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アラン・ロブ=グリエ3
0046ソルダード
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2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN
ロブ=グリエは「迷路のなかで」と「反復」は読みました。
「消しゴム」も買ってみようかと思います。
0047ソルダード
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2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
「迷路のなかで」は初めて読んだ時、衝撃を覚えた。

とにかく、描写がすごい。
0049えびね ◆MlViGudk9NNM
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2013/09/03(火) 23:51:37.54
消しゴム買う気マンマンだけど、友達知り合いにジャンジャン本を薦められて、
結局今日も買いそびれてしまった。早くしないと。
0050吾輩は名無しである
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2013/09/04(水) 14:10:47.91
ロブ=グリエは昔翻訳を集めた。
確か、弑逆者、消しゴム、覗くひと、嫉妬、迷路のなかで、快楽の館、
ニューヨーク革命計画、反復あたりは持っているはずだ。
もう長いこと読んでないけどな。
0051吾輩は名無しである
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2013/09/06(金) 01:30:21.49
早稲田文学6号で長編翻訳連載のうちロブ=グリエのだけ無くなってるなあ
どうしたんだろう
0057吾輩は名無しである
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2013/10/08(火) 03:01:09.85
 
0058吾輩は名無しである
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2013/12/07(土) 12:32:00.65
 
0059吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/31(火) 11:52:08.76
 
0060吾輩は名無しである
垢版 |
2014/01/28(火) 12:52:52.28
ジイド、ヴァレリー、プルースト、モーリアックの小説とヌーボーロマンは何が違うのか
0064吾輩は名無しである
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2014/03/09(日) 09:57:29.79
 
0067吾輩は名無しである
垢版 |
2014/03/11(火) 01:36:43.64
アラン・レネが先日死んだが、ここでの話題はなしか
0068吾輩は名無しである
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2014/03/11(火) 01:40:41.01
あの幻の名作が今春ついに封切「去年真理江はパートで」
0069吾輩は名無しである
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2014/03/11(火) 04:00:28.61
本日公開「去年ありえんアパートで」
0070吾輩は名無しである
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2014/03/11(火) 09:39:32.34
nibuya ‏@cbfn 10時間
或る意味窮地にあるのに朝から意味もなくベケットの『名付け得ぬもの』
の冒頭十ページくらいを仏語から訳したりしている! ベケットの難解
というより妙に下世話に切迫した文章は、どうもこの人がついに「二流
作家」だったと感じさせるが、でもこの閉所恐怖症の不気味さは大好き
だ・・・
0071ソルダード
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2014/03/12(水) 14:06:11.34
筆頭すべき特徴が「客観的事物描写の徹底」という点にあるならば、やはり個人的に一番好きなのは「迷路のなかで」である。
デビュー作にあたる「嫉妬」もまた、これでもかといわんばかりのしつこいバナナ園の描写等素晴らしい。

アラン・レネの冥福を祈る。
0073ソルダード
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2014/03/15(土) 15:28:32.72
これは失礼しました。
新潮社の海外文学紹介のなかでそう明記されていたのでつい。
0074吾輩は名無しである
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2014/03/16(日) 00:01:01.37
デビューが『消しゴム』で
最初に書いたのが『弑逆者』だったっけ?
0075吾輩は名無しである
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2014/03/16(日) 01:33:19.91
処女作なら『弑逆者』やね
0076吾輩は名無しである
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2014/03/16(日) 01:35:42.86
新潮社はロブ=グリエの版権を全部ほかの出版社に譲るべき
0077吾輩は名無しである
垢版 |
2014/03/18(火) 22:08:35.41
新潮社の海外文学を取り扱っている編集部はクソ
0078吾輩は名無しである
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2014/03/19(水) 09:35:45.84
マンローなんかは評価できるけどね
0079吾輩は名無しである
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2014/03/19(水) 13:29:09.08
消しゴム→光文社古典新訳文庫
迷路のなかで→講談社文芸文庫
快楽の館→川出文庫

