トルストイ 9
正直アンカレ苦手意識あるよ、戦争と平和のほうがずっと楽 大人になったら分かると言われてたけど大人になってもこれだけは分からん 木村版、北御門版、光文社版と3つ持ってるけどさっぱり読解に自信がない どちらも立派な男だから 少し前に解説があるよ>>275 こうしてトルストイはアンナを殺してしまった 列車の車輪に首を突っ込んで死んだと思われるアンナ 悪い女アンナの運命 あの場面は夢にまで見た恐ろしい場面だ ロシアの兵隊はいかにして死ぬかを読み終えたよ 次は青年時代いくよ 調べてみたら、この8年間に3回も『アンカレ』を読んでいた。 特別好きな小説というわけでもないのに。 『戦争と平和』だと少し身構えてしまう。『アンカレ』は素直に読める。 そんなところが理由だろうか? アンナの良さが分からん、結局のところ子供より男を取ったとしか思えない 戦争と平和のナターシャみたいなのもまた極端だと思うけど ソチ五輪の開会式で戦争と平和のシーンやってたね 白髪のおっさんはロストフ伯爵? 水色の服がアンドレイ、でぶメガネがピエールとして 酒飲んでたチャラ男はアナトーリかよ?いらんだろテラ脇役w 戦争と平和を読んでいると非常にベーシックなものを感じる 最初のアンナ・パーヴロヴナのパーティーのシーンは トルストイ文章うめえええって思ったけど ロストフ邸のパーティーシーンは、なんか普通・・。 青年時代が一番面白いなあ やっぱり小説は学園物が一番 ラノベも文学も 戦争と平和 ようやくエピローグ 二か月近くかかった へとへとです 戦争と平和読了 トルストイのすごいとこは 戦争は犯罪ですと明言しているとこです Amazonで「戦争と平和」を注文した。が、3巻と4巻を注文するのを、忘れてしまった。後で注文しなければ。 「戦争と平和」の文庫版としては、岩波6巻と新潮4巻があって、 岩波の方がページ数が多いように感じられるね。 >>296 それはどこ辺りに書いてます? いま挫折中なんでそこを目標に読み進めたい… >>299 横からのレスだけど、たぶんその戦争が犯罪だという箇所は、 第3冊目(第3部)の25章の終わり近く(終わりから20段落目くらい) だと思う。次のような意味のことが書いてある。 「世界が始まって人間たちが殺し合いをし始めて以来、このような共通の考え方で自分を 慰めることなく同胞に対して【そのような犯罪】を犯したことはなかった。その考え方とは、 "公共の福祉" ということ、つまり他人の福祉(幸福)という仮説だ」 日本語版はネット上に公開されていないけど、英語版なら無料で読める。次の箇所。 The thought which tranquillized Rostopchin was not a new one. Since the world began and men have killed one another no one has ever committed such a crime against his fellow man without comforting himself with this same idea. This idea is le bien public, the hypothetical welfare of other people. http://www.gutenberg.org/files/2600/2600-h/2600-h.htm >>299 疲れたんなら無理に読まない方がいいよ 長いんだし、せっかくの名作がダラダラと続く苦行になってしまってはもったいない 鞄に突っ込んでおいて気が向いた時に読むといい 自炊しようぜ 全集買って、Ipadにぶち込め すればいつでもトルストイがあなたのそばに ロシアはトルストイの全作品を無料でネット公開していると言うのに、 日本はロシア文学の文庫本をどんどん潰していき全集も入手困難 しかも電子版すら出さないという… そりゃ本国の文豪で著作権切れてたら 需要あるなしに関わらずネットにあがるだろ 日本だって青空文庫があるわけで 