ウラジーミル・ナボコフ 6
去年の暮れには今年の5月に出すって言ってたけど、5月ももう目の前だな あと青白い炎の新訳もどうなったのか知りたいな 最初2016年8月だったのか、作品社のあのシリーズが刊行される度、 予定が秋になり冬になり・・・って伸びてって、春になっても音沙汰ない >>417 青白い炎は富士川訳が岩波文庫で出てるからそっちともめてるのかね? アーダは若島がまだ訳文いじってそうだけど とりあえず出そうよ若島さん 文庫化するときにまた弄ればいいと思うぜ 翻訳は凝り出したらハマりそう。 キリがなさそうだな。 >>421 アーダの注釈ってたしか本文数百ページに対してその倍以上の長さあるんだよな・・・ しかも現在進行形 アーダに出てくる遊びの解説についての議論だけで京都ナボコフ学会に招聘された教授の話が終わったというお話 キング、クイーンそしてジャックを読んでいるのだが、 なんとも退屈エリアにドハマり。 いつものパターンで、後半から面白くなるのかな。 文章は相変わらず巧みで美しいね。 原書もぜひ読んでみたい。 『アーダ』出ないね。予定の5月も過ぎてしまったのに。 幾たびか夏過ぎて・・・ ロリータ表象。浅くもなく深くもない。コンプ化は善くない。よくする? 学歴平地平面は。 作品社の全短編集の中の作品いくつか読んだのだけれど…。 退屈。 結構、退屈。 時折、素晴らしい文章が転がっていたりして、悪くはないんだけどね。 やっぱりナボコフは長編のほうが面白いかな、という印象。 やっぱり一ダースの復刊が必要だな ちくまが出す気無いなら岩波文庫か白水Uブックス辺りで出してもらえないものか ナボコフが自薦している 『雲、城、湖』という短編は好き。 ナボコフの短篇では「チョルブの帰還」「フィアルタの春」が好き。 音楽、とか完璧、とかこのへんの文章力はすごいと思う。 長編では、『青白い炎』『ロリータ』『アーダ』『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』が優れている。 >>442 お前のような低能性悪に言われたくない。 読んでる人わりといるでしょ。 学生時代に書店バイトしてたけど、そこそこ出ていたよ。 「チェスプロブレム・世界ランキング8位、ナボコフを愛する京大教授、詰将棋作家。3つの顔をもつ異才が放つ決定版詰将棋作品集、 新装復刊! 羽生善治・谷川浩司・内藤國雄推薦!」 ⇒若島正『新装版 盤上のファンタジア』河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309278773/ 「ロリータ」を人生の生き辛さを描いてると説く大江健三郎 なるほどと思います 「青白い炎」と「アーダ」にも解説ついてたらいいなあ Pale Fireを英語原書で読んだ。内容は面白いんだけど語彙が難しくてスピードに乗ってすらすら読めずちょっとストレス溜まる 言葉遊びのためだろうか、カント以外はちょっとゴツゴツした英語になってる。決して流麗で自然な英語ではない ついでにナボコフの1ダースも邦訳で読んだ。忘れられた詩人、白雲湖、いつかアレッポでが面白かった Problem Paradise @propara 5時間5時間前 たとえばこんな例を。ナボコフは意地悪な人なので、 読まずに書評を書く人間がいることをわかっていて、ある小説の序文で、 この小説にはこんな場面が出てくる…という実例を並べました。 それは実は本文を読めば出てこない場面で、 そういうインチキ書評家に対するトラップなのでした。 これ、どの小説のことですか。読んでみたいのですが。 どなたかわかる方いませんかね。 長編だと思うのですが。 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と 生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの 導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。 ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ アーダきたな。 復刊ドットコムでも新訳9月下旬ってなってる >>461 上下2巻で5400円 みんな奮発して購入しようぜ 新約はまアーダだよ〜 という駄洒落が封印される時がきたな 買うよ。もう書店で予約はできるのかな。 次はマーシェンカか賜物か。楽しみは続く。 高いから文庫になるまで待つというのはやめてくれよな ほとんど文庫にならないじゃん? 最初から文庫売りのやつはともかく。 