと思うけど、遠藤周作の考え方にはキリスト教より、他力本願・念仏を旨とする浄土真宗が合ってた気がする
まあ大津のようになりきれない自分の中途半端さを作者本人が感じていたのかもしれないが。 「同伴者イエス」がテーマの一つだと本人がなんかに書いてた気がする 私のイエスに
「私は、いつか小説に書きたいことがある。同じ神学校で同じことを教えられた、違った国籍を持つ二人がいる。祖国同士が戦争を起こし二人は戦場で遭遇し、銃を向け合わなくてはならない状況になったら二人はどうすればいいか」
って書かれてたんだけど、これは小説になったの? この壮大なテーマの冒頭に、作者は、「焼き芋〜 焼き芋〜 ほかほかの焼き芋〜」という一言葉を選んだ。 遠藤周作は1970年代後半、高校生の時にはまった作家
『白い人』や『海と毒薬』、『わたしが・棄てた・女』や『さらば、夏の光よ』などの小説、
さらにはぐうたらシリーズなどエッセイも含めてかなり読んだが、
大学進学で上京後は読まなくなったし、本も実家に置いてきて手許にない
先日、近所の書店に新装版の『深い河』(>>370)があったので、購入した
数十年ぶりの遠藤周作だが、さてどうか 遠藤周作のスレはあるのに同じクリスチャンの三浦綾子はないのか
最近ハマった 文学板自体が人少ないからなー
三浦綾子で思い出した
氷点て原罪がテーマとか言ってる人いるけど、たぶんその人原罪の意味わかってないし、クリスチャンでないと思う 三浦綾子は一つも読んだことがないが、
最近『細川ガラシャ夫人』新潮文庫を買った
大河ドラマの主役になってもおかしくない人物で興味があったし、
表紙カバーが美しかったから 三浦綾子と遠藤周作は直接ではないけど
軽く批判しあってたな 三浦綾子はプロテスタント、遠藤周作はカトリックだから対立は必然 遠藤周作の手記みたいなやつにはたまぁに三浦綾子出てくるよね
俺の読んだ限りの手記には三浦綾子に否定的なことは書いてなかったけど 遠藤周作の記録が残されていなかった短編小説 見つかる
「沈黙」などの作品で知られる作家、遠藤周作が、デビュー後まもない時期に発表したものの記録が残されていなかった短編小説が、
遠藤周作文学館などの調査で見つかりました。
専門家は「後の作品に影響を与えた貴重な作品だ」と話しています。
見つかった作品は「稔と仔犬」というタイトルで、著作目録などには記録がなく、これまで研究者の間でも存在が知られていませんでした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/k10013394911000.html >>383
この「稔と仔犬」は、来年2月に出版されるということです。 もうこれ以上ゴミ箱あさるようなまねはやめてくれ
遠藤周作より >>382
立派なキリスト教徒だけど生真面目すぎて偽善的になってる
と言うのと
信仰を忘れ世俗的利益(金と名誉)に走ってる
という、あくまで「そんな感じ」の文を互いに見た気がする
直接言い合ってるんじゃなくて、さりげなく匂わせるみたいなのは見たことがある。
どこでと言われても答えられないけど。
三浦は旦那が神父で、文筆で稼いだ金、全部献金状態だった。
ただ戦中、学校の先生で、戦争大賛成の人で、教え子を何人も戦争に送った罪悪感でキリスト教徒になったという
ここらへんの極端な振り幅が見方によっては 三浦の旦那は郵便局員じゃなかったっけ
クリスチャンになったのは戦争に送った罪悪感じゃないよ のちに旦那になる彼氏がクリスチャンだったというのは手記に書いてあったな >>386みたいな全部嘘のレスってどういう理由で書き込んでるんだろう
不思議だわ 7年間小学校教師をやってたのにどうやって生徒を戦争に送り込めるんだろう >>391
いや単に無意識的に記憶を変形・創作してたのかなあ
自分でも不思議だわ
40年は長いな〜www https://mainichi.jp/articles/20211228/k00/00m/040/132000c
