チャールズ・ディケンズ Part.2
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>>694
過去 現在 未来 スクルージは
自分の人生と周りの人々の出来事を
振り返ってさせられる。
臨死体験者の体験談 回想録と類似。
両者とも現在に戻り、新たに生きる。
キリスト教圏のミームなのか
人類のミームなのか、実際の出来事なのかは
知らないが。 >>695
臨死体験者の回想録は
スクルージが霊とともに巡る
自己の人生の振り返りを
幽体離脱した後 過去 現在
場合によっては未来の出来事を
周囲の人の気持ちになって追体験する
経験がかなり共通してるとか。
これクリスマスキャロルまんまの流れに
類似してるよね ディケンズは一作が何巻にもなるから、何作も本棚に並べると、
ズラーッとディケンズだらけになって、他の本を駆逐してしまうよね >>701
ディケンズの『リトル・ドリット』は読んだの?
読んでないなら読むべきだ
ドラマを見ただけで読んだ気になってはいけない オリバーツイスト読みましたけど悪人キャラがすごい印象的ですね
自業自得因果応報としかいえない末路を遂げて庇う余地はないわけだけど
同情とかじゃなく、なんか心惹かれるキャラに仕上がっててこんなキャラ描写できるなんてほんとすごいと思った
あそこまで悪に染まってる人間性なわけだから社会環境だけが原因てわけじゃなく遺伝子的な部分で欠陥ある感じがするけど
それでも貧困社会が生み出した人間て言っていいと思います >>702
リトル・ドリット読んだけどじわじわと心に染みてくるね
オリバー・ツイストは唐戸信嘉訳がおすすめ 唐戸さんにもっとディケンズを訳して欲しい >>705
小池訳と加賀山訳でも読んだけど唐戸訳のほうが圧倒的に速く読めるんだよね
値段だけの没入感の高さがあると感じた 自分は小池訳を持っていて特に問題を感じないので、
あえて金を出して別訳を買う気はない クリスマスキャロル (村岡訳)で
充分 素晴らしい文学だな
この1冊がディケンズの象徴やな さすがに小池先生の訳は読みづらいわ
2000年あたりからの新訳は読みやすさが全く違うから
ディケンズに限らず、もう古い方で読む気にはならないな
新潮ディケンズなんかも全部買いなおしだわ
1000円2000円ケチって古い方で何時間も読むのは損 ゆとりの言語感覚の脆さが情けない
小池滋も北川悌二もまったく問題ないと感じるけどな 読まずに論すとか論外だし、変な文章で読んどけばいいよ オリヴァーは自分が読んだ分だと
新潮加賀山>光文社唐戸>ちくま小池>旧新潮中村
光文社のはナンシーら底辺層の言葉遣いが良くてちょっと違和感 https://www.nic
ovideo.jp/watch/sm10007565 既出かもしれないけど、ディケンズについて、簡略版多読図書を使って基礎から
解説してくれている
https://youtu.be/aRdRGT2zyE0 >>680
亀だけど、ロンドンあたりのイギリス英語ならカロルだよね ワイルド「ネルの死で笑いを堪えるには鉄の心臓が必要だ」
馬鹿にしてんだよねこれ ポーもドストエフスキーもネルの死に感銘を受けている
イギリス人はユーモアと皮肉を好む民族で、感傷が大嫌い
彼らが高く評価する作品を読んでも、どうもぴんとこない
たとえば、イヴリン・ウォーの最高傑作と本国で評価される
『一握の塵』を読むと、どこがいいのかさっぱり分からない
『ブライヅヘッドふたたび』の方が遥かに優れていると思うね またクリスマスキャロルの新訳が出るらしい
角川より ディケンズもバルザックも新訳はおなじみの作品ばかり
少しは他社と違いを見せようという出版社はないものか 『クリスマス・キャロル』越前敏弥訳、角川文庫より刊行 ツイッター見てるとクリスマスキャロルバカ売れしてるように見えるわ
そら毎年新訳が出るわけだな
その後メルカリにも大量に出るんだけど デイヴィッド・コパフィールドが映画化されるんだな、知らなかった
本屋に映画の帯つきで並んでいて知った バーナビーラッジまあまあ面白かったわ
文庫では読むもんなくなったらお勧め
集英社ギャラリーってので5000円もするし分厚いけど、
アマゾンのマケプレだと安く買えるから、邪魔なら読んだ後捨てればいい
訳は小池滋 ここ数日で、Amazonで古本の『骨董屋』上巻がすべて売れてしまった
どこかで話題になったのだろうか? クリスマスにクリスマスキャロル読んで他のも読もうかなってなったとか? クリスマスにクリスマスキャロル読んだけど新潮のは訳が合わなかったな
次は骨董屋読んでみるわ 骨董屋の下巻の表紙はなんであんな絵を採用したのか
すごいつまんなそうに見える >>733
ディケンズ全集という名の田辺洋子全訳集ってことなんだろう
じゃないと書簡集から始めるなんて一風変わったことにはならん 我らが共通の友の訳ってどんな感じなんだ
訳者はこれ以外に作品がないみたいだし
ディケンズはとんでもない悪文のような訳の本が結構あるから高い値段を出して買うのは気が引ける チャールズ・ディケンズ『我らが共通の友』間二郎訳・ちくま文庫
冒頭「いつの年とは言わないが、現に我々が暮らしている今の世でのことだ。
秋の夕闇がテムズの川面にせまるころ、鉄のサザック橋と石のロンドン橋との間を、
うす汚れた、あやしげなボートがふたつの人影を乗せて漂っていた。」
まったく問題のない訳文だ
ディケンズの小説では、これと『骨董屋』が最も好きだね 「我らが共通の友」はカルヴィーノの「人はなぜ古典を読むのか」所収の短文で知ったわ
本持ってないから復刊か新訳出ないかな 大いなる遺産は素晴らしいがエンドはもう少し夢を与えて欲しかった
二都物語は食わず嫌いしてたが、前半は退屈だけど中盤から面白い 夢ってのはよくわからんな
むしろ現実を諭してくれる稀有な作家じゃないか ビップはあれでいいとしてもエステラ救われてなくない? ひいらぎ旅館はライ麦畑の捕まえ役そのものだな
全く色あせないというか、現代向けとすら言える
朗読集でしか読めないのが惜しい 「骨董屋」面白かった
ヒロインが気の毒な話っぽいので読むの躊躇したが
ヒロイン以外の主要人が、善人悪人とも魅力あるね
一番の悪役の奥さんや義母が効いているような
それと当時の生活描写が楽しい
紅茶がおいしそうに感じられる
原文派だけど、日本語訳はいろいろと難しそうな作品なんだろうな
ドストがこの作品にほだされたと知って
当初は「そりゃドストの好きな小さな女の子と博打打ちが出てくるからだろw」と冗談交じりに思ったけど
最後まで読んでみると作品世界の雰囲気もドストとディケンズで通じる一面も確かにある
ロシア語畑の人だけどドストエフスキー作品の翻訳者はドスト作品の登場人物のキャラの面白さを出せている人が多いし
(現在有名なk先生の訳は好きじゃないけど)ディケンズ作品をうまく訳せる素養があるんじゃないかと思った
まあ英文学のいろんな知識も必要になってくるけど
「二都物語」についで「骨董屋」が好きになりました(次がデビコパ) いよいよ本邦初のディケンズ全集が刊行される
一冊8000円は全集としては妥当な価格だが、
訳者が田辺洋子というのがガッカリ
あまり評判よくないよね 田辺さんの翻訳読んだことがない
どの辺が評判悪いのでしょうか? 8800円ってスゴいな…3500円位なら買えるのに >>747
全集がそんなに安いわけないだろ
日本の作家の全集でも5000円以上するし、
海外作家だとさらに翻訳料がかかるから、もっと高くなる
本を作って売るのは金がかかって大変なんだ
何も知らんくせに文句しか言わないアホはどうしようもねえな 3000円前後の全集も普通にあるよなw
ゲーテなんか2000円だ 文庫で全部出してくれたら嬉しい
加賀山さん頑張って! 全集の第1回配本の書簡集Tが届いた
まだ読んでないがマイナー出版社の本にしてはデザインがまあまあ綺麗だし、活字も大きいからお前ら年寄りでも読み易そう
ただ、横組みというのがビミョー
「ニコラス・ニクルビー」と「ドンビー父子」を早く出版して欲しいが、これも横組みになるのか? ディケンズの長編17作翻訳すべて所有しているから、
高い金を出して今更全集を買う気はないね
書簡集には全然興味がないしね 長篇が17作品もあるんだ
知らなかった
オレの知っているのは7,8作品だな 書簡集Tの帯の裏を見たら、
21年夏 ドンビー父子、書簡集U
22年春 ニコラス・ニクルビー、書簡集V、と書いてあった。
二冊ずつ出版するのか、それぞれ一冊に纏めるのかは分からないが、バカ高い古本を買わなくて正解だった。 とりあえず図書館で読んでみるかな
入ってたらいいんですけど 二都物語って、基本的に英国アゲの小説なのかな
ロンドンの裁判とパリの人民裁判の比較
くりかえしフランス青年を救けるイギリス青年の物語
庶民の生活に同情的なディケンズが、暴徒化した民衆に対しては、その有り様を疑うような書き方をしている。 二都物語って、あんまりロマンスの要素少ないわりに、恋愛関係を強調して本を売ろうとしてるよね。
おれは後半のMissプロスさんと"復讐"の戦いがバトル漫画っていうかハガレンみたいで、おもしろかった ディケンズの小説って、最終的に良心的な社会主義に向かっていってるよな