そう、早川書房は前の斉藤訳の『アーダ』も文庫にしなかった だから、文庫化を待っても無駄だ 単行本を買おうぜ 若島の事だから何年か経って改訳新装版とか出しそうなんだよなあ、ましてやナボコフの文章で一番難しいと言われるアーダだし 早川は近年は純文学もepi文庫で出してるから売り上げ次第では文庫化もありえると思う まあとりあえず買うか ハヤカワの翻訳純文芸で比較的売れているはずのコーマック・マッカーシー作品も近年は文庫化されてないので、迷わずに単行本を買ったほうがいいと思うぞ マッカーシーで文庫化されてないのって、 ブラッドメリディアン、チャイルドオブゴッドくらいか? ザ・ロード、美しい馬ら辺は文庫になってるな ただし文庫化された血と暴力の国はもう入手困難だな スレチすまぬ ドン・デリーロとか文庫化して欲しいがピンチョンがされないなら無理そうかな 文庫化だと河出の賜物は可能性ありそう ちょうど池澤世界文学全集どんどん文庫化してるし 福武文庫の『賜物』を持っているが、訳が読みづらく好きじゃない だから河出の沼野訳も買ったよ こっちはロシア語からの初訳だしね 『アーダ』新訳版の装丁がお目見えしているが、華やかでよろしい 旧訳版や岩波の『青白い炎』が地味な装丁だっただけに >>480 ほんとだ。 表紙かっこいい! 買いたくなった。 >>483 それは作品社がやってるし、新潮社のはロシア語からの新訳が中心って書いてあるから、 微妙に守備範囲から外れてる感じ ロシア語時代の長編でロシア語からの翻訳がまだないのは 『マーシェンカ』『キング、クイーン、ジャック』 『ディフェンス』『断頭台への招待』か >>485 ディフェンスって河出から出てる若島正訳のはロシア語から翻訳したんじゃないの? >>487 解説読むと英訳がメイン このテキストとしてはヴィンテージ・インターナショナルから出ている英訳版を使用し、 ロシア語版と英訳には若干の異同もあり、個々のケースについては訳者の判断によりロシア語版のほうを採用したこともあることをお断りしておく ロシア語については諌早勇一にご教示を賜った、と書いてある 「初のコレクション第1弾」って書いてあるけど第二弾って何がくるんだ? 短編集とか? あれだけ熱心なナボコフファンなんだから、 ロシア語くらいできるのかと思ってた。 頭よさそうだし。 ロシア語も英語もできる名訳者というと、小笠原豊樹だな ロシア語、イタリア語、フランス語は読むぐらいはできるらしいよ フランス語で一番良く読んだのはジョルジュ・シムノンらしいけどww ナボコフの息子がイタリア語に翻訳しているからそれもチェックしないといけないからね アーダ、文庫落ちしそうでだから買うの躊躇うなぁ 学生なので金がない あーだこーだ言ってないで欲しかったら食費抜いてでも買うんだよ 『ロリータ』みたいなごく一部の例外をのぞいて3年は経たないと文庫にはならない それにあまり売れないとふんだから高めの値段つけてるんだろうし文庫化はまずないと思う アーダにも『ロリータ、ロリータ、ロリータ』みたいなの発売されないかなぁ 文庫落ちはないかもしれんが若島の場合数年後に改訳新装版を出す可能性は大いにあると思う ロリータが即文庫になった記憶があるんで、警戒する気持ちはわかる が、アーダってロリータみたいに無闇矢鱈に有名でもないし、今回の文庫落ちはそれなりに時間かかると思う >>499 の言ってる改訳版はすごくありそうで怖い 若島でなくても、初版で買った本が版や刷が改まったところでさらっと誤訳が直ってたりする事がままあって、 急いで買って損した気分になる 旧訳で面白かったから精度があがる位のものだと思ってる 怖かったら旧訳図書館で読めばいい 言葉遊びに楽しみを感じるタイプなら旧訳じゃ全くダメだろうけど ロシア語の小説って翻訳でずいぶんと印象が変わる。 自分でロシア語やって原書で読み始めてから思った。 語彙が豊富な言語だからか。日本語直訳するとき英語よりニュアンスとか気を 使う。ナボコフの言葉遊びなんかは日本語もちゃんとできる人じゃないと 難しいだろうな。 都内だと今日早売り出てる? なんだかんだ楽しみだわ 近所の書店にはなかった でかいとこいかないかんのかな 南が丘文庫 http://www.minamigaoka.info/BOOKS/ Official Homepage 横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。 横浜市立南が丘中学校OB会 若島訳アーダ、訳註一切無し(原註はある) あとがき見る限りはこれからも訳し直す気満々だな ただロリータと違って文庫落ちはなさそう(あったとしてもかなり先)だから普通に買って良いと思う 『アーダ』1セット購入したが、もう1セット手に入れようかな 「アーダ」読み通した人いる? かなりの難物らしいけどw 文庫化するかどうか話題は出てるけど、電子化はどうなんだろう? そっちの方が気になる。 ハヤカワは一ヶ月後にしてる印象があるので、する予定があるか知りたい。 >>518 アマゾンで早くも電子版を売っている 紙の本より数百円安い 全5巻ってそんなに訳すの残ってるのか? 何来るか予想できる人いる? ロシア語からの訳がない断頭台への招待とディフェンスは確定 中編の魅惑者と目は分量的に二つで一冊だろうから、もう1冊が不明だな マーシェンカとキング、クイーン、ジャックが1冊と考えると ディフェンスと断頭台への招待も1冊になるか、中編と合わさって1冊になりそう なんかますます残りのラインナップが謎になるが つーか本当に5巻まで出るのか? 途中で打ち切りになったりして。 ラインナップが揃わないことには迂闊に手を出せんな。 他に戯曲と詩集もあるが、このへんは全然訳さていないよね まさかのオネーギン注釈で二巻とかなら買うわ>コレクション 素人が読んでも面白いっちゃ面白いんだろうけど、 研究者とかこれを必要するレベルの読者ならロシア語はともかくとして英語くらいは不自由しないだろうし、 絶対に翻訳されないだろう作品だよねオネーギン注釈 >>530 読んでいるんだけど、結局もとの小説がものすごく複雑で不親切な小説で、読むのが大変 以前のアーダ訳と比較しながら読んではいるんだけれど、注釈などが増えたわけではない、というか一切ない 英語と比較しないとよくわからない部分も多くて、日本語に訳されたからわかりやすくは全くなっていない (英語で読もうとすると架空の固有名詞やフランス語やロシア語だらけで沈没する) アメリカに半世紀アーダを読み続けて注釈をつけている評論家が居るんだけど、まだ上巻だけしか注釈が終わっていない 10年以上続いている京都ナボコフ研究会もまだ上巻までで、今回の新訳は「決定版」から程遠い 研究会で丸一日議論し続けたと言う、アーダの光と影のゲームは少しいい訳になっていた The shadows of leaves on the sand were variously interrupted by roundlets of live light. The player chose his roundlet - the best, the brightest he could find - and firmly outlined it with the point of his stick; whereupon the yellow round light would appear to grow convex like the brimming surface of some golden dye. Then the player delicately scooped out the earth with his stick or fingers within the roundlet. でもやっぱり、そもそもよくわからない 一読して理解できる、筋を追えばいい小説じゃないし、翻訳に触れたからと言って書き込みが急に増える小説ではないってことだと思う 新訳『アーダ』を読むのは来年以降になりそうだな 今は『四重奏/目』を読んでいる 買っただけでまだ開いてもないけど、訳注がないってのはびっくりだわ いっそ解説本でも出してくれりゃいいのに >>534 注釈はネットに無料で公開されているんだ 解説本なら小説本文より長くなる 英語版で1章と2章で16ページなんだけど、ネットの注釈を印刷したら行間詰めても50ページびっしりになった 例 Ardor: "Ardor" indicates the Russian rather than American pronunciation of Ada's name (demonstrated by Marina at 39.16-17: "She pronounced it the Russian way with two deep, dark 'a's, making it sound rather like 'ardor'") in a manner that echoes the guide to the Spanish rather than American pronunciation of "Lolita" in Humbert's first paragraph in that novel ("the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth"). In Dickens's Bleak House (see previous n.), whose Ada's name is of course pronounced