出版社の中の人だって生活しなきゃいけないんだから 今更売り上げの見込めない全集出そうなんてなかなか決断できないだろう どんどん絶版していくのは需要ないからだし 訳者の著作権が切れたらそのうちネットに上がるよ 米川訳の旧字旧かなの『白痴』を持っているけど、これがなかなかいい 太宰治でも読んでいるみたいな、なんとも言えない雰囲気がある 著作権が切れたら色々な作品の旧字旧かな訳が出てくるのではないかと楽しみにしている 訳の話しが出たんで聞きたいんだけど 罪と罰でたまに言葉を伸ばすところってあるじゃん 老婆殺した部屋の扉の外での会話での 「あきらかに、あーきーらーかーに! 何かが起こっていますぞ!」や 検事の 「はんたいですよあなた、はーんたーいでーす!」とか これって原文通りなの? 米川訳 小沼訳 はそうだったけど、工藤訳は全然ちがってた ドストエフスキー限定でなく、他の翻訳作品でもある表現だからついでに答えておくと 最初のシーンは原文では -- Тут очевидно, оч-че-видно что-то не так! となっている。つまり、言葉を区切ってはっきりと言った(強調した)ってことだね。 で、ロシア語ではアクセントが付いたりして強調されると音自体を伸ばす。 (ロシア人の名前に長音が入っているのはこのせい。トルストイも本当はタルストーイ) つまりこのシーンをロシア人がロシア語で読むと、米川訳などのように 「あーきーらーかーに」と言ったような読み方になる。 ところが、これは日本語として見るとどこか間抜けだったり、 イライラしているようにも見えて、場面の雰囲気が変わってしまう。 だから訳によっては 「こいつはたしかに、た・し・か・に臭うぞ!」(江川訳) という風に、日本語風の強調表現に変えることもある。 落語にもあるだろ。 「ちゃんちゃらおかしいわい。仮名で書けば『ちやんちやらおかしい』」 中学生に戦争と平和は早いですか?息子が読みたいと言っているのですが 息子の判断力がないゆえに、読んだら登場人物の真似をして ・誰かと決闘を始めかねない ・誰かを熊の背に縛り付けて川に投げこみかねない ・不安定な窓縁に立ってウォッカを一気飲みしかねない ・フリーメーソンに入ろうとしかねない と思うなら早いかな 本好きの子なら戦争と平和は特に難しくなくツボると思うけど、 >>316 の書いてるようにトルストイ信者になって出家したいとか言い出す懸念のほうが心配 中学生に読ませるなら コラムで文化の解説してて名前も呼称を統一してある岩波版がいいんじゃない? でも最低限、そのあたりのおおざっぱな歴史や文化を理解してないとキツイ いっそまずハリウッド版でもソ連版でもDVDでも見てからのほうが 中学生にはイメージ沸くかもね >>316 中高生ならアンドレイに感化されそうだしピエールの奇行は大丈夫じゃね? 最終的な境遇もそんなに羨ましがられない予感 なんだかんだと埒もない御託ならべやがって、このスレってこんなアホばかりだったのか 埒もない御託じゃないのが読みたけりゃCiNiiかGoogle scholarにでも行ってくれ >>319 カラターエフを聖人化してフリーメーソン方面に走ると思う アンドレイは官僚スーパーエリートだしリア充じゃないから厨二病の子はあまり共感しないんじゃ 2ちゃんねるに埒もない御託以外の何を求めてるんだw 戦争と平和を読む前に絶対に抑えておきたい知識ってありますか? 岩波の藤沼訳を読むのならば特にいらない 他の訳を読むのならば、せめてロシア人の名前に関する知識は欲しい 知っていると「えっこれは誰??」ってなる確率が減る いまのフリーメーソンに入信できたらそれはそれでエリートの証だからな 信者何人かの推薦と年収1000万とかそれ以上ないと入れないはず 当然信者は社会の上層部の人間ばかり ワキガは入れないフリーメイソン 包茎は入れるフリーメイソン 読みながら調べるっていのもありかもね いまの時代、文献探さずともwikiで表面的な知識が手軽に拾えるし キチイって結局ヴロンスキーに袖にされたからリョーヴィンの元に走っただけじゃないの 令嬢からプロポーズはできないので、一度断った男より新規の男を捜したほうが無難なんですが アンナって本当に自己中心的な女だよな 自分は情夫の元に走っておきながら、離婚に応じろ、息子は渡せ、自分は世界一不幸な女!