澁澤龍彦(1928-1987) Part 4
澁澤は美文家じゃないよ。
美文というのは美文調とかいって派手に見えることを主眼として飾り立てたタイプの文章のこと。
澁澤の文章はおしゃれではあるけど実質を備えているから、美文として貶められるようなもんじゃない。 鎌倉文学館で渋澤達彦の生原稿をみたことあるんだけど、子供のように拙い字で
端正な文章と対照的で微笑ましかったなぁ 博覧強記といわれたわりには藪医者の誤診でくたばったぐらいですから 佃煮ババアのようなサブサル()にはえらく人気があるようだからな。 あ、才能ゼロで人殺しのきちがいマグナがまたストーカーしてる
電車で向かいの女をあやつってるきちがいだw 澁澤の続編なら幾らでも書けるがなw
それも、もっとずっと凄いのがw この人のエッセイおもしろい
よく骨董品やコレクションの品について書いてるけど、
物に対する愛着じわじわ伝わって来て好感がもてる エッセイも面白いし『うつろ舟』や『高丘親王航海記』みたいな小説にも感服したよ >>17
紹介ありがとうございます。今度読んでみます。 『高丘親王航海記』
ドーマルの類推の山のオマージュね 今の目で見たらパクリ認定される小説がほとんど
超訳に近い自由な翻案なんだけど >>19さんおすすめの二点と快楽主義の哲学を尼でポチりました。 人間として面白かったよな
文壇もサロンもない今の文学界はツマンネ ちなみに岩波文庫で出てる『聊斎志異』は読んだことある?
澁澤氏のあの文章は味わえないけど、内容は似たようなあやかしの世界 >>27
それは立間祥介訳が柴田天馬訳や松枝茂夫訳と比べて、そうだということ? >>27
今日図書館に行ったけどそのタイトルをメモして出かけるのを忘れてしまって。
またひと月後ぐらいに探してみます。ありがとう。 『聊斎志異』は柴田訳を好む傾向があるだろな
とくにシブタツファンは
オレはヤフオクで3.4セットも買ってしまったけど 意外としっかり読んでたという気はするね。
年代的にも小林を読まないではすまないだろうし、大学のセンパイだし
ご近所の縁まであるし(笑。ただ直接言及してるのを読んだ記憶がない。
ご近所で思い出した、池田満寿夫が吉田秀和を澁澤家に連れてきたエピソードは爆笑ものだったね
(これは龍子さんの本)。