in the usual English way, Ch. 45 contains the sentence: "Ada had been telling me [Esther Summerson, the narrator] only that morning of her hopes that Richard might exhaust his ardour in the Chancery suit by being so very earnest in it." The doubling of “Ada” and “Ardor” prefigures the doubling of, for instance, Antiterra and Terra, Old World and New World, Aqua and Marina, Ada and Van, Ada and Lucette, throughout the novel. The Russian “Ada” and the American spelling of “Ardor” specifically prefigure the Old-World/New World or transatlantic doubling motif. MOTIFS: ardor; dor(e); doubling; transatlantic doubling. AdaとAda or Ardorにも別個に同じくらいの記載あり アーダ、というタイトルがすでにAda or Ardorという英語のタイトルを翻訳している このタイトルは英語圏ではエイダ オア アーダと目に飛び込んでくる しかし、この本の中ではAdaはロシア風にアーダと読み、Ardorと同じ発音をするとなっているからタイトルは「アーダオアアーダ」と発音される (実際は二つのaは同じように発音されるのでアーダー) だから日本語訳のタイトルはアーダであって、エイダと熱情(Ardor)は消えてしまう エイダはたとえばバイロン作の「カイン」に出てくるアダムの娘、カインの双子の妹にして妻のAdaをイメージする 神を捨ててセイタンについていくカインをただ一人愛し続けるエイダはアーダとはまったく似ていない Did he know Joyce’s poem about the two washerwomen? He did, indeed. Did he like it? He did. In fact he was beginning to like very much arbors and ardors and Adas. They rhymed. Should he mention it? Ardis Hallでアーダに初めて会って、案内されたarbor(園亭)もardor(愛欲)もアーダ(Adas)が好きになりかけている場面はエイダでは成立しない (ジェイムズジョイスやプルーストを読んでいる14歳と12歳!) そもそもアメリカとロシアが融合したアンチテラというSF世界(というかフランス人とロシア人がアメリカに難民として追放されている)だからこの言葉遊びが成立する 翻訳を読む→原文に戻る→注釈を読むを延々繰り返すことになる 前の訳ではあった注釈を完全に省いているので、潔いけれども日本語だけではわからない箇所はたくさんある "I used to love history," said Marina, "I loved to identify myself with famous women. There’s a ladybird on your plate, Ivan. Especially with famous beauties?Lincoln’s second wife or Queen Josephine." 「私は歴史上の有名な女性になりきることが大好きだったわ。お皿に天道虫がいるでしょ。イヴァン。それも絶世の美女にー リンカーンの二番目の奥さんとか、ジョセフィーヌ女王とか」 ナポレオンの妻はまだいいとして、リンカーンは一度しか結婚していない。天道虫も意味不明。 前の注には、天道虫Ladybirdは当時のLady Bird、リンドン・B・ジョンソンの奥さんを示している。 ケネディの暗殺(1963)とリンカーンの暗殺(1865)が重ねられ、暗殺後にFirst ladyとなったLady Bird夫人が「リンカーンの二番目の妻」で、 その前任者は美女と名高かったジャクリーン・ケネディというナボコフのジョークとあった。 どうも天道虫はお皿に描かれた模様だったようだけれども。 もっともそもそもアンチテラではリンカーンが二人目の妻を持っていてもおかしくはない。 それどころかエイブラハム・ミルトンという「アンチテラでは誰もが知る」として登場しているので、ジョンミルトンの二番目の妻のことを示しているという解釈もある ミルトンはエリオットとも合体させられてミルトン・エリオットという不動産業者になってたりもする。 その友人が空き地と四重衝突(Waistlineと Agonic Lines)を書いた友人がいることになっていたり、ユダヤ人にされていたりする。 (ナボコフは反ユダヤ主義のエリオットを嫌っていたため) >>534 ナボコフの「オネーギン」注釈みたいになるからな 注釈が本文と同じ長さになるという 詩の世界だもの 全五巻の収録作品リスト出たっぽい。 賜物とロリータは訳者が沼野と若島でおなじだから改訳っぽい? 『ロリータ』が入るんなら、ロシア語時代限定ではないな >>539 見つからないんだけど、ソース貼ってくれませんか? 今月発売の新潮に全5巻のコレクションの広告載ってた。 ロシア語版からの翻訳みたいだけど。 訳者によってタイトルがころころ変わる作家だよね。 これは出版したらいいのに非売品だとか 「ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』」注解 京都大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」「『翻訳』の諸相」研究会 編 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008501315-00 ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』について.ナボコフと文学ゲーム / 秋草俊一郎 著 オネーギンは余計者か / 芦本滋 著 ナボコフのリズム観と10章解釈について / 柿沼伸明 著 ナブコフのゆらぎ / 小西昌隆 著 第1章第21連〜第33連まで第6章第24連〜第7章第15連まで / 鈴木聡 著 プーシキンの外国語とナボコフの奇妙な関係 / 中田晶子 著 破棄された「オネーギンのアルバム」 / 三浦笙子 著 禁じられた夢の劇場 / 皆尾麻弥 著 『オネーギン』より『アーダ』へと走る水脈 / 吉川幹子 著 国際シンポジウム「プーシキンの『エヴゲーニイ・オネーギン』とナボコフによる英訳・注釈について」.ロシア文学作品の翻訳について / 川端香男里 著 Nabokov,Pushkin, and Eugene Onegin / Julian W.Connolly 著 >>544 519ページもあるんじゃ紙媒体では出版はむずかしいだろ PDFで公開してくれればいいのにな 出版社とかに頼んでオンデマンド出版したらいいのに、1万超えてても買う人は買うだろ >>543 そうではなくて、単に英語版とロシア語版でタイトルが改題されている 英語からの訳とロシア語からの訳で同じタイトルにするわけにはいかない >>544 たとえば秋草さんのは「訳すのは私」(東大出版会)にある程度収録されている 個別に発表されたのはこのあたりがある 世界は注釈でできている―― ナボコフ『エヴゲーニイ・オネーギン』注釈と騙られた記憶 https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39238/1/55-004.pdf ウラジーミル・ナボコフ『「エヴゲーニイ・オネーギン」翻訳と注釈』について http://yaar.jpn.org/robun/kanto/24-Akikusa.pdf ナボコフ訳注. 『エヴゲーニイ・オネーギン』」注解. 若島・皆尾・鈴木. 中田・吉川 (55ページ) http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/report/2-pdf/5_bungaku2/5_06.pdf 学術成果だから、個々人がそれぞれ10年前から研究続けているよ >>544 コピペするのはかまわないけど、きちんと読解ができるといいですね 秋草氏の論文のメモのごく一部 ウラジーミル・ナボコフの翻訳理論と『オネーギン』訳の生んだ波紋 (1) Paraphrasic(パラフレーズ的なもの)――形式上の便宜ゆえ、省略や付け足しをともなって原文の意訳をおこなうもので、この慣例は消費者 のせい、翻訳者の無知のせいでおこなわれる。 いくつかの言いかえはいきな言いまわしや慣用的な意識の魅力を持つことがあるが、学者は見栄えのよさに屈服するべきではないし、読者もそれにだまされてはいけない。 (2) Lexical (or constructional)(語彙的な、あるいは構造的なもの)――言葉の基本的な意味(およびその語順)を翻訳すること。 