とか >>333 あれは近代的な、いわゆる「独立した女性」の権化だからね 今で言ったらバリバリ出世のキャリアウーマンみたいなもんじゃねえかな >>324 「ソーニャに過度に感情移入してはならない」 ああ〜〜〜 お慕いしております お慕いしております ベロベロベロ〜〜〜 by きょうこ えっ?トルストイって学生時代に読むんじゃないの? 自分は中学でトルストイもドストエフスキーも読んだ。 大人になってからだとストーリーにいろいろ突っ込みどころ満載で感情移入できない。 個人の自由だが、むしろ子供の時に読むべき。 >>338 そりゃアンタのストライクゾーンが狭いだけ 古典文学からエロゲまで、あらゆる物語を楽しめる奴が一番勝ち組 そういえば安部公房なんかも中学で 読んだとかなんとかいってたな 中二病をわずらってると覿面に心に響くよね 特にドスト、トルストイは「特別な人物」の物語が多いし でも大人になって恋愛や結婚の機微がわかるようになってから読んでも面白い んなこと言ったら殆どの作家が小学校の図書館に 子供向けふりがな付きのシリーズで入っているんだから 小学生向けの低レベル作家って事になるわな…… 実際俺はゴーリキーを読んでいたらポケモンだとからかわれた事もあるし 夏目漱石や芥川龍之介も小学校の頃に読んだけど 今読み直したって新たな発見はある ニュースでセヴァストーポリとか、おなじみの名前が出てくるわ 「『ハイデッカーの脱自の目標は』と彼は考え続けた。 『決して天や永遠ではなくて、時間の地平線だった。それはヘルダアリンの憧 憬であり、いつまでも際限のない地平線へのあこがれだった。俺はこういうも のへ向かって、人間どもを鼓舞するのが好きだ。不満な人間の尻を引っぱたい て、地平線へ走らせるのが好きだ。あとから俺はゆっくり収穫する。それが哲 学の利得なのだ」 (『絹と明察』三島由紀夫作 3節 全集10〜360ページより) セヴァストーポリと言えばナイチンゲールと答える風潮 トルストイ以外の何があると言うのでしょう 北御門二郎 魂の自由を求めて: トルストイに魅せられた良心的兵役拒否者 (ジュニアノンフィクションシリーズ) ぶな 葉一 (2014/3/10) トルストイの春の描写とかスケートの描写は素晴らしいね 初夏の農村、初冬のカフカスもいいけど、完全にアウトドア派ね 捜しています 容姿は、太宰治 性格は、機関車驀進、燃える闘魂の紳士様を BY きょうこ 袴田事件の再審開始決定が出たけど、復活のセレーニン検事の言ってることは価値判断的には完全に正しいんだよね。 ネフリュードフの言ってることは「自分は現に不正が行われるのを見た」というそれだけ。 一見するとネフリュードフのほうがめちゃくちゃな主張に見える。 でも堅牢に建てられた建物の礎石を割って草が萌えるように、それがセレーニンに浸透して、思いがけない恩赦が決定される。 そこで、復活の冒頭の春の描写に戻る。これが素晴らしい。単なる告発じゃない、本当の「復活」を描いた長編。 描写が好き。 スタンダールとかドストエフスキーとかより、なんか好き 戦争と平和 新潮文庫p.577 第2部第9(章?) ボリスがアンドレイに面会するシーンで つまり軍隊には、典範令に明記され、連帯の誰もが知っている序列や 軍規のほかに、もうひとつの、もっと重要な序列があるということであった。 この序列って何のこと? あとこの新潮文庫1巻の裏表紙に 1805年アウステルリッツの会戦でフランス軍に打ち破られ、もどってきた平和な 暮らしのなかにも、きたるべき危機の予感がただようロシア社交界の雰囲気を 描き出すところから物語の幕があがる。 と書いてあるけど、アウステルリッツの会戦ってこの巻の最後の書かれている戦いをいうんじゃないの? >>357 新潮ならば全部で4冊なので、1冊目の終わりあたりでは まだまだオープニングにすぎないってことでしょう。 