ロブ=グリエの代表作で新潮社が版権持ってるの嫉妬だけじゃね
あ、あとニューヨーク革命計画か
0081吾輩は名無しである
垢版 |
2014/03/19(水) 16:14:26.78
「快楽の漸進的横滑り」も新潮
「新しい小説のために」も新潮
0082吾輩は名無しである
垢版 |
2014/03/19(水) 17:32:43.90
覗くひと (講談社文芸文庫) アラン・ロブ=グリエ、 望月 芳郎
0084吾輩は名無しである
垢版 |
2014/03/19(水) 19:30:04.05
新しい小説のためになんて懐かしいな
0085吾輩は名無しである
垢版 |
2014/03/23(日) 13:13:16.10
大江がいっていたフランスの発明家というのは
この人のことなのかな
0086吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/14(水) 14:48:32.30
ナボコフもロブ=グリエを評価していたな。大長編は書けなかったが、中編では他の追随を許さない出来だった。
特に、『嫉妬』の客観と思われた描写がいつの間にか主観へと移っていったメビウスの輪のような文体の官能性
には陶然とさせられた。これこそ、どこかが早く文庫を出すべきだろう。
0087吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/14(水) 20:53:43.02
>>86
禿同
0088吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/31(土) 21:30:15.14
『嫉妬』・・・
リンゴの木の陰で妻を観察して嫉妬するマスターベーション的小説、ダメだったわ
0089吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/01(日) 06:56:01.69
近東の古代から中国の中世までにある、淫樹譚の存在を
知らないと十分に味わえない?
俺は『嫉妬』を読んでないから、当てずっぽで言うんだが。
樹や森が本来、持ってるオカルティックな力を日本人は
あまり感じたことがないのもあるかも。
今の、杉の植林ばかり見てたら無理もないが。
欧米の昔のアニメに良く出て来る、広葉樹の巨木のお化けは
水木しげるでさえ、手が出ない?
西方文明の樹や庭にはエロティックなイメージが元々あるんだよ。
日本ではそれはない。ほとんど全くない。
0090ソルダード
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2014/06/05(木) 10:44:27.35
ナタリー・サロートもヌーヴォーロマンの範疇に入るのかな?
「プラネタリウム」のモノローグ調の文はなんじゃと思った。
0091吾輩は名無しである
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2014/06/21(土) 18:13:44.21
少年の男3人 ウサギでサッカー 蹴り殺す
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1401587387/
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/06/01(日) 10:49:47.37 ID:tgp+RL9Li● ?2BP(11000)
東京都江東区の小学校で飼育されていた
ウサギをけり殺したとして、
警視庁は15日、同区内の
無職少年3人(いずれも18歳)
を動物愛護法違反などの疑いで逮捕した、と発表した。
少年らはウサギをボール代わりにサッカーをしており、
「面白半分でやっていてエスカレートした」
などと供述。
発覚を免れるため、ウサギの死体を重しと
一緒に袋に入れて運河に捨てていたという。
調べでは、少年3人は昨年5月8日早朝、同区立辰巳小学校に侵入。
小屋で飼われていたウサギ1匹を持ち出し、
約1キロ離れた公園でけるなどして殺した疑い。
公園内のすり鉢状になったローラースケート場で、
はい上がってくるウサギを交代でけったという。
3人のうち2人は同小学校の卒業生。
ウサギは児童らが「ゆきのすけ」
と名付けて可愛がっており、
行方がわからなくなってからは
児童らがポスターを作るなどして捜していた。
http://m.blogs.yahoo.co.jp/sannposusunnde_nihosagaru/25770824.html
0092吾輩は名無しである
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2014/06/22(日) 08:19:52.90
新潮社は『嫉妬』を文庫で復刊せい。
シンプルな文章で書かれた小説だから旧訳で充分。
0093吾輩は名無しである
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2014/07/14(月) 12:49:29.58
消しゴムおもしろい
0094吾輩は名無しである
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2014/07/21(月) 02:43:08.77
石の縁−ふたつの垂直な平面が交わってつくられた斜めに走る鋭い稜線、
垂直な壁はまっすぐ海岸の岸壁のほうに伸び、突堤から傾斜路が海面に下っている−は、突堤のてっぺんで、その上端が水平線となって、まっすぐ岸壁に伸びている。
一種のパースペクティブのため、ずっと遠くに見える岸壁は、この主要な線の両側に、しだいに不明確とはなるが
0096吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/04(木) 05:24:12.42
『覗くひと』意外と名作
0097吾輩は名無しである
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2015/08/09(日) 01:11:19.72
『嫉妬』新訳が出る気配がないので、旧訳の一部だけでも載せておく。
「いま、寝室側の露台の角にある、南西部の柱の影が、庭の土の上にまで伸びている。
太陽は東天にまだ低く、日光はほとんど斜めに谷間に射している。谷間の軸に対して
斜めに並んだバナナの樹の列は、この照明を受けて、いたるところではっきりと姿を現わす。」
0098吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/09(日) 10:41:39.55
ロブ=グリエの作品群の中心ともいうべき名作だけがぽっかりと文庫化(古典化)の
流れの中で取り残されている。生前、彼は自身の作品はすでに古典として世界中で
出版され続けているのに、日本ではどれも絶版になって読めなくなっている状況を
痛烈に批判していた。その後、4,5作が文庫化され、日本の出版界も少しは商業主義の
行き過ぎを反省したようだが、『嫉妬』がいまだ文庫化されないのはやはり異常
ではないか。わたしはロブ=グリエから1作を選べといわれたら、まず間違いなく
これを選ぶ。理由は>>86に書いた。その文体の官能性は他の追随を許さない。
0099吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/03(木) 15:55:57.81
『嫉妬』が復刊されないのは何か版権上の理由でもあるのかな?
0100学術デジタルアーカイヴ
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2015/09/03(木) 17:53:47.46
綺麗だった。描写が。
0101吾輩は名無しである
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2015/09/04(金) 18:54:11.85
しかし小説の翻訳状況がこれでは
映画のBOX版の日本語版なんて夢のまた夢だなあ
0102吾輩は名無しである
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2016/01/26(火) 08:04:21.83
蔵臼 金助
『囚われの美女』
フランス人はこんな感じのエロティックな幻想譚が大好き。
これはマグリットの絵画をモチーフに吸血鬼とデューク・エリントンを絡めて描いた、アラン・ロブ=グリエならではの難解なサスペンス。
#1日1本オススメ映画
http://pbs.twimg.com/media/CZSnU2UWAAI8iSb.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CZSnU2VW0AM1MFF.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CZSnU2YWQAkeruL.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CZSnU2YWQAg5Y9Q.jpg
2016年1月21日
0103吾輩は名無しである
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2016/01/28(木) 01:56:52.72
『嫉妬』は明らかに『きことわ』に影響を与えている。
0104吾輩は名無しである
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2016/05/08(日) 21:48:01.41
ABCアート