フェビアン協会が設立されたのはもっと後の時代だけど >>760
オリヴァー・ツイストの頃から、下層民の乱暴な生活に批判的だよ。労働階級の行動だって決して美化してない
ならず者や犯罪者の男たちに対しては竹を割ったような簡潔さで裁断している オリヴァーツイストって、気がつくと少年じゃなくて爺さんが話を進めて活躍してるからな
The Lord of the Ringsもそうなんだけど、なにかとジジイが前に出てくる。
リアリティなのか、当時の読者層が歳をとってる世代中心なのか ディケンズ小説は、今の都市世界の原型みたいのを提出してる。
よい意味でブルジョア小説というか、富裕な年長者が道徳的行動で社会を発展させる意志を表明するあたり。
19世紀だとまだまだブルジョア家父長制の段階だけど、21世紀現在に到れば女性セレブもたくさんチャリティしてるしね 『ピクウィック・クラブ』ユーモアの宝庫で面白すぎる 大いなる遺産も解説してくれ
イーサン・ホークのしか観たことない 今日大きな書店に行ったら、
岩波文庫の『荒涼館』箱入りを売っていたので、
思わず欲しくなり買ってしまった
筑摩の青木・小池訳をすでに読んで持っているのに
物欲恐るべし >>770
岩波文庫の箱は期間限定だからね
『ドン・キホーテ』箱入りを持っているが、今では売ってない ドストエフスキー、ポー、カフカ、ナボコフ、大江健三郎もディケンズの愛読者
自分のちくま文庫『我らが共通の友』に新聞の切り抜きがはさんであるが、
大江の「ディケンズびいき」という文章で、『我らが共通の友』における
印象的な細部(娘たちの可愛らしいユーモアなど)について書いている 岩波文庫の『ドン・キホーテ』箱入り
アマゾンなら入手可能 復刊情報
『〈線〉で読むディケンズ 速記術と想像力』
【著者】松本靖彦
【発行】春風社
【予価】3,960円(税込み)※予価の為、価格が変更する場合がございます。
ディケンズの作品世界で繰り広げられるドラマを〈線〉にまつわる問題として
捉え、人物造形における想像力の働き方を明らかにする。
▼目次
序章
第一部 ディケンズの速記と想像力
◇第一章 ディケンズの速記と人物造形
◇第二章 ディケンズとホガースの速記術
第二部 境界線をめぐるドラマ
◇第三章 大人と子どもの境界線-大人の中に子どもはいるのか
◇第四章 自他を隔てる境界線(一)『大いなる遺産』 -ピップは自分の人生
の主人公になれるのか
◇第五章 自他を隔てる境界線(二)『ドンビー父子』 -フローレンス・ドン
ビーは父親の宝となれるのか
第三部 境目の想像力
◇第六章 生きているのか死んでいるのか -見世物小屋としての『骨董屋』と
人形の死に様
◇第七章 いずれは死なねばならぬから -ディケンズの『骨董屋』『互いの
友』とフロイトの『快原理の彼岸』
終章 結論 -越境するディケンズ(の想像力) 誰かのディケンズ解説より先にディケンズの小説をぜんぶ読むべし ディケンズの小説をぜんぶ読んだ人間なんて、そんなにいないだろ
無茶な注文というものだ 『我らが共通の友』ちくま文庫を読み始めた
上巻150ページだが、すでに面白いよ
翻訳がいいので、ディケンズの皮肉とユーモアをたっぷり味わえる
こりゃ、この先が楽しみだなあ 『我らが共通の友』はディケンズの集大成だよね
貧富の差が激しい当時のイギリス社会の世相を反映させつつ、
愛、金、生きがいをめぐる波瀾万丈の男と女のドラマが展開される
現代日本に翻案ドラマ化してほしいくらいの感動的な傑作 ジョン・ハーマンが創業した会社が「ガス器具のハーマン」
TVドラマ放映の際は提供は「ハーマン」でお願いします ディケンズ作品はどれも長ったらしいからね
誰も読まないよ
『我らが共通の友』も重版されないし 長いから読まないとは自分はバカだと告白しているようなものだ むかしの作家はなまけもので作品の数が少ないね
大江健三郎などは長編だけでも膨大だ。ディケンズより格上といえる そもそも大江自体がディケンズの骨董屋に影響受けてキルプの軍団書いてるし ディケンズは2000枚から3000枚の長編を15作も書いている
30年間に15作だから大した量産といえる
これをなまけものとは頭が空っぽかよw >>791
翻訳の枚数に決まってる
面倒くさいヤツ 翻訳の枚数にしても2000枚超えの作品は8作に留まるね
>>790はただの嘘つきです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています