新吉村昭の世界
494 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:5) :2012/12/19(水) 18:22:08.80 ID:ketTCius ?2BP(333)
書斎さん、文学板のこのスレ知ってる?
トリなしの書斎魔神がずっと一年以上前からアニメの話しているんだけど。
新吉村昭の世界
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1320847442/
288 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/23(日) 09:44:43.30 ID:bkiulCZj
年末に来て大乱歩スレも低迷中だな。
>>284
スレの存在さえ不知。
最近は全くご無沙汰しているけど、
文学板は「何でもあり」な2ちゃんの特色を顕現したような場だから、
こんなスレでも許容されているのかなとは思う。
俺は長年に渡る吉村昭先生の愛読者だが、「冒涜している!」とかマジで
騒ぎ立てる方が、あの板では野暮天ということなのかもしれぬ。
君は「羆嵐」「高熱隧道」とか読んだ?
絶対的なお薦め本だ。 ttp://www.asahi.com/national/update/0611/TKY201306110046.html
天皇陛下、東京で企画展観覧 ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130611-OYT1T00667.htm
天皇陛下、吉村昭氏の災害文学企画展を鑑賞 ここにいるの、本物の書斎さんかもなあ。
書斎さんは、古いアニメとか漫画、好きだし。 >>370
内容は、よっしー先生の推理だけど、もし事実なら戦慄するね。
たった1人のバカのせいで巨大戦艦が瞬時にあぼ〜んしちゃったわけだから。 お前ら暑い中に
ビールがうまい
ドライブ熱中症注意 NHKの歴史何とかヒストリア見て、
「日本医家伝」を読み直し始めた。 あけましておめでとう。
地味に文庫新刊、ムックの改訂版、電子書籍版が出たりしてますね。
全集期待age 故吉村昭氏新書を販売中止=妻津村さんの了解得ず
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000008-jij-soci 津村節子が、河出の池澤夏樹マンセ−の流れに対して不快感を
露にしたってことかもね。
河出にとっちゃ、相当こたえるパンチではないか?
ミスした河出がいけないんだろうが。
貧すれば鈍す? 短編の「遠い幻影」は読み応えあり。
極秘扱いされていた鉄道事故を吉村先生が追う話。 吉村作品は事実を朴訥に書き連ねていく。
お勧めは、『漂流』
ほかに読んだのは
『破獄』(読売文学賞)
『冷い夏、熱い夏』(毎日芸術賞)
『天狗争乱』(朝日・・賞)
最近注目されたのは、三陸の津波を題材にした作品。 回り灯籠の、酒が入ると相手の頭を平手で叩く小説家Y氏って山岡荘八かw 戦艦武蔵
大本営が震えた日
陸奥爆沈
羆嵐
ポーツマスの旗
海の史劇 逃亡
破船
少女架刑
総員起シ
羆嵐
光る雨
が好き。
逃亡はとてもミステリアスで、あっという間に引き込まれた。 >>388
漂流読み始めたんだけど、鳥島ついた時点で絶望しかなくて泣けてきた。鬱すぎるだろなんだよコレ。
俺は赤い人がオススメ 最近、長英逃亡を読んだんだけど
逃亡→知り合い友人宅に匿って貰う→次の逃亡→次の知り合い友人宅に匿って貰う
という同じことの永遠の繰り返しでとくに劇的な展開がなく
ちょっと物足りなかったかな 「海も暮れきる」もえがった
最初は何のこっちゃと読んでるうちにすっかりその世界に引き込まれてる 北海道を舞台とした二作「羆嵐」「破獄」を読んだのですが他にも北海道を舞台にした作品はありますか? 「赤い人」があるな。
監獄の囚人が北海道開拓に使役される話。 総員起シ
乗組員の遺書が泣けるが「小生生涯女も知らず」の一言
だけ書いた遺書で脱力したw 【北海道】400キロのヒグマを駆除、「こんな巨体見たことない」©2ch.net
1 :シャチ ★ 転載ダメ©2ch.net:2015/10/06(火) 20:31:43.18 ID:???*(10月4日付け) 北海道民友
9月26日、紋別市上渚滑町立牛のデントコーン畑で、体重400キログラムのオスのヒグマが駆除された。
冬眠に備えてデントコーンを食べ、そこで寝るという日々を繰り返していたらしく、かなり太った体格だった。
2人組で駆除に当たったハンターの1人は「50年やっているが、こんなに大きなクマは見たことが無い」と驚いている。
市内では他に、渚滑町宇津々と藻別でも推定350キロ以上の巨大ヒグマの足跡が確認されていて、
紋別市は猟友会の協力を得てパトロールを実施するなど警戒している。
今年は国内最悪の獣害とされる三毛別羆(さんけべつ・ひぐま)事件(1915年12月、7人死亡・3人負傷、
北海道・苫前町)からちょうど100年。このときのヒグマは体重340キロで、今回の巨大クマはさらに大きい。
なお紋別市民会館2階ロビーに展示されているヒグマの剥製(北米・アラスカで駆除)も、
体重が400キロだったと記されている。
ハンターの1人によると、デントコーン被害によるヒグマ駆除依頼を受けて現地を確かめたところ
予想以上のひどさだったため、仲間を呼んで2人態勢で臨むことにしたという。
残っていたデントコーンをコンバインで刈り取ってもらい、ヒグマが隠れているエリアを狭めていったところ、
突然、巨大なクマが飛び出してきたという。そこで猟銃を撃ち、命中させた。
ユニックで吊り上げて測定したところ、体重はちょうど400キロ。このハンターが10年前に仕留めた
310キロのクマを優に超える新記録となった。「巨大ヒグマを捕った」との話題は地域を駆け巡り、
集まった大勢の人たちも、その大きさに驚いたという。
http://livedoor.4.blogimg.jp/dqnplus/imgs/7/9/795e3085.jpg 高野長英に関しては、真山青果の名作戯曲『玄朴と長英』があるから、
吉村昭にとっては厳しい。 Kindleで安くなってたから買った
読むの楽しみ もう2月だけど、今年に入ってから誰も書き込んでなかったというw http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016020502000244.html
http:// archive.is /MQ7iZ ※スペース部分つなげてください(魚拓的なもの)
荒川区に吉村文学の城 来春開設 自宅書斎も忠実に再現
2016年2月5日 夕刊
「戦艦武蔵」などの記録文学で知られる作家吉村昭さん(二〇〇六年没)の記念文学館や、
緑の中で本が読める図書館などが入るユニークな読書施設を東京都荒川区が来春開設する。
区が四日発表した新年度予算案に整備費四十三億三千百二十九万円が盛り込まれた。
(中村信也)
この施設は「ゆいの森あらかわ」。
一四年度から三カ年の整備計画で、都電荒川線荒川二丁目停留所近くの
四千百平方メートルの敷地ですでに工事が進んでいる。総工費は約六十億円。
地上五階、地下一階で延べ床面積は一万九百平方メートル。
植栽を施した読書のできるテラスや壁を本棚で囲んだホールなどがある。
新国立競技場のデザインを建築家隈(くま)研吾さんらとともに担当する梓設計が手がけた。
座席数は、区立図書館では最多の約八百席。ホールは、催しに使わない時は閲覧席にする。
蔵書数は開架・閉架が各三十万冊。絵本館や子どもの遊び場、
借りない本も持ち込めるカフェも設置する。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1322b9cf791dd10729e510ca36a73322) >>405
吉村昭記念文学館は二〜三階の一部に入る。
特製の長机に資料を広げて執筆していた吉村さんの自宅書斎(三鷹市)を忠実に再現する。
書物などは、区に没後寄託された実物を、本棚にあった通りに配置。
椅子に座ることもでき、臨場感を味わえるようにする。
吉村さんは一九二七年に今の荒川区東日暮里で生まれ、
空襲で焼け出される四五年まで区内で暮らした。
区内の寺院や喫茶店が登場する小説やエッセーもある。
複合施設準備室の堀裕美子室長は「学芸員の立ち会いで資料の閲覧も可能にしたい。
書斎に座って本棚を眺めれば吉村さんの頭の中が想像できます」と話す。
