名翻訳家を挙げるスレ
「a day in the life of mercy snow」 2005年4月後半 だるいときは痛快娯楽小説を読むにかぎるので、ジョージ・R・R・マーテ ィン『タフの方舟 1 禍つ星』(酒井昭伸訳、ハヤカワ文庫SF)を読ん だ。 酒井昭伸氏の訳書を読むと、会話のうまさ(特にくだけたしゃべり方)と 語彙の豊富さに、いつも感心する。万頃や艨艟なんて熟語、初めて知ったよ 傅雷(1908年4月7日—1966年9月3日) ダイ・シージエ(1954年3月2日 - ) アジア・文化・歴史/12 巻 (2021) 中国の『ゴリオ爺さん』 中国を代表するフランス文学の翻訳者・傅雷をめぐって 山本 幸正(1972年 - ) 傅雷の文業は文学の翻訳から美術や音楽に及び、膨大である。それらの多くは現在、『傅 雷訳文集』全 15 巻(安徽文芸出版社、1998 年)や『傅雷全集』全 20 巻(遼寧教育出版社、 2002 年)などにまとめられており、中国語圏の読者に幅広く支持され続けている。また、 中国の翻訳研究などの分野においても重要な研究対象となっており、中国における学術論 文のデータベース「中国知網」で検索すると、2020 年末の時点で学術論文は 850、学位論文 は 215 に及んでいる。 訳業、それもフランス文学の翻訳で知られ、かつ傅雷と ほぼ同世代の存在として想起されるのは、たとえば 1901 年生まれの伊吹武彦、1902 年生ま れの水野亮や川口篤、1904 年生まれの生島遼一や新庄嘉章や淀野隆三、1905 年生まれの佐 藤朔や佐藤正彰、1909 年生まれの井上究一郎、1911 年生まれの小林正や鈴木力衛などであ ろうか。いずれもフランス文学の名うての翻訳者であり、その訳業は現在においても親しま れている。戦後の日本に与えた影響は計り知れない。しかし、こうした翻訳者の業績が、そ の死後において、たとえば全集という形で刊行され、折に触れて見直され検討されるという ことが行われてきたであろうか。 「僕」は「羅ル オが唯一夢中になっていたバルザッ クには手を付けず、十九歳なりの軽さと誠実さで、フローベール、ゴーゴリ、メルヴィル、 あるいはロマン・ロランと代わる代わる恋に落ちた」 ダイ・シージエは、傅雷の読者に 焦点を合わせ、傅雷を読むことの物語をフランス語で綴った。『バルザックと小さな中国の お針子』が描き出したのは、文化大革命を生き抜いた傅雷の若き読者である。 越前敏弥(1961年 - ) 『Xの悲劇』(角川文庫)2009.1 『Yの悲劇』(角川文庫)2010.9 『Zの悲劇』(角川文庫)2011.3 『レーン最後の事件』(角川文庫)2011.9 『ローマ帽子の秘密』(青木創共訳、角川文庫)2012.10 『フランス白粉の秘密』(下村純子共訳、角川文庫)2012.12 『オランダ靴の秘密』(国弘喜美代共訳、角川文庫)2013.3 『ギリシャ棺の秘密』(北田絵里子共訳、角川文庫)2013.6 『エジプト十字架の秘密』(佐藤桂共訳、角川文庫)2013.9 『アメリカ銃の秘密』(国弘喜美代共訳、角川文庫)2014.6 『シャム双子の秘密』(北田絵里子共訳、角川文庫)2014.10 『災厄の町 新訳版』(早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫)2014.12 『チャイナ蜜柑の秘密』(青木創共訳、角川文庫)2015.1 『スペイン岬の秘密』(国弘喜美代共訳、角川文庫)2015.4 『中途の家』(佐藤桂共訳、角川文庫)2015.7 『九尾の猫 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2015.8 『フォックス家の殺人 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2020.12 『十日間の不思議 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2021.2 『ダブル・ダブル 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2022.8 『靴に棲む老婆 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2022.12 殊能将之 @frswy そんな状況では「もっとどんどんプリーストを訳してください」 とうかつに言えませんね。「ふざけんなこの野郎!」と怒られてもしかた ない。いや、ほんとに。 2010年2月10日 Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy プリースト」で検索したら、こんな発言がヒットした。殊能将 之センセーとよくやりとりしてたなあ、と懐かしい。 2024年5月22日 川村二郎は名訳者 ヘルマン・ブロッホ『ウェルギリウスの死』が復刊された tenjuu99(天重誠二) 日本で日本語文献中心に読んでると見えない領域がたくさんあって、DeepLつかってもいいし英語とかで読んでいくとかしかな いんだけど、けっきょく翻訳増やしていくとかをしないと、それらが生みだされた文脈ごと(その言語の社会からは)欠如してい く、もしくはコミュニティ間の分断になっていくなぁという印象がある。 今後は翻訳ますます減っていくだろうし、それにつれて各業界の島宇宙化も進むのだろうという気がする。 こんなこと思うのも、ハラウェイの『状況に置かれた知』を精読しており、誤訳を云々しているのも在野の逆卷しとね氏くらいし か見当らないし、それ以上に、このテキストを読んでいくための前提となるもろもろのテキストが翻訳されておらず、たぶんこの テキストだけ読んでもまったく理解されるはずがない。文脈的にはフェミニズム科学論を把握する必要があるのだけど、このジャ ンルが日本語の学術領域であまりにマイナー領域で翻訳が少ない。フェミニズムも訳されているし科学社会論も訳されているけ ど、それが交差するフェミニズム科学論となると、たとえば科学社会論みたいなことを教えている大学の先生でもあまり把握して いなかったりする。この時点でコミュニティの交差性の弱さがあるのだけど、専門外のテキストなんてわざわざ外国語で読もうな んておもわない気はする。けっきょく翻訳が揃ってこないと、自身の専門の内部で仕事してしまいがちになるわけだな、などおも っているところ。とくに、ハラウェイのように領域の交差点で思考するタイプの思想は、読むための基礎文脈がみえないからバラ バラにしか見えていないとおもう。 2023/10/16 でんつら🕷電蛛羅🍠🦜👑🦁👓 確かに日本の人口考えたら洋書の翻訳の仕事してる人とアメリカで出版さ れてる新書の量とは釣り合わんよな……でも中国は人口が多いから翻訳が ある程度追いつくわけか……こういうところも教育格差につながるんだろ うか 2024年6月2日 ファレノプシス() WBSクロス 「AI翻訳マンガ」 ・言語の壁→日本のマンガで翻訳され海外で出版されてるのは2割 ・マントラ→マンガ翻訳に特化したAIを開発。18言語対応で月10万ページ を翻訳。微妙なニュアンスは外国人翻訳家がチェック ・日本翻訳家協会→懸念@雇用が奪われるA作品の品質低下 #wbs 2024年6月19日 read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる