澁澤龍彦(1928-1987) Part 4
三島由紀夫との関係は有名だけど、三島が亡くなってからのほうが本領発揮って感じだな 創作に力を入れるようになったのは三島の死の影響だ、みたいなこと書いてなかったっけ。 >みたいなこと書いてなかったっけ。
自分の発言には自分で責任を持て!なあにが「なかったっけ」だ!
はっきりしなければ黙っていろ!
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| ゚д ゚) < うわぁ、激烈に怒ってら >>70
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| / 夏休みの宿題が終わらない厨房かな
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| おっかねぇなぁ… いまユイスマン読んでるけど、
澁澤と関係深いらしいね 価値観はかなり影響受けてるよな、晩年は変わってきたようだが 歴史小説とか読んでたのかな。あまりそういうのは書いてないけど バタイユを読もうという機運がたいへんに高まっている昨今ですが
「エロティシズム」は高くても澁澤訳がいいかなあ、と考えています。
どうでしょう、ご意見のあるかたいかがでしょうか? 澁澤龍彦の小説って実際どう思う?高岳親王とか。現代作家の水準からみると高いかもしれないけど、文豪とかっていうものじゃないよな ↑
これ読んで、あー、つかれた。なんにも言いたくないもんね。 妖怪タネラムネラと対比して読んだらいつも面白い。
たつピーは男の子、タネラムネラは成熟した大人。
彼と同時期に死んだのが森茉莉、深沢七郎。この3人が三途の川一緒に渡る
ところを想像したら……。たつピー、人間としては常識人だし、ちゃんと
してそうだから船チケット、お弁当手配、現地着いてからのスケジュール
管理とか、案外ちゃっちゃとしそう。あとの2人がどうしようもないし〜。
デパートがない〜劇場がない〜!15世羽左衛門探しに行く〜と文句言い
つつ、迷子になるのがいるかと思えば、川渡ってから勝手に畑作って、
今川焼き屋をいきなり開店して、たつピーは無給の店員にされて、
あんこ捏ねたり、レジ係りやらされたり。あの世でもへとへとでした…。 澁澤にとって最も必要なアレゴリーの才能が無くて、ただの下手の横好き
だった。 イコノエロティシズムというタイトルに釣られて借りてみました
美術品や絵画についての芸術論集かな 澁澤龍彦かっこよすぎだな。
誰か澁澤の志を継ごうという人はいないのか? http://www.amazon.co.jp/dp/4093797730
この本を読んだんだけど、なかなかつらいものがあるな。
三島みたいな超エリートが落ちこぼれ扱いされ馬鹿にされるという。
やっぱり自分に合わないものを無理にやろうとしたり、自分でないものに無理になろうとするべきじゃない。
自衛隊みたいな体育会系的世界っていうのは、筋肉を付けたからってなじめるもんじゃない。
その点、澁澤龍彦は自分の好きな世界を死ぬまで追求できたという意味では幸せだと思うよ。
もう少し長生きできた可能性はあるけどさ。 >>99
澁澤と三島は親しい。
石原と三島も親しい。
本人同士は知らん。 石原はアレゴリーは嫌いだろうね。直接性の人だ。
澁澤に関しては興味なかったろうな。
三島は文学的には許容範囲が広かったと思う。澁澤を優秀だとは思って
なかったろうが、認めてはいたんだろう。 澁澤は三島が切腹したあと、追悼で小林秀雄の「無常といふ事」にある
「人間は死んでからようやく形になる」って、そういうテーゼを引用していたねえ。 家畜人ヤプーがライトノベル化したのに語る場所がない ttp://www.amazon.co.jp/lm/R13094QAWARNAH
澁澤龍彦集成 ヴァレリーについてのエッセイ読もうかと思ったけど、以外にもヴァレリー単体では無かった。
貝殻のとことかで名前は出てきた気がするけど つくだにが俺が澁澤龍彦を批判してる、といってたが必ずしも批判してるばっかりじゃないんだぜ。
確かに澁澤は知識がめちゃくちゃ、ソースが古いというのはその通りだし。読むんだったらもっと優秀なテクノラートの著作を読んだり、海外から本を取り寄せて読んだ方がはやい、という佐藤亜紀の意見は正しい。
だが、それならばなぜ澁澤はこうも現在も読まれるのか。ほとんどの著作は復刊されてるし、新しい読者を獲得している。
対して優秀で知識も正確なはずのテクノラートの著作は限られた人にしか読まれない。
これは司馬遼太郎も同じだな。司馬の歴史知識の誤りはいろんな人に批判されてるし、正確な知識を求める読者からは批判も多い。
だが、にもかかわらず司馬の本は売れるし、新しい読者も増えている。
では、なぜそういうことになるのか。答えは簡単だ。
人は正確な知識よりも、喜ばせてくれる幻想を求めるから。
現実と向きあうということは刻苦勉励して正しい知識を身につけていかなければならない。
それは辛いことだし、普段の生活で現実と向きあって疲れている人はそこまではやれない。
幻想を求めるのだろう、せめて読書にだけは。
だから澁澤も司馬も学術本より遥かに読まれる。どんなに間違っていても、どんなに知識が古くても、な。
全ては語り口、わくわくドキドキさせてくれる語り口、幻想を見せてくれる書き方にかかってくるのだろうな。 そういう意味では今の書き手は澁澤や司馬には勝てない。どんなに声だかに批判しようと、美しい幻想を突きつけられると、どんなに正しくても沈黙させられてしまうからだ。
正しいことをいっていれば必ず通るというのは間違いだろう。真実、正しいことも美しい幻想の前では勝てない。
それでも正しい知識の方に進むというのならば、それはそいつのご勝手に、となる。
もちろんそれを求める人だっている。だが、美しい幻想を見ている人に、これが現実だ、正しい知識だ、と押し通しても全くの無駄なんだよな。
対抗策としては、彼らに負けないぐらいの美しい幻想を作り出すことしかないだろう。 堀辰雄についてのエッセイ読んだけど、翻訳とか文体についてで、作品にはあまり触れてなかった
残念だ ああごめんねマグナ、煽ったり刺激するつもりはなかったよ。
ただ芸術と批評スレでのみんなの意見が懐かしくなって、この間読んでいたんだよ
ここね。
http://www.logsoku.com/r/book/1196522666/
狸だった頃のマグナは、このスレでは澁澤を擁護してるというか、澁澤好きはださくない的な事を言っているね。
まあ色々複雑な思いを抱かせる作家ではあるから、叱咤激励したくなるのはわかるよ。
この↓ 武陽隠士さんに反論している( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSwはマグナでしょ?
393 : 吾輩は名無しである[sage] : 投稿日:2009/05/01 23:19:35
>>391
センスないか?
渋沢龍彦好きが恥ずかしいとわかる程度のセンスはあると思うお
394 : 武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s [] : 投稿日:2009/05/02 00:19:24
>>393
誉められてはいないようだが…
“澁澤好きが恥ずかしい”ってのは本当に賛成。
396 : ( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw [sage] : 投稿日:2009/05/02 00:37:29
澁澤好きが恥ずかしいというセンスのほうが恥ずかしいのでは(笑)
澁澤が好きだ、と言っておる方はそれはそれで宜しいではありませんか(笑)否定するのは単なるニヒリズムです(笑)
ここでイソップの喩えを借りれば、澁澤という葡萄が嚥下できなかった狐こと>>393が貶しているような印象を受けるのですよ(笑)おやはや(笑) このスレのオレガノ、ぜっとん、サウンドオンリーというのが私の哲板時代の大切なオトモダチで、
けんか別れ史て今は行方知れずになっている為、なつかしんで読んでいたんだ。 天文学って文学じゃね?
http://mimizun.com/log/2ch/book/1189126479/
このスレも公開してしまうか。
菜の花、オレガノが私の友達で、えびねが私の過去のハンドルだ。
一時期まで文学や植物の話をして盛り上がっていたのに、
ある時を境に険悪になって行くでしょう?
今でもなんでああなったのか、考える時がある。 >>115
アルフレッド・ジャリという人のか。澁澤訳だね。
こんな本があるとは思っていなかった!