優秀なバイリンガルの管理のもとで、機械がおこなうことも可能だろう。 (3) Literal(リテラルなもの)――異なる言語の連想的・文法的な能力に可能なかぎり、原文の文脈に厳密に即した意味を翻訳すること。これだけが真の翻訳である。(Nabokov 1975: 1, xii-xiii) ドライデンの三類型にならって、ナボコフは翻訳を三つに分類し、そして最後の “literal” なもの以外は翻訳ではないと切り捨てている。 ここに書かれているように、ナボコフが “literal” と定める翻訳は条件が非常に厳しいものであり、日本語で正確な翻訳という意味で使われる「逐語訳」という言葉よりも文脈上での正確さを求めている点でより深みのある概念だ。 ナボコフにとって「逐語訳」や「直訳」は次善の策である “lexical” にむしろ 属してしまう言葉に過ぎない。 ナボコフの『オネーギン』翻訳を語る上で鍵となるこの “literal” という形容詞について は、注釈のほかの場所でもくわしく解説されている。 訳注の序文でもナボコフは「脚韻を再現しながら、 “literally” に訳するのは数学的に不可能」と断定し、脚韻からの撤退を表明する(Nabokov 1975: 1 ix)。 ただし、ナボコフは脚韻からは撤退したが、韻律は手放さなかった。 その理由をナボコフは「英語散文はごく自然に弱強格になるという奇妙な理由で、弱強格の詩行はリテラルな正確さとまったく自然に結合するのだ」と説明している (Nabokov 1992: 135)。 実際『オネーギン』英訳で、ロシア語の弱強格はかなりの程度保たれている。 脚韻からの撤退 ナボコフが犠牲にした最たるものが、「オネーギンの節」と呼ばれる複雑な押韻形式 これは各節14行からなるソネット式の連それぞれが、最初の四行が交代韻(AbAb)、 次の四行が連韻(CCdd)、次の四行が抱擁韻(EffE)、最後の二行が連韻(gg)で 構成されるというものだ(大文字は女性韻、小文字が男性韻)。 この入り組んだ脚韻が整然と繰り返されるがゆえに、『エヴゲーニイ・オネーギン』は「韻文小説」と副題されている 後に触れる論争を理解するうえでもポイントになるが、ヨーロッパ言語間で詩を翻訳する場合、韻文訳が通例である。 脚韻を用いた作詩が普及しなかった日本とは違い、多くのヨーロッパ言語では脚韻を用いた詩法が一般的。 ロシア語と英語では「音節アクセント詩法」を共用しており、翻訳のさい韻律も保持されることが多い。 英語にかぎっても、ナボコフ訳をのぞくほぼすべての翻訳で『オネーギンの節」がなんらかの形で再現されている。 実際、ナボコフも 1945 年の段階では韻文訳で『オネーギン』の一部を訳出していた。 この訳はエドマンド・ウィルソンにも好評だったが、ナボコフは韻文訳にたいして早い段階で限界を感じていたようだ。 1949年にはウィルソンに「もう韻を踏んだ翻訳はいっさいやらない――その専制君主ぶりはばかげているし、厳密さと折り合わない」とこぼしている (Nabokov 2001: 254)。 1955年に発表された論文「翻訳をめぐる問題:『オネーギン』を英語に」で、ナボコフは『オネーギン』を韻文訳することをこう結論している。 私が到達した結論は三つ。 (1)『オネーギン』を脚韻つきで訳すのは不可能である。 (2)テクストの変調と脚韻を、さらにはもろもろの連想やすべてとそのほかの特徴すべてを、一連の脚注で記すことは可能である。 (3)『オネーギン』の各連 14 行の脚韻を踏んだ四歩格を14行の、脚韻を踏まない、長さのばらばらな、二歩格から五歩格の弱強格に置きかえることでまずまず正確に翻訳することは可能である。(Nabokov 1992: 143) こういうナボコフの議論を踏まえた上で、アーダやロリータのハイブリッド訳が生まれているようです 亀井麻美 @kameiasami ウラジーミル・ナボコフ『アーダ』 若島正訳、早川書房、2017年9月。 レールモントフの詩とかグリボエードフの『知恵の悲しみ』とか、日本の読者がどの程度ピンと来るかはわからないですが、ロシア語とロシア文学の知識が豊富で あればあるほど愉しめる作品、という感じ。 亀井麻美?? @kameiasami ロシア語が出来ないまでも、ヨーロッパの文学作品は古典から近現代に至るまで、英語は当然のこととして、独仏語程度は原語で読んでる読者が対象って感じ。 ハイブロウで性的に少々アブノーマルな人向けなのです(^^; みんな『アーダ』に四苦八苦して、なかなか読了できないようで、書き込みが増えない ナボコフが自分レベルの読者に向けて書いた本だからな 英語ロシア語フランス語ドイツ語が出来て詩も散文も読めて原書でロシア語英語フランス語ドイツ文学を読み漁っている読者が基準という 最近1ヶ月に買った本 ナボコフ『アーダ』上下 5400円 カブレラ=インファンテ『TTT』 3888円 フエンテス『テラ・ノストラ』 6480円 合計 15768円 学生やプータローでは無理でも、社会人ならこれくらい買える なるほどナボコフはいいものなのか。誰かが読んでなたあ。 血と汗の匂いの無い文学なんて俺は認めない。 所詮、お貴族様の限界だよ。 >>556 血と汗の匂いのある文学でおすすめ教えて。読んでみたい。 検索すれば、一杯あるだろう。 小林多喜二とか、徳永直とか、中上健次とか。 >>556 ゾラを読めばいい 自分は労働者を描くゾラも亡命貴族を描くナボコフも好きだね どちらも人間を描いていることは間違いないから 血と汗なんて永遠の古典かもしれないけど、時代遅れかもね。 新潮社のナボコフコレクション第1弾が刊行されたが、約5000円はちと高いな 英語版からの旧訳は持っているが、一応買っておくか 新潮社ナボコフコレクション 2017年10月 マーシェンカ/キング、クイーン、ジャック 2018年2月 処刑への誘い/戯曲2篇 2018年4月 ルージン・ディフェンス/密偵 2018年7月 賜物/父の蝶 2018年10月 ロリータ/魅惑者 「処刑への誘い」は旧訳タイトル「断頭台への招待」 「密偵」は旧訳タイトル「目」 「父の蝶」は本邦初訳 ナボコフコレクション第1弾を購入した さて、いつ読もうか 積読本が多くて困る 今月号のすばるに掲載されているナボコフの奥様へのラブレター、 小説のように美しかった。 「ナボコフ・コレクション」1巻目読んでるが 「マーシェンカ」と「キング、クイーン、ジャック」とで 翻訳の出来があまりにも違いすぎる アーダ読んだけど。 大学で話てるからここでは書かないかな。 風邪ひいたんでアーダ買ってきた これ読んで治そ 旧訳で感じたあの感じは新訳でも感じられるかな ナボコフコレクション第2弾がすでに発売されていた 高いからみんな買ってないんだろうな 新訳もの、軒並みタイトル変わってて、ちょっと受け付けない。 まあ、ン十年もひたすら旧タイトルを目にし続けてきたからなぁ。 >>576 英語版とロシア語版でタイトル違うんだから仕方ないでしょう 新潮社のナボコフ・コレクション表紙がダサいな。 アーダ新訳のやつはかっこいい表紙だったのに。 penguin modern の小さいシリーズでナボコフが出てたので読んでみた The Aurelian, Signs and Symbols, Lance の3編 読解力が足りないせいか霧がかかった様な感じだなあと思ったけど ググるとそういう小説みたいだね、でも凄く興味が湧いたので 日本語の本探したら絶版だらけで高いのね、そのうちもう一度読んでみよう 小西昌隆さんの訳、読みづらいんだけど。 合わないのかな。 来月発売のこれ面白そう アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像 単行本 ? 2018/5/19 秋草 俊一郎 (著) 商品の説明 内容紹介 これが、『ロリータ』の内幕だ―― 新大陸に移住後、『ロリータ』によってスキャンダラスな形で知られたナボコフは、いかにアメリカの大作家へと上りつめたのか。 芸術家、文学者へと意図的に自己イメージを操作しながら、亡命者から「世界文学」への道程を歩んでいった作家の姿を、本邦初公開となる膨大な新資料を通じて描きだし、従来のナボコフ像を一新する。図版多数。 著者について 秋草 俊一郎(あきくさ・しゅんいちろう) 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、ハーヴァード大学研究員、東京大学教養学部専任講師などを経て、現在、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。 専門は比較文学、翻訳研究など。著書に、『ナボコフ 訳すのは「私」――自己翻訳がひらくテクスト』。 訳書にバーキン『出身国』、ナボコフ『ナボコフの塊――エッセイ集1921−1975』(編訳)、モレッティ『遠読――〈世界文学〉への挑戦』(共訳)、アプター『翻訳地帯――新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(共訳)など。 長い間、ナボコフと言えば「複数の言語で書く亡命作家」というイメージが先行し、 7、80年代ころの一般的な印象では、貴族としてロシアに生まれ、革命後に亡命してイギリスのケンブリッジに学び、 ベルリンやパリの暮らしを経てアメリカに帰化した後に英語で発表した『ロリータ』で大成功、 晩年はスイスのホテルに住んで悠々自適、趣味のテニスや蝶の採集をしながら創作を続けた高踏的でゴージャスな作家、 といったところだろう。つまり、「国際化」が声高に言われ、バイリンギャルなどという言葉があった当時は、 エキゾチックな魅力のある、難解でエロチックな作家という、 わりと表面的でステロタイプ化したイメージが拭えなかったと思うのだ。 http://www.kotensinyaku.jp/archives/2017/01/006644.html 谷崎か 世界で最も売れてる作家の一人 パトリシア・コーンウェルが小説中に、 若い女性達が自分の恋人が如何に高齢か自慢しあうのを中年女性が嘆くシーンや、 若い女性が「ねえ!今度の恋人 何歳だと思う?80歳よ!」と叫ぶシーンなどを書いている。 青白い炎8月になったっぽいな ついでにペイルファイアにタイトル変わってるが ワルツ読んだけどまあまあ。 戯曲がいいって沼野氏おすすめしてたけど、俺は小説のほうが好きだな。 学歴に教師教員教授を置く、性差信仰間違えて、結果ロリコン体型? 賜物全部一気に読むのつらいね。 詩が苦手かも。 注釈とかも気にしながら読むから なかなか先に進まない。 作品社のサイトみたらペイルファイアから 淡い焔にまたタイトルが変わってるw タイトルはころころ変えるべきではない 『青白い炎』でいいじゃないか 個人的にナボコフの美点はセバスチャンナイトのような作品を書けることだと思う なぜがセバスチャンナイトと怒りと響きが重なるんだよな 現代では、ちょっと文学通ぶりたい人が名前を挙げる作家の一人かなというぐらい影が 薄くなったような。 まあ、ここ数十年?新しい外国作家が紹介されてこなかったから未だに残ってるが。 「青白い炎」の富士川訳が酷評されていたから新訳は期待 宇多田ヒカルの新ツアータイトルが「laghter in the dark」だそうで ナボコフの作品タイトルから 「郵便配達夫は2度ベルを鳴らす」(1934)は粗筋が ナボコフ「laughter in the dark」(1932)と似てるわな。 しかし、サスペンスものはナボコフらしくないようなw laughter in the dark はロシア語の原題ではcamera obscura(写真の暗室)の 意味だったとか。 宇多田にしちゃ深刻過ぎるwてか、俺は宇多田を殆ど知らないが、お母さんみたいに なっちゃいかんぞよw >>606 camera obscura は暗室じゃなくて原始的なプロジェクターのような装置のことを指す 『淡い焰』11月20日発売 4104円 買えない貧乏人多そうだな 淡い焔どう? 富士川訳の誤訳は訂正されてるのかしら 『淡い焔』購入 富士川訳のちくま文庫、岩波文庫に加えて3冊目 いちばん好きなナボコフ作品だ 『淡い焰』 アマゾンレビューで誤訳の指摘があった旧訳の「オーストラリア地帯」 →新訳では「南部帯」と訳されている 訳者あとがき「キンボート自身が抱えた痛み」「他者の痛みへの鈍感さ/やさしさという問題」 という部分が印象に残った 淡い焰買ってきたんだけど これどう読めばいいの? ページ順に詩を全部読んでから注釈読むの? それとも 詩、注釈、詩、注釈の順? >>612 かつて旧訳を読んだ時は、まず詩をすべて読んでから、註釈を読んでいった。 そして註釈を読みながら、必要に応じて該当の詩の一部に戻ったりもしたが、 註釈とは名ばかりの語り手のホラ話だから、あまり詩と関連づけて 読まなくても全然構わない。詩に言語芸術を味わい、註釈のユーモアに爆笑すればよい。 ナボコフって、これほどチャーミングな作家かと認識を新たにさせられた傑作。 ベンドシニスター、処刑への誘い、セバスチャンナイト この辺もいい 俺はロリータやパールファイヤー読んで凄いんだけど冷たい印象持ったからこれら読んで良かったと思ってる 淡い〜の訳者解説面白そうだね ナボコフのそういう距離の取り方の味わいが最近わかってきたような気がする ブニンにもいい手紙あった すまんパールじゃなくてペイルだな これでいつも脳内でパールファイヤーて読んでるのがバレちまった あまりいじめないでくれよ ブニンじゃなくてプニンだわ これはさすがに打ち間違え >>605 酷評された富士川訳はおそらく院生数人が手分けして下訳したものを 富士川があまり直さずに出版したのだろう。 日本語として意味不明の箇所が一部にあったことは確かだが、 それ以外は比較的読みやすい文章だったと思う。 まるでダメな翻訳では決してない。 若島正って日本語がちょっと変じゃね? 「ロリータ、ロリータ、ロリータ」しか読んでないけど。てか途中でやめたけど。 「アーダ」新訳楽しみにしてたけど、旧訳が安くなってるからそっち買うわ。 ナボコフ自体が英語がネイティブじゃないから 普通のアメリカ人が