「 一つの職場や学校などで その職業や学問が続けられなくて 自殺に追い込ま
れる人がいる事件を耳にする。
多くは、多分当事者が几帳面で、物事をゆるがせにできない性格の人なのだろう。
世の中には、さぼる、という形で、その人が直面している困難を回避して、大して
心に負担を覚えないでいられる人もいるのである。
これは一つのの才能だと私は思っている。 」
「小さな親切、大きなお世話」曽野綾子、10月8日、産経、