0059吾輩は名無しである垢版 | 大砲2016/03/14(月) 16:34:57.07 >>56 才能にも色々あるということ。 芥川という人は物語作家としての才能は抜群だったが、創造の才能はとぼしかったらしい。 友人だった宇野がそのように語った。 なるほど、創造の才能があったならば長編小説の一つは残せたはずであろう。 志賀なんて何十年もかかってようやく暗夜行路を簡潔できた。 内容の如何は問わず、とりあえず残せた。 ぶっちゃけ残せなければ、この人はただの人だった。 それほどに小説家にとって長編は重要ってことだ。