弱者や社会的底辺の人を食い物にしてると言えば聞こえは悪いが
野島氏のモチベーションは社会が被っている暗闇をメスで切り開き
隠されて日の目を見る事がなかった、普段人々が見て見ない振りをしてる
ある意味「人の心の暗部」をあからさまにすることで視聴者の「善悪の心」
に訴えかけることで道義心に火をつけ、弱者となった主人公および取り巻く
関係者たちと作りごとの世界つまり虚構(フィクション)であるにもかかわらず
感情移入されていく視聴者である自己に、気が付いたらドラマの世界に同化してしまっている
ことに後で気づくなんてことがよくある、非常に「共感性」「共鳴性」の強い
作品が多い、これぞ「魅せる社会派のドラマ!」と言わしめる勢いがあった。
要はね・・脚本家は視聴者を「作品の世界」に引っ張り込んでナンボなんですね。
作品に共感共鳴出来なければ観る人たちが離れていくからね。