批評家、バーバラ・ローズが、『アート・イン・アメリカ』誌の1965年10月号に寄稿した論考のタイトルであり、
現在「ミニマリズム」ないし、「ミニマル・アート」と呼ばれる動向の別の名称。
ミニマル・アートという名称は当時すでに普及し始めていたものの、
ローズはこの潮流について記述する論考のタイトルとして、「ABCアート」なる語を使用した。
ローズは、60年代半ばから後半にかけて現象したミニマリズムの影響源として、
K・マレーヴィチとデュシャン、思想的・文学的な参照項として、L・ウィトゲンシュタイン、ロブ=グリエ、G・スタイン、
音楽からJ・ケージやE・サティ、ダンスからM・カニングハムらの名を挙げている。
http://artscape.jp/artword/index.php/ABC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88

サウンド・トラック

音による演出はその映画のプロットと一体化し、時に音楽は画面のなかで起きていることを雄弁に語る。
だが、L・ブニュエルやA・ロブ=グリエのようにプロットそのものの構造が破綻している作品では、
フレームの内と外、時空間の斉一性が稀薄であるがゆえに、音楽もプロットや劇的演出から解放されて、より抽象的となる。
http://artscape.jp/artword/index.php/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
0105吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/11(水) 20:26:34.11
2006.3.18日
対談◆若島正×沼野充義
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/old/SpecialIssuepages/Nabokov/review5.html

わ:ナボコフの比喩ってかなり突飛なんですよ。見たことがないような比喩がたくさんあって、それを取ってしまうと普通の文章に見える。
分かりやすくなるわけですね。だけど私の場合は比喩がすごく面白いのでそこは残す、ということです。
フランスの作家にロブ=グリエという人がいて、彼はわりとナボコフに近いタイプの作家ですが、
彼は、この小説を読んで筋書きが分かったところで何も読んだことにならない、それがどんなふうに書かれているかが問題なんだ、と言うわけです。
私はそれはやや言い過ぎで、もちろん内容も重要だと思いますが、
しかしどう書かれているかということはやはり、かなり大きな問題で、一つは比喩の使い方ですね。
0107吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/14(土) 00:38:46.72
この第二の時間イマージュを、 私達はロブ=グリエの中に、 一種のアウグ
スチヌス主義の中に見出す。 ロブ=グリエにおいては、 現在が順番に過ぎ去
ることは決してない。 その代わりに、 過去の現在、 現在の現在、 未来の現在
の同時性が存在し、それらは恐るべき説明不能の時間を表現している。(p.133)