長崎市遠藤周作文学館は28日、
潜伏キリシタンを描いた小説「沈黙」などで知られる作家、
遠藤周作(1923〜96年)の未発表戯曲3本の原稿が見つかったと発表した。
いずれも遠藤が生涯のテーマとした「日本人とキリスト教」について描かれており、
関係者は「遠藤文学の神髄を伝える貴重な作品」としている。
見つかったのは、「善人たち」(清書原稿124枚、草稿25枚)▽
「戯曲 わたしが・棄(す)てた・女」(清書原稿105枚、草稿22枚)▽
「切支丹(きりしたん)大名・小西行長 『鉄の首枷(くびかせ)』戯曲版」(清書原稿117枚、草稿28枚)。
使用された原稿用紙や遠藤の日記などから、
執筆時期は「鉄の首枷」が75年以降、他の2本は79年ごろと推定される。
「善人」以外は、遠藤による小説がある。
文学館では昨年、遠藤の未発表の中編小説「影に対して」の原稿が見つかっており、
全ての所蔵資料を再調査したところ、3本が未発表と分かった。
未発表の理由は不明。いずれもタイトルはなかったが、出版が決まったため遺族らでつけたという。
3本のうち「善人たち」は、米ニューヨーク州オールバニを舞台に、
神学校に通うため渡米した日本人青年とその周囲の米国人一家を描く。
遠藤自身の戦争体験やフランス留学の経験などが色濃く反映され、
人種問題や戦争とキリスト教など、遠藤文学の主要なテーマが凝縮されている。 最近新発見みたいなの多いな
また三田文学に載せるのだろうか まいったなあ、ゴミ箱あさるようなまねはやめてくれないか
発表しなかったのには理由があるんだ
遠藤周作より ほんと、自分がゴミ箱漁らる立場だったら泣きたくなるわ。
登校したら、大学の教会が人で溢れてるから「何だろう?」と思ったら、遠藤周作の葬儀でビックリしたあれから四半世紀。自分も今年から急に老眼が始まったオッサンになりましたわ。 いま遠藤訳モーリアックの『愛の砂漠』を読んでいる
昔『テレーズ・デスケルー』を読んだが、どちらも読みやすい良訳だ
小説自体はおそろしく暗いけれど 日本人にとってキリスト教とは何か
遠藤周作「深い河」から考える
若松英輔
↑これ今読んでるんだが、まあまあおもしろい
「人生の踏絵」にも出てくる「人生と生活は違う」って言葉の解説がしてあってナルホドって思った 三浦綾子の未発表の詩が見つかったんだそうな
遠藤周作といい三浦綾子といい、もう未発表にハアハアするのやめた方がいい気がする
宮沢賢治の銀河鉄道の夜だって生前未発表だから一概には言えんとこもあるけど あれだけ社会的成功をおさめた遠藤周作が晩年、自分をヨブ記のヨブにたとえていたのは宗教の気持悪さ。 >>404
奥さんが死んだりもともとカリエスだし
晩年の密着取材映像みたいので
若い記者にキレてた狐狸庵先生らしくない姿を思い出すと
そう思ってたのかもしれない
どんなに成功しても健康が侵されると全て意味がないな ヨブ記って、信仰深いヨブさんが悪魔からものっそいイヤがらせ受けて信仰失いそうになったけど、なんとか持ちこたえてより一層めでたいことになりましたって話だったよな
それと自分の今を重ねてるんだよ
健康じゃなくなって苦しい思いをしてく時に、信じるものがあるって幸せなことだと俺は思うぜ まっ結果的な筋としてはめでたしめでたしだけど
主となるテーマはまったく非が無い生活をしている人が
苦しみだらけの出来事にばかり見舞われるのはどういうわけなんだ
ということだよ
ヨブ記が象徴的に取り上げられるのもこの点でね 稔と仔犬 青いお城
遠藤周作初期童話
遠藤 周作 著
単行本 46変形 ● 228ページ
発売日:2022.02.28(予定)
予価1,870円(本体1,700円)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309030265/ しかし人いねーなww
では最近思うことを一つ
「カクレキリシタンは江戸幕府の激しい迫害にあっても信仰を守り通した」というのは、遠藤周作が作ったイメージ