<吉村昭> よしむら・あきら(1927〜2006年) 作家。
東京都荒川区内の東京市立第四日暮里尋常小(現ひぐらし小)、
東京開成中学(現開成中学)を卒業。学習院大中退。
徹底した取材にこだわり、簡潔な文章と丹念な描写で知られた。
1966年、「戦艦武蔵」がベストセラーに。ほか代表作に歴史小説「破獄」。
没後の東日本大震災で「三陸海岸大津波」が注目された。
本紙連載小説に「彦九郎山河」など。妻は作家津村節子さん。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/images/PK2016020502100153_size0.jpg
吉村昭さんの書斎。「ゆいの森あらかわ」にできる
吉村昭記念文学館には本の並びまで忠実に再現される=荒川区提供
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/images/PK2016020502100154_size0.jpg
地図 吉村昭と言う人は
非常に恵まれた環境で本を書けた人だよ
どうして書けたんだろなあ
戦艦武蔵
なんてのが。
取材対象にインタビュー料払ったんだろうかね? 経歴見ると
まあ、恵まれた凡才が運よく処世が成り立って、
いろいろな作文が完成したっていうとこじゃないかなあ 高熱隧道、読んだ!面白かった。
淡々としてるところが好きだなぁ こんな年明け早々から見渡せば司馬遼太郎没後20年ばかりですね。
よっしー先生の没後10年がまだ出てこない。
一般受け度の違いからしたら仕方ないけど、
地味でもいいので質の高いものを年内にいくつかお願いします。
司馬さんみたいに派手に持ち上げられることは全く望んでいないんだけど、
今年やっぱり再注目されてほしいなあ。 吉村さんの作品は静かに
読み続けられて行くと思うよ。
お祭りは要らない。
それでいい、と思う。 歴史小説家としては司馬遼太郎さんより吉村昭さんの方が好きだなあ
司馬さんは脚色が過ぎるきらいがある 主観的すぎるよね。読み物としては面白いけど、歴史を知る事にはならない。吉村昭はその時本当に何が起こったのか事実の一端を知れるよね。 吉村さんの削ぎ落としたストイックさは
歳を重ねるほど良さが分かってくる。
司馬の派手さ・主観で歴史を弄る
傲慢さは鼻に付いてくるんだよ。 そう、削ぎ落とした透明感がたまらないし、
あと長く純文学をされてきた方だけあって文章の繊細な美しさも大好き。 デビュー当初の司馬は『梟の城』「ペルシャの幻術師」「果心居士の幻術」といった伝奇小説を書いていて
吉村昭は「少女加刑」「星への旅」「透明標本」といった幻想的な作品を書いていた純文学作家です。
だから司馬が話を作るのは仕方ない。
あれは史実を材とする通俗的なお話なの。 あれは敗戦で自信喪失をした高度経済成長期サラリーマン向けのおとぎ話。
だから本質的には革命方針をめぐる卑劣な同志粛清劇に過ぎない西南戦争や
博打同然の無謀な戦争を人命軽視の肉弾戦で勝利した日露戦争も美化される。
まあ、あの種のファンタジーを好む人が多いという事です。
西南戦争で勝利した集団が後の対外戦争に勝利したという史実を派手に飾り立てた。
ただ、その集団の後裔が起こした大東亜戦争とその破局は絶対に書かれない。
勝った戦争は正しく誇らしい、負けた戦争は間違いで惨めだから。 吉村作品、海外で訳されているの数はそんなにないみたいだけど、
米Amazonで評価高いのが幾つかあって、そりゃ面白いよなあと嬉しかったです(^^)
訳も良いものなのかな。
http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_noss_2?url=search-alias%3Daps&field-keywords=akira+yoshimura
破船は私もすごく好きな作品だけど、仏Amazonでも高評価だった。
One man's justiceって何か分からなかったけど、「遠い日の戦争」ですね。多分。
なんで他のじゃなくてこれがと思ったけど題材ですね。
未読だけど、ここのレビュー読んでて(英語苦手なので少しだけ)読みたくなった。 あれで速筆ってのがすごいよな
情景描写ほんと好きだわ いやあ
漂流
買って2日で読んじゃった。
仕事もあったのに..