それ[ロプ=グリエの映画世界の時間] は恒星の時間であり、 相対性の系で
あろうD そこでは、 人物は人間というよりは惑星のようであり[映画を支配
する]調子は主観的であるよりは天文学的であるD その中では、 複数の世界
が宇宙を構成しているのだ。 複数宇宙論においては、 いろいろな世界が存在
するだけではなく、 ただ一つの同じ出来事が、 異なる世界で共役不可能な形
で演じられるのである。 (p.l34、[ ]、 強調、 及び下線は筆者)

http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/3537/1/gallia_39_033.pdf
0108吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/14(土) 01:14:05.71
「いわばステロタイプの饗宴である。風景は絵葉書のように薄っぺらだし、人物は心理を剥奪された機械人形のようにぎこちない。
女たちはいずれも典型的な娼婦のイメージにおさまり、男たちもまた、性的偏執者の類型そのものだ。
想像力は豊かに飛翔するというより、むしろ涸渇し、物語は無理に辻褄を合わせようとする者の言訳のように矛盾と反復に充ち、
自分から罠に落ちて、訊ねられたわけでもない秘密を漏らしてしまう。
だからその物語は、隠されていたものが徐々に露呈されてゆくのではなく、
はじめから露呈されていたものが、そのあからさまな露呈ぶりを重層化してゆく過程をたどることになるだろう。
この重層化の過程が、決してひとつの真実の意味にはたどりつくことのないイメージの多声的戯れへと見るものを導きいれ、
表面という名の奥行を欠いた迷路の中の、距離と深さを奪われた表層的な彷徨へと駆り立てる。」
(蓮實重彦「映画作家としてのロブ=グリエ」 『シネマの記憶装置』(1979年)収録)
0109吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/16(月) 20:55:42.51
雪沼
アーバンギャルド好きな方には是非ロブ=グリエの映画を観て欲しい……(病的なまでにポップなので)。
布教大好き人間だからソフトお貸ししたい気持ちだけはいっぱいなんだけどなぁ……。
http://pbs.twimg.com/media/CiawpkeUUAAdiru.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CiawpvjUUAEcdkd.jpg
2016年5月14日

sato
蓮實重彦の本は昔読んでました。『陥没地帯』という前の小説も読んでます。
でも今回三島賞を取ったからと言って『伯爵夫人』を読むのはちょっと・・。
蓮實の元ネタはどうせヌーヴォーロマンだろうから、仏語がある程度読めるなら原書でロブ=グリエやクロード・シモンを読む方がいいと思います。
2016年5月16日
0111吾輩は名無しである
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2016/05/20(金) 22:23:06.79
アラン・ロブ=グリエ(Alain Robbe-Grillet、1922年8月18日 - 2008年2月18日)
Un régicide 1949年(出版されたのは1978年). 平岡篤頼訳『弑逆者』白水社, 1991年

Les Gommes 1953年. 中村真一郎訳『消しゴム』河出書房新社, 1959年 中条省平訳 同左 光文社古典新訳文庫, 2013年
Le Voyeur 1955年. 望月芳郎訳『覗くひと』冬樹社, 1966年. 講談社文芸文庫, 1999年
La Jalousie 1957年. 白井浩司訳『嫉妬』新潮社, 1959年
Dans le labyrinthe 1959年. 平岡篤頼訳『迷路のなかで』講談社文芸文庫, 1998年

La Maison de rendez-vous 1965年. 若林真訳『快楽の館』河出書房新社, 1969年、河出文庫, 2009年

Projet pour une révolution à New York 1970年. 平岡篤頼訳『ニューヨーク革命計画』新潮社, 1972年
Topologie d'une cité fantôme 1976年. 江中直紀訳『幻影都市のトポロジー』新潮社, 1979年
Souvenirs du Triangle d'Or 1978年
<ロマネスク>三部作
Le Miroir qui revient 1985年
Angélique ou l'enchantement 1988年
Les derniers jours de Corinthe 1994年

Djinn 1981年.平岡篤頼訳『ジン』集英社,1990年

La Reprise 2001年. 平岡篤頼訳『反復』白水社, 2004年
Un Roman Sentimental 2007年

『不滅の女』 ("L'immortelle" 1963年)
『ヨーロッパ横断特急』(Trans-Europ-Express 1966年)
『嘘をつく男』(L'homme qui ment 1968年)
『エデン、その後』(L'Eden et après 1971年)
『快楽の漸進的横滑り』("Glissements progressifs du plaisir" 1974年)
『危険な戯れ』(Le Jeu avec le feu 1975年)
『囚われの美女』(La Belle Captive 1983年)
『狂気を呼ぶ音』(Un bruit qui rend fou 1995年)
『グラディーヴァ マラケシュの裸婦 』(C'est Gradiva qui vous appelle2007年)
0112吾輩は名無しである
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2016/05/23(月) 10:51:06.74
マグリット展を見てアラン・ロブ=グリエを想う
2015-07-13

ロブ=グリエは1961年、アラン・レネ監督のために『去年マリエンバートで』の脚本を執筆、
1962年の『不滅の女』からは自ら監督業に乗り出し、亡くなるまでに9本もの長篇映画を監督(共同監督含む)している。
『囚われの美女』は、彼の監督作中、唯一日本で劇場公開された作品だ。

なんでも原作版『囚われの美女』(1975)は、
ルネ・マグリットの絵画77点と21点のフィギュアを織り交ぜて制作した<大人の絵本>らしいが、邦訳は出版されてない。
が、1979年に文芸誌「海」が翻訳を掲載したという。

もともと、アラン・ロブ=グリエは作品に絵画を引用することが多い。
『迷路のなかで』(1959)は、雪の町をさまよう兵士と「ライヘンフェルスの敗戦」という絵画のイメージが交差するところから始まるし、
『ヴァナデ女神への廃墟の神殿の建設』(1974)は、ポール・デルヴォーの銅版画連作にテキストを提供したものだし、
『幻影都市のトポロジー』(1976)は、
デルヴォーのほか、ロバート・ラウシェンバーグやデヴィッド・ハミルトンら芸術家のために書いた短文を構成したもの、
さらに最後の監督作品となった映画『グラディーヴァ マラケシュの娼婦』(2006)では、主人公はドラクロワの研究者である。
0113吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/27(金) 09:52:44.00
「シモン・ルクールの物語を純粋な小説的フィクションの範疇に分類することを、誰にしろ、
可能ならしめるようなものは何ひとつ――つまり、どんな決定的な証拠も――存在しない。
むしろ逆に、この不安的で欠落の多い、というかひびのはいったテクストのあまたの重要な要素は、注目すべき執拗さで、
したがって悩ましいくらいに、現実(万人の知っているこの現実)に符合していると断定することができる。
そして、物語の他の構成要素が現実から故意に離れることがあっても、いつでもその手口はいかがわしいから、
そこに話者の組織的な意図を見ないわけにはいかず、まるでなにか秘密の原因が、彼のそうした手直しや捏造を要求したかのようなのだ。」
http://www.indierom.com/dengei/sp/arg/kimuchi05.htm
0114吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/27(金) 11:25:33.68
カフェの店内の暗がりで、主人がテーブルと椅子、灰皿、ソーダ水のサイフォンを並べている。午前六時。

主人はまわりがよく見えなくてもかまわない、自分が何をしているのかも分かっていない。まだ眠っているのだ。
大昔からの法則が主人の細かい動作を支配して、幸いにも人間の意志の不安定から守っている。ゆえに毎秒ごとに正確な動きが刻まれる。
一歩横へ、椅子から三〇センチ、布巾で三度拭いて、右へ半回転、二歩前へ進み、完全無欠、非の打ちどころのない毎秒が進む。
三一。三二。三三。三四。三五。三六。三七。毎秒が正確な場所に収まる。

『消しゴム』
0115吾輩は名無しである
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2016/05/29(日) 11:45:22.36
 「物語形式のあらゆる技術的要素――単純過去形と三人称の使用、年代記的展開順序の無条件の採用、線状の筋立て、
情念の規則的な屈折、それぞれのエピソードの終局への指向、等々――
はすべて、安定した、脈絡のとれた、連続的な、包括的な、すみずみまで解読可能な世界の像をおしつけることを目的としていた。
世界の理解可能性は、疑義さえさしはさまれなかったから、物語るということは、なんら問題を生じなかった。
小説の文章(エクリチュール)は潔白であることができた。
 ところが、フローベール以後、すべてがゆらぎはじめる。その後百年たって、いまではその体系全体が思い出にすぎなくなっている。
この思い出、この死んでしまった体系に、なにがなんでも小説をしばりつけておこうというわけなのである。」

『ヌーヴォー・ロマンのために』
0116吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/29(日) 12:01:58.19
   / ̄ ̄ ̄ ̄ \ 
   |   (゜)(。).  | 
   |┌  ⊂⊃ ┐|   
   |  \___/ | 
    /       \
0117吾輩は名無しである
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2016/05/29(日) 13:17:09.55
« Le monde n’est ni signifiant ni absurde. Il est, tout simplement. »

