ガストン・バシュラール
四大元素シリーズの中で『空と夢』が人生の一冊というくらい大好きなのですが、
そろそろ新訳が出ないかなぁ… 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館に奥野健男の書斎を再現したコーナーがあったが、バシュラールの邦訳ほとんどが揃っていたな
原書もあったような気がするが、それは木の精だろうなあ べつに特に好きでもないのだが、バシュラールは
せりか書房から出た「火の精神分析」などを中心に主に1960年代後半から
1970年代前半にかけて日本で翻訳され、流行した形跡があるな。
そのあとで、ふっつりと話題に上らなくなったのだが。
バシュラール自身、とくに「現代的な」思索家とも言えないだろうし、
あのブームは一体なんだったのだろう・・・ 俺も「空と夢」にははまったなあ。美しい書物ですよ一連の詩学ものは いつじあけみという人が書いたファンタジー論みたいなのを読んで興味を持った
手に入りやすいものでどれがおすすめですか? >>9
初期の代表作なら『水と夢』(法政大学出版局)
後期なら『空間の詩学』(ちくま学芸文庫)かな?
どちらも入手しやすいし、内容もとても良いですよ 今でも詩論や芸術論では結構引用される機会は多い気がする
あと好きな作家や音楽家、日常で接する人や自分の感性は何タイプ(地水火風)だろう?って考えてると結構面白い 『不死鳥の詩学』(フェニックスの詩学)、読みたかったな
こんなかっこいい題名の本もあまり存在しないよね へえ、いまだにバシュラールを参照する研究者っているんですか。
こんなの、過去の遺物以外の何物でもないでしょう。
この手のテーマ批評って、ジャン=ピエール・リシャールとともに
60年代で終わっているのかと思いました。 バシュラールを通じてアンリ・ボスコにもはまった人いる?