彼は小説家だからそれは別にそれはいいんだけど、実際のカクレキリシタンが信じていたものはキリスト教の教理からはかけ離れたものだった
カクレキリシタンはクリスチャンなのかどうかはちょっと注意したほうがいい
まあ日本に布教したのがカトリックだから教理がズレてるのは仕方ないとこもあるが… 隠れキリシタンの信仰が、キリスト教とかけ離れてたって、まさに遠藤周作が書いてきたことそのものじゃないか ちょっとズレてるなーくらいの書き方じゃなかったかなあ
沈黙に出てくるオラショ
農民が宣教師に「オラショを唱えてくだせぇ」って言うやつ
このオラショが実はグレゴリオ聖歌であることを突き止めた人が少し前にNHKに出てて驚愕した
バチカンまで長い間行って調べた結果、分かったらしい
その人はそれから洗礼受けてクリスチャンになったみたいだけどな
導きってやつだなと思った ずっと昔、遠藤と大江健三郎が銀座のバーで一人の美人ホステスを巡っての恋のさや当てで?殴り合い寸前まで行ったとか。 その揉め事にはホステス関係ねえなw
無知が無理して話題作りに必死で草 >>427
お前がろくに本を読んでないだけ
それについては安岡章太郎が書いている
若くても読んでいれば知っている >>428
俺もウィキその他のネット情報を見て言ってるだけだが、
じゃあ真相は?? >>430
俺はお前みたいなチマチマした人間じゃないので
細かいことにあんまり興味ないんだよ。 >>431
だからデタラメばっか書き込んでゴミみたいな人生送ってんだろう
周りがみんなチマチマ頑張ってるのに陰口を叩きながら
自分は宝くじでも当たりますようにと願っているようなカスなんだろうw
な、カスw >>432
人には分というものがあって、お前はチマチマを専門に拾ってろ。 >>433
ブ?貧乏臭い部屋で屁でもこいてろよゴミw お前の屁が出ないならお前の死期が近いんだよw
鏡と会話してるつもりなのか、アスペかよw やっぱつまんねーなお前
話になんねーから本くらい読めよゴミ 生誕100年か
三島由紀夫より年上だったんだな
高校生の頃、講談社から出ていた遠藤周作文庫を愛読した
今はその本は一冊も手許にないけれど 遠藤作品を初めて読んだ感想 白い人
表現がきれい
変な性癖がありそう 遠藤周作文庫のA10, A11, A12って出版されたんですか? 遠藤周作と同じような作家、ほかにおすすめあれば教えてください。
登場人物に人間臭さがあって心情描写がしっかりしてるような。 >>447
反共同士でもあり、遠藤と親しかった阿川弘之。 大江健三郎は第3の新人のなかでは安岡と吉行とは仲がよく、
遠藤、阿川とは犬猿の仲だった 自分を持ち上げてくれる人とばかりつるんでいるって感じ。 >>447
>反共同士でもあり、遠藤と親しかった阿川弘之。
遠藤さんが反共だったかどうかは詳しくないが。反精神分析だったのは北杜夫との対談で読んだこと
ある。北杜夫は精神医学者だし精神分析にも作家を知る方法の1つとして意味はある、という言い方
をしたら、遠藤が猛然とそれまでのまさしくグウタラなモードから変わって反論しだしたのを覚えてい
る。今思えばあそこまで精神分析を否定する必要あったのかと思うくらいの調子だった。
遠藤周作の狐狸庵ものは楽しませてもらったが、一見グウタラでありながらそうではない堅いところ
もあった。精神分析否定はその典型で、しかし精神病の作為体験とかがあって苦しんでいる人もいる
事に関してどう言っていたか記憶にない。精神分析をやるしかない事例だってあるんだし。もしや
今思えば『存在と無』でのサルトルに同調したかもしれない。あそこでサルトルは無意識を否定。
当然精神分析も否定。しかも後からはそれを撤回する。あれで『存在と無』が「20世紀哲学の金字塔」
とよく言われるはないだろうと思うが。サルトルのあそこでの展開を鵜呑みにしてそのままだったのか
という疑いもある。最後のフローベール論ではサルトルは精神分析全開なんだけど(笑)