ほんとうに面白いな
映画化したのあったっけ? ググッたち1980年にもうしていたんだ
でも随分ストーリー変えちゃってるなあ 吉村昭 - 漂流 (新潮文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/410111708X/
『漂流』は、吉村昭の長編小説。1975年に『サンケイ新聞』で連載され、加筆訂正の後、1976年に新潮社から単行本が刊行された。天明年間に船の難破で伊豆諸島の鳥島へ漂着し、12年に及ぶ無人島生活の後に故郷へ帰還した土佐の船乗り・長平の史実を基にした物語である。 >>428
これが映像化されているなんてワクワクだ
今日こそ借りたい >>429
映画版を調べたところあまり評判よくないみたいよ 検索したらレビュー三つしかないけどみんな褒めてたけどなあ
レンタル在庫なしがずっと続いている。4・5日前は一か所だけあったのになあ 「総員起シ」の艦内の写真って怖いもの見たさで見てみたい。どっかに無いかな? >>432
こういうのじゃないの?
ttp://ona.blog.so-net.ne.jp/2014-05-13
飯食いながら探してたら後悔しちゃったよ 「羆」収録の「ハタハタ」のモデル地ってどこだと思います? 新潮文庫「羆」「海馬」がいつの間にか復刊したんですね。
引越しで手放して以来読めました。
吉村先生の短編は秀逸なんだけど
登場する男みんな喫煙者ってところが。
タバコは吉村文学のマストアイテムか! 今日は、吉村さんが亡くなってから、ちょうど10年。
東京の方角へ向いて献杯をした。 吉村昭や松本清張のような老練で静粛性を持ちつつ惹きつける文体の作家は今はいないよな
純文学、エンタメ小説、ジャンル小説と全ての文学のレベルは間違いなく平均的には上がってるがその影で消えていくタイプの文学があって悲しい 吉村昭も行ったけどたいして何も無かったようなこと書いてなかったか >>441
文章にクセがないね。
司馬さんの文章は少しクセがある。 ブックオフで鯨の絵巻をゲット
蜜蜂乱舞が出てきて欲しいんだけどなかなか見つからない >>441
淡々と出来事を読んでると空気を噛み締めてるような気分になるな
おぞましい描写も簡素なんだけど、却って皮膚から染み込むようなゾワゾワした感じがある 吉村昭の最後は一種の自死なのかセルフ安楽死なのか自然な尊厳死なのか
なんにせよ死に様まであまりにも作家吉村昭らしい 若いとき、唯一好きな作家というぐらい好きだったけど、考えたら
取り上げる題材がコンビニ本と重なってる感じもする
ヒグマ襲来とか江戸時代の難破、無人島サバイバルとか、そして
戦争・兵器の話とか
文学鑑賞の体裁でワクワクできるから売れてたとも言えるんじゃ
司馬遼太郎も、駆け出しだった時期の作品には読者サービス的な
桃色シーンが多かったってレスも見たことがある 吉村昭が面白いのは、ガッツリした取材とそれを繊細にかつ淡々と書き上げる実力だと思うが… ドラマ特別企画「破獄」
放送日時未定 テレビ東京
出演:ビートたけし
http://www.tv-tokyo.co.jp/hagoku/ >>451
没後10年を過ぎても作品がドラマ化されるのは、とても嬉しい。
たけしさんが演じる看守が主役というところが、興味深い。 知らなかった。楽しみですねえ♪
NHKの緒形賢版も面白かったですよね。 >>446
関東大震災はまさにその感覚だったな
あの淡々とした事実が >>457 学習能力のなさに沈黙しきりだと思う。
先人たちがいろいろ伝承してんのに、と。 日本残酷物語の北海道開拓時の囚人話を読んで赤い人を久々に読み返した
相変わらず粛然となるね >>458
なるほど…それはありそう
紙芝居の方はあの時もちゃんと逃げ切ったらしいしなあ テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画『破獄』(4月12日 後9:00