 世界は意味もなければ不条理でもない。ただ単にそこに « ある » だけである。

 ── アラン・ロブ=グリエ Alain Robbe-Grillet
    『 新しい小説のために Pour un nouveau roman 』 1963 年
0118吾輩は名無しである
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2016/06/01(水) 22:09:58.98
韻踏み夫
今ロブ=グリエ読んでるけど、もうこれ「ソレならイイ」や「AREA AREA」で使われてる技術が盛りだくさんで死ぬほど面白いんだけど、
般若やMACCHOがヌーボーロマン読んでるなんて口が裂けてもいえない
2016年5月30日
0121吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/12(日) 11:02:47.32
コピペしかいないスレなどさっさと潰れてしまえ
0123吾輩は名無しである
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2016/06/12(日) 12:43:53.26
とっくに死んでいるのに、きみは何がしたいのか。
きみはアラン・ロブ=グリエが好きなのか?
彼の作品が好きなのか?
どういうところが好きなのか?
もっとも見せられたのはどの作品のどういったところか?
そういったことを、自分のあたまで考えて、自分の言葉で語るようにしたほうが、
スレも、板も、おもしろく、意義のあるものになる。
「2ちゃんで何を言っているんだw」と開き直るなら、
そもそも、こんなコピペの羅列などする必要さえないはずだ。
きみが求めるものは何だ?
きみがしたいことは何だ?
コピペでネタを提供して、活性化させているつもりか?
きみの行為からは、ロブ=グリエに対する愛情も、
そして、文学に対する愛情も感じられらない。
さあ、コピペに頼るのはやめて、自分の言葉で語るのだ。
それができないのなら、立ち去ったほうがいい。
きみには、小説は、むいていない。
0126吾輩は名無しである
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2016/06/16(木) 01:26:43.06
映画は、ロブ=グリエの小説のように、患者に対する治療のように始まり、実写映像から男女の抱擁への大胆なモンタージュ、
レネが愛着を抱く(ここでは病院の)廊下の映像へと移行する。
この監督にとって廊下は、無意識や記憶へと通じるたくさんの半開きの扉を表わし、
その記憶は、視覚的な閃光や往々にして奇妙な呪文のような発話、
そしてとりわけとらえどころのないエマニュエル・リヴァと
岡田英次(フランス語がわからないまま台詞を音声として発音する)の顔と身体によって再生される。
この閃光は伝統的な語りを壊し、いっそう漠然として不透明な精神の語りを再創造する。
超自然的幻視の観点が、音声―音楽は一瞬にして変化する―と反復を通じて、徐々にあらわになる。

Le film commence comme un roman de Robbe-Grillet, très cliniquement,
passant sans vergogne des images d’archives aux montages des enlacements, et aux couloirs (d’hôpitaux ici) que Resnais affectionne tant.
Car un couloir, pour le réalisateur, représente une multitude de portes entrouvertes vers l’inconscient, la mémoire,
reproduite par des fulgurances visuelles, une diction parfois étrange,
incantatoire et surtout les visages et les corps fuyants d’Emmanuelle Riva et d’Eiji Okada
(qui prononce son texte phonétiquement, ne connaissant pas le français).

La fulgurance détruit la narration classique pour recréer celle de l’esprit, plus diffuse, plus opaque.
L’idée de l’apparition se développe progressivement,
au fil des sons -la musique change parfois du tout au tout en une seconde-, et des répétitions.

http://afjn.jp/information/%E3%80%8E%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E6%83%85%E4%BA%8B%E3%80%8F%E3%80%80hiroshima-mon-amour/
0127吾輩は名無しである
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2016/06/18(土) 10:34:26.09
人・文化・自然が奏でるハーモニー
しかし、ロブ=グリエの朝日新聞訃報は衝撃的だったよな

田舎者なので、朝日新聞の日曜書評は貴重な情報源ではあったんですが、
あの訃報読んじゃうと、文化デスクとはいったい……みたいな感情がわきあがらなくもなかった
2016年5月16日


アラン・ロブグリエ氏死去 仏ヌーボーロマンの代表作家
2008年02月19日
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200802180502.html

 フランスの前衛的な小説手法「ヌーボーロマン」の旗手として知られた作家アラン・ロブグリエさんが18日、
心臓病のため入院していた仏北西部カーンの病院で死去した。85歳だった。

 仏西部ブレスト出身。従来の小説の枠を打破し、ストーリーの一貫性に乏しかったり、心理描写を欠いていたりするヌーボーロマンの理論を確立した。
サミュエル・ベケット、クロード・シモンらとともに50〜60年代、実験的な小説を発表。代表作に「嫉妬(しっと)」「消しゴム」などがある。
アラン・レネ監督「去年マリエンバートで」では脚本を手がけ、1961年のベネチア映画祭で金獅子賞を受けた。自ら映画監督としても活動した。
0128吾輩は名無しである
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2016/06/18(土) 10:40:49.19
きみは何がしたいのか。
きみはアラン・ロブ=グリエが好きなのか?
彼の作品が好きなのか?
どういうところが好きなのか?
もっとも見せられたのはどの作品のどういったところか?
そういったことを、自分のあたまで考えて、自分の言葉で語るようにしたほうが、
スレも、板も、おもしろく、意義のあるものになる。
「2ちゃんで何を言っているんだw」と開き直るなら、
そもそも、こんなコピペの羅列などする必要さえないはずだ。
きみが求めるものは何だ?
きみがしたいことは何だ?
コピペでネタを提供して、活性化させているつもりか?
きみの行為からは、ロブ=グリエに対する愛情も、
そして、文学に対する愛情も感じられらない。
さあ、コピペに頼るのはやめて、自分の言葉で語るのだ。
それができないのなら、立ち去ったほうがいい。
きみには、小説は、むいていない。
0129吾輩は名無しである
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2016/06/18(土) 12:00:10.43
自分の言葉で語るとかw
ロブ=グリエのスレで相応しいことだと思っているのかw
0131吾輩は名無しである
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2016/06/24(金) 20:56:17.20
仙田学

