スレ立てた人は世紀末の詩あまり好きでないか。
第2話のパンドラの箱、第5話の車椅子の恋なんて最高だったけどな。
パンドラの箱は、盲目の美女(遠山景織子)がブサイクで貧乏な花火師に恋して婚約している。盲目だからブサイクだとかボロアパートだとかわからない。
ただ盲目の女は治療すれば治る可能性があって、それでブサ貧乏な花火師は最愛の人の眼が見えるようになるのならと本業以外の大道芸のバイトさえする。
そうして稼いだ金で診せていた総合病院の目医者がイケメン。無事、手術は成功し、盲目の女は眼が見えるようになったが花火師の面貌、経済状況を見て知ってしまい
イケメンの目医者に口説かれ、花火師をフッて目医者と結婚。全編通しての主人公である野亜亘(ノアワタル、竹野内豊)に花火師が
「いいかい? 振り子時計のパントマイムはこうやってやるんだ」と言って振り子時計のモノマネをする。その花火師の表情や動きがまさに振り子時計そのものの機械仕掛さで
絶望しきった心を表現。ここでエンディングに入り、ジョン・レノンの「LOVE」が流れる中、花火師と盲目の女の馴れ初めの映像がセピア色で流れる。
初めて自分の花火をあげる花火師は自分の花火をみんながどう見ていてくれるだろうと人混みに入って行くと、一番熱心に夜空を見上げていたのが、その盲目の女だった、というオチ。

第5話は、まあまたあとで。