さっそくぽちってみたよ♪
澁澤訳は豪奢で淫靡で、何とも癖になってしまう文体なのだなあ。
サドの二冊や他の本で、私はすっかり虜になってしまった。
この人が長生きして、あらゆる本を翻訳してくれて、読み切れない程の量を
残してくれたら、良かったんだけどなあ。 俺は19才で花田清輝に出会ってから、今まで澁澤を2度と顧みることが
なかったが、数十年ぶりで澁澤の『唐草物語』を読んだところ、各ページ
毎に数カ所以上の花田を表面的に真似た形跡を認めて苦笑を禁じ得なかった。
アイデアの借用も数え切れないくらいなことも。
この本の出版当時に、俺と同様の鋭さを持ち合わせた者が澁澤を
批判していたら、澁澤は恥ずかしさで自殺していたかもな。澁澤には花田の
ごく表面的な言い回しだけしか理解できなかったんだな。
他に何を書いてたか興味ないけど、『唐草物語』のようなものを書いちゃ、
すべてが終わりだろW 澁澤の私信が値段交渉次第で売ってる!どうしよう、欲しい!でもお金がない!
明日写真だけ見せてもらうつもり >>117
ぜんたいとして読書量が少ないのでみんな花田に引き付けて読めてしまうのだろうな。
若すぎるので仕方ないんだろうが・・・ タレントみたいになった作家は嫌だもんな。作家は基本、出ない方がいいよ う〜ん読んでない。
今急いで、マグナが勧めたタブッキ、ブルトン、丸谷を読んでいるから待ってね。
そんなに早く読めなくて焦っているよ。 なつかしいな…
すべては過ぎ去り未来は現在を土台にして築かれる >>133
日夏耿之介なんてどれも絶版なのに澁澤は次から次へと文庫化。よっぽど売れるんだな なんで日夏耿之介が引き合いにでてくるのか?
まったく関係ないのに、こいつよっぽどあたまわるいんだな。
>>133
わたしも笑いました。
下のほうでね。 澁澤の本は売れてるみたいだぞ
ほとんど文庫化してるし、現代の画家が挿絵書いてたり、出版社が再編集したの発売したり
澁澤って確実に日夏耿之介の影響受けてるよな 並び替えていくつも出すから文庫でかぶってるのがある >澁澤って確実に日夏耿之介の影響受けてるよな
トロいやつがいるもんだな(笑 澁澤は旧字で画数が多くてカッコいい。
日夏の本も画数が多い漢字いっぱいでてくるし、日夏の影響だよなあ(笑
という程度のアタマだよw 日夏ってどっか特殊な出版社から文庫がたくさんでてるんじゃないか?
5,6年前、京都駅のそばの本屋に大量にあるのを偶然見かけて、何冊か買った。
へええええ、東京じゃ売ってないよなあああああ、と思ったことがあった。 日夏耿之介が話題になってるんだな。
読んだことのないやつが、勝手に澁澤が影響受けたとか聞きかじりで言ってるのが笑える。 帰って来た。結局雨降らなかったよ。帰って来たらコクトーの「ポトマック」が置いてあって、
早速読んだ!これすごい変わった実験小説だね〜、すごく面白いよ。ぐんぐん読めるなあ〜。
澁澤訳の全てを読破しようと思っているんだけど、これはかなりの傑作。一番か二番ぐらい。 アマゾンから届いたのを家族がテーブルの上に置いたから。 じゃ、はじめからそう書くんだ。
日記だってもう少し考えて書かなきゃ一年後にはわけわかんなくなるぞ。
わかったか、ボウズ。 美しい二世代間の心の交流だべし。
夏目漱石なんとかスレのひとたちはみならったほうがいいのだべし。
そう青島幸男が国会で決めたのだ。 いつになったらシュペルヴィエルの翻訳は文庫化されるの? シュペルヴィエルはみんなFOLIOで読んでるから文庫は需要が見込めないそうです。
つまり、出ません。 原書で、という事だろ分かりやすく言ったら。かも猟と併せて何とか出せるかもしれんぞ。 エッセイを抜粋してまとめたの文庫で出すよりはいいよな 澁澤はシュペルヴィエル訳してるのか。
作品はなにがあるんですか? ああ、そうか。ありましたね。
ありがとう、ありがとうなら芋虫ゃはたち♪ >>160
それは安く入手したいってことなの?
それとも小さくて場所をとらないからとか? >>163
あなたは自分に正直になることから学びはじめないと。 どうせ裁断してスキャンしてから読むので、綺麗とか関係ない 出るじゃん。
『澁澤龍彦訳 暗黒怪奇短篇集』
珠玉のフランス短篇小説群をオリジナル編集。『澁澤龍彦訳 幻想怪奇短篇集』 の続編。シュペルヴィエル 『ひとさらい』 のほか、マンディアルグやカリントンなど、意表を突く展開と絶妙な文体の傑作選。