『快楽の漸進的な横滑り』ロブ=グリエ
『北京の秋』ボリス・ヴィアン
『蟲』江戸川乱歩
『パリの胃袋』ゾラ
『人生の親戚』大江健三郎
『関節話法』筒井康隆
『金色の眼の娘』バルザック
『弓と竪琴』オクタビオ・パス
『初恋』ツルゲーネフ
『女中(メイド)の臀(おいど)』ロバート・クーヴァー

#読みたくなる小説のタイトルを10個あげてみる
0132吾輩は名無しである
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2016/06/24(金) 21:17:41.43
>>130
バレたかw
0133吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/06(水) 16:54:56.86
気狂いじゃが・賢人みにゅい
遅ればせながら、蓮實重彦『伯爵夫人』を読了。
登場人物「高麗」は仮名「ボリス」(p.166)を名乗るが、これはどうみたって、ロブ=グリエ『消しゴム』の主人公、探偵「ボリス」への目くばせであろう。
2016年7月1日
0134吾輩は名無しである
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2016/07/06(水) 16:56:50.72
蓮實重彦は嫉妬コンプの知恵遅れ
0135学術 ディジタル アーカイヴ@院教授
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2016/07/06(水) 17:41:11.44
迷宮より迷路のほうがいいよな。
0136学術 ディジタル アーカイヴ@院教授
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2016/07/06(水) 18:12:29.76
エンデも怖いけど・・・。
0137吾輩は名無しである
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2016/07/07(木) 17:45:35.69
2013-09-26
ミステロイドがミステリになるとき〜ロブ=グリエ『消しゴム』(執筆者:ストラングル・成田)
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20130926/1380148383

帯に曰く、「世界を震撼させた〈ヌーヴォー・ロマン〉の嚆矢、ついに新訳なる!」

 ロブ=グリエの本書(1953)は、同じくフランスのヌーヴォー・ロマンの書き手ミシェル・ビュートル『時間割』と並んで、
日本でも、ミステリ方面からも言及されてきた作品である。

 60年代の評においても、「〈アンチ・ロマン・ミステリ〉の傑作」(石川喬司『極楽の鬼』)という評価がある一方で、
「終わりまで読めずにおりた」「この実験小説を〈新しい手法による新しい探偵小説〉として売り出した商魂のたくましさには舌を巻かざるを得ない」
(小林信彦『地獄の読書録』)という言及もある。

 などということもあって、多少恐れをなしていたのだが、この度の新訳を手にとってみると、冒頭のいかにも実験小説風の叙述をくぐり抜ければ、
現代の読者にとっては意外なほど読みやすいのではないだろうか。それに、明確なミステリ仕立ての筋書きがある。
0138吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/07(木) 18:22:34.10
アベノミクスで格差拡大しようず!www
0139吾輩は名無しである
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2016/07/08(金) 00:26:12.72
カトリーヌ・ロブ=グリエ 『若き妻の日誌1957〜1962』より
二人が結婚した1957年当時、彼は35歳、彼女は27歳だったが。10代に見えるらしい。このことは彼のロリータ趣味を表している。
1957年11月1日の彼女の日誌には、彼は少年のように彼女を愛していて、主人と奴隷という契約を交わしているにもかかわらず、
彼は彼女の跡ばかりをついてきて、とても35歳とは思えない、まるで彼の方が奴隷であり、口実を作っては、彼女にキスしたり、触ってくるのだという。
彼は口で言うほどサディストではなく、彼が望めば何でもできるので、どのように虐められるかを最初は不安に思っていた。
しかし、彼は大切な玩具を壊すようなことはしなかった。彼が3P,4Pプレイを望んでも彼女は拒み、その内にプレイそのものを拒否するようになる。
そして、彼女は若い愛人を持つようにまで、彼と心が離れていく状況を綴っている。
http://blogs.yahoo.co.jp/sakurakouji17281728/63631379.html
0142吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/09(土) 08:53:46.41
アベノミクスで格差拡大ウハウハときめきED勃起!
0143吾輩は名無しである
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2016/07/10(日) 00:19:28.43
シークエンスの繋ぎは、音楽とかで繋げているところもあるし、まったく唐突に繋げているところもある。
2年後に書く『残響』ではイメージのゆるやかな横滑りみたいなことを使って、文芸評論家からは『残響』のやり方の方が評判がよかったけれど、
私はいまは『コーリング』のように唐突だったり強引だったり見え見えだったりと、かなりバラバラな繋げ方の方がよかったと思っている。
だって、世界ってそういうものだからだ。占いというのも一種の科学というか秩序を持った思考法で、
占いもまた科学と同様に世界の中から関連のある現象(形象)を探し出す。
つまりこれが文芸評論家にも評判がよかった『残響』のゆるやかなイメージの横滑りなのだけれど

(この「横滑り」という言葉は、わかる人にはわかるのだが、ヌーヴォー・ロマンの作家のロブ=グリエの「快楽の漸進的横滑り」(だったけ?)
という書名をイメージしていま私は使っていて、蓮実重彦の影響下にある評論家は全員ロブ=グリエに関する知識を共有している、
ということが、この「横滑り」という言葉には示唆されているわけ)、

人はもっとずっと無根拠に、または直観的に世界の連関を見つけ出す。
形象なんかどこにもなくても、ひとつの(はずの)流れでシークエンスが移れば、読者はそこに連関を見る。見なくても感じる。
それでじゅうぶん、というか世界とはそういう風に人間の開けてくるものなんじゃないかと思う。
http://www.k-hosaka.com/note/comment/ko-zan.html
0144吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/10(日) 06:43:40.83
カトリーヌ・ロブ=グリエ 『若き妻の日誌1957〜1962』より
二人が結婚した1957年当時、彼は35歳、彼女は27歳だったが。10代に見えるらしい。このことは彼のロリータ趣味を表している。
1957年11月1日の彼女の日誌には、彼は少年のように彼女を愛していて、主人と奴隷という契約を交わしているにもかかわらず、
彼は彼女の跡ばかりをついてきて、とても35歳とは思えない、まるで彼の方が奴隷であり、口実を作っては、彼女にキスしたり、触ってくるのだという。
彼は口で言うほどサディストではなく、彼が望めば何でもできるので、どのように虐められるかを最初は不安に思っていた。
しかし、彼は大切な玩具を壊すようなことはしなかった。彼が3P,4Pプレイを望んでも彼女は拒み、その内にプレイそのものを拒否するようになる。
そして、彼女は若い愛人を持つようにまで、彼と心が離れていく状況を綴っている。
http://blogs.yahoo.co.jp/sakurakouji17281728/63631379.html
0145吾輩は名無しである
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2016/07/11(月) 00:17:44.74
牧眞司(shinji maki)
拙著『世界文学ワンダーランド』(本の雑誌社)…のアラン・ロブ=グリエ『ジン――ずれた舗石のあいだの赤い穴』の項。引用しますね。

〔人は物語ぬきに生きられない。物語が心を支えているとも言えるが、知らずしらず物語に依存しているとも言える。
たわいのない「最後に愛は勝つ」「もともと特別なオンリーワン」から、
愛国心や自己実現といった強烈なものまで、ぼくらのまわりは物語だらけだ。 →

ロブ=グリエは率直なひとだから、そんな虚構を漫然と受けいれている人々に対して、それは勘違いですよと教えてしまう。
彼の「世界は意味もなければ不条理でもない。ただたんに、そこに《ある》だけである」は、あまりにも有名なひとことだ。 →

→ だが、ロブ=グリエは物語をすべて排斥するわけではない。
たとえば、中期の傑作『幻影都市のトポロジー』や『ニューヨーク革命計画』では、 →

→ 神話の原型、探偵小説の常套など、すでにおなじみになった物語の欠片を、
いくつもいくつも集め、繰りかえして反射させ、イメージの万華鏡を構成してみせる。
もちろん、ひとつひとつの物語に内容などないことは歴然だ。そこにあるのは、意味が漂白された硬質なリアリティ。〕

ロブ=グリエがイイなって思うのは、「意味のある世界」のカウンターとして「不条理」とか「混沌とした世界」を持ちだすのではないところですね。
「人生は物語のようにはいかない」とかいうのは、べつなかたちの物語依存でしょう。

遠山純生
『去年マリエンバートで』が『羅生門』参照したとの説。レネにせよロブ=グリエにせよ『羅生門』に言及した発言見当たらなかったのだが、
山本喜久男氏遺稿集によればロブ=グリエが60年代に山田宏一氏に『羅生門』から霊感受けた旨語ったとの事(当時のキネ旬掲載記事より)。
日本人故告白したとか?
2016年7月9日
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