良く言われる話ですが、岩波の『アンナ・カレーニナ』でも 主人公のアンナは1冊目の終わり頃にならないと登場しません。 19世紀は今とは時間感覚も違いますから、 焦らずゆったりと構えて読むのが良いと思います。 >>358 なるほど、ありがとうございます。 しかし裏表紙を書いたのは20世紀人だろうに、まぎらわしい… >>356 自己解決。第2巻p.171に書いてあった Quos vult perdere dementat (クオス・ブルト・ペルデレ・デメンタツト) 人を破滅させんとすれば、(神は)その理性を奪う (ラテン語の格言) >>355 わかるなあ説明が難しいんだけど。 何が違うんだろうね。 スタンダールもドストエフスキーも芸術的だとは思うけど濃いんだよね。 トルストイは水のように流れる感じでの描写でしかし全把握できちゃうという、、 戦争と平和、戦争シーンで力尽きて放置してやっと再開したら人物関係が分からなくなってたなあw やっぱり長編ロシアものは一気読みじゃないとだめだね アンナ・ミハイロヴナとロストフ家は親戚ということだけど、 具体的にどういう血縁関係なの? 特に記述は無かったように思うけど 伯爵夫人と仲が良くて子供の頃から親友だったとかあるから 夫人の実家との関係なんじゃない? やっぱり、そうか どこかにはっきり書いてたかなって思ったけど、 そういうことはあまりトルストイの中では重要じゃないのかな 現代の小説では、親戚と書く場合はどういう関係か書くと思うけど ロシアのwikipediaに家系図まとめがあったが、やはりどのような繋がりかは明らかではないらしい。 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d1/Leo_Tolstoy%27s_War_and_peace_family_tree_ILL_%28RU%29_by_shakko.jpg?uselang=ru これによると、アンナ・ミハイロヴナの母がロストフ伯爵の母の姉妹、つまりアンナ・ミハイロヴナは伯爵のいとこに当たると推測されている。 >>364 ロストフ伯爵夫人は結婚前「ロストフ家」ではないから それだとアンナがロストフ家と親戚という事にはならない。 ごめんなさい、「母の姉妹」ではなく「父の妹、もしくは姉」です 妻の親類も親類のうちでは?? 結婚前は「ロストフ家」と親戚じゃなくても結婚したら「ロストフ家」と関わりできるよね まあでも夫のほうとも関係あるんだね 肖像画w ロシア語読めないけどピエールだけ分かった 伯爵のいとことは意外だなぁ 伯爵夫人のいとこと思ってた なんか親戚だらけだから、伯爵夫人ももともと親戚かもしれないけど 都会で人民の中へなんて言ってた人と違って、 トルストイは実際に経営やってるから農民の狡さをよく知ってたし描いてもいる だから体質的に同調できなかったんだろう 御大がロシア革命まで生きてたら面白いことになっただろうな 第1次世界大戦では妥協した社会主義者を差し置いて戦争批判をしまくったことは確実 スマホだとアンカレしか出てこないんだな PCで見たら面白かったわ、キティとリョービンのプロポーズの場面があるのがいい 「いまやバルザックがトルストイの上に持ち上げられている。沙汰の限りだ。バルザックの作品は、いけ すかない、不愉快な、まったくの噴飯ものである、そこでは大作品をつくりたいと願う一文学者によって 人間が裁かれている、トルストイにあっては裁くのは静謐の神であるのに。バルザックはやっとのことで 大作家の印象を与えている、トルストイにあってはすべてがごく自然におおきい、」 (プルースト評論選「文学篇」ちくま文庫より引用) トルストイは文学者の評価は最高なんだよな ナボコフしかり 当たり前だけど >>375 同業者から褒められるって、どうなんだろう。 あいつ褒めときゃ無難だ、みたいに思われているのか。 read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる