未邦訳の海外文学の傑作を語るスレ
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ミルハウザーはスタイルもボリュームも違うんだけど、 都会版フォークナーのような気がしてならない。 『金瓶梅』の完訳というものが、あるにはあるらしいんだが、マイナーなエロ本専門出版社から出ており、その会社に直接注文するしか入手する方法は無いらしい。 訳の良し悪しはともかく、書店やアマゾンで取り扱ってくれ。 『金瓶梅』なんかそんな妙なことするより香港から原書を入手すりゃいいのに。 英語とかスペイン語ならともかく、金瓶梅を原書で読む気にはならないなぁ… >>160 読もうと思えば読めるみたいな書きぶりには笑うなぁ・・・ 金瓶梅なら、えっぐ〜〜〜い挿し絵付きでなきゃなぁw 未邦訳だが傑作らしい海外文学 って括りにしないと、さすがに話題が続かないでしょう 原書で読める人なんて限られてるんだから >>160 エッチな本は中国語のままの方が興奮するのだ なまめかしい行為も全部漢字なので印象が強烈なのだ 未邦訳ではないが、邦訳された時が検閲が厳しく発禁になるのを恐れてきわどい部分を 曖昧に、何だか判らんように訳されたものは新しく邦訳して欲しい。 例えば、 ピエール・クロソウスキー 「ロベルトは今夜」 哲学的ポルノか、ポルノ的哲学か微妙だが、1960年代の邦訳は部分的に相当ぼかしている。 こんな良いスレがあったとは気づかなかった >>86 で言及されたジョン・ケネディ・トゥールの『間抜け連合』はフランス語訳で読んだけど傑作だったよ。笑った。 フランス語版で色んな国の文学作品読んでるけど、邦訳が出てなくて面白い小説は案外イギリスに多い印象。 Robert McLiam WilsonのEureka streetとか、なんでこんなに面白いのが日本で紹介されないか謎すぎる。 >>175 John Kennedy Toole "A Confederacy of Dunces" 面白そうですね。英語ならなんとか読めるかも。がんばってみようかな。 Kindleヴァージョンもあるみたいだし。 >>176 ぜひ読んでみて 他にも未翻訳の面白い小説があったらぜひ紹介してくださいね ドン・デリーロが現代の小説の傑作として挙げた5冊 ウィリアム・ギャディス『JR』 トマス・ピンチョン『重力の虹』 ノーマン・メイラー『ハロッツ・ゴースト』 ロバート・クーヴァー『公開火刑』 コーマック・マッカーシー『ブラッド・メリディアン』 邦訳が出てるのは重力の虹とブラッドメリディアンの2冊だけ 最も難物であろう重力の虹は2度も翻訳出てるのに 出版はされてなくても、個人のサイトとかにあったりするね 検索していて、たまに引っかかる 「小説家になろう」とかで「翻訳」で検索すると翻訳作品にでくわす ウィリアム・ギャディス 『JR』(JR, 1975) フォークナーの全集ってでているのか いくつか持っているけれども日本語版をみかけたことがない ヘミングウェイも全集はでているかどうか疑わしい 英語版にはヘミングウェイ短編全集がある フォークナー全集は冨山房から、ヘミングウェイ全集は三笠書房から出たが、今は絶版。 古書を漁るしか入手できない。文庫化されていない作品は全集を読むしかない。 * 翻訳のまとめ(’13 冬) ーしんすけ http://kakoudo.blog5.fc2.com/blog-date-201303.html ■カーソン・マッカーラーズ/Carson McCllers -『マダム・ジレンスキーとフィンランドの王さま』☞ (全部) "Madam Zilensky and The King of Finland" ■デイヴ・エガーズ/Dave Eggers -『ジャンプを測る』☞ (1/3), (2/3), (3/3) "Measuring the Jump" ■デヴィッド・フォスター・ウォレス/David Foster Wallace -『やけどの子供たち』☞(全部) "Incarnations of Burned Children" -『環状システムに関する僕の好奇心の目覚め*』☞ (1/2), (2/2) "The Awakening of My Interest in Annulars Systems" -『鳥たち*』☞ (1/2), (2/2) "Several Birds" ( * …文芸誌に掲載されていた "Infinite Jest" からの抜粋。) ■コーマック・マッカーシー/Cormac McCarthy -『眠れるスーザンのための祈り』☞(全部) "Wake for Susan" 東欧文学のナーダシュやカルタレスクがようやく翻訳されたな 映画「人生はローリングストーン」で絶賛されてた作品だね。 ヘミングウェイやピンチョンに並ぶ大傑作って言ってたけど、どうなんだろう。 映画自体は案外つまらなかった。 最近Larry Beinhartの「AMERICAN HERO」を読んだんだが未訳なんだなこれ。 ほかの作品は早川文庫に何冊かあるのに意外な気がする。 湾岸戦争(およびベトナム戦争)がテーマなんだが 話題的に旬の時期を逸したと判断されたんだろうか。 あとフィリップ・ロスの「AMERICAN PASTRAL」 最近映画化されたようだが、邦訳はないようだ。 アメリカ国内のアメリカ人によるテロの話なんだが、 日本人的には興味ないと見なされたんだろうか。 L.BEINHART "AMERICAN HERO" (1995) P.ROTH "AMERICAN PASTRAL" (1997) とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、 たとえ暇つぶしででも、 もし興味ある方は読まれて下さい。 『救済的真理の伝達・証明』 《神・転生の存在の科学的証明》 http://message21.web.fc2.com/index.htm 未邦訳の作品を初訳→いいね! クソな既訳しかなかった作品を新訳→いいね! 優れた既訳がある作品を新訳→翻訳者の時間と労力の無駄 最後に鴉がやってくる (短篇小説の快楽) イタロ・カルヴィーノ (著), 関口英子 (翻訳) 出版社: 国書刊行会 (2018/4/2) 死にゆく者はあらゆる種類の鳥が飛ぶのを見るだろう―― 自身のパルチザン体験や故郷の生活風景を描いた 〈文学の魔術師〉カルヴィーノの輝かしき原点となる 第一短篇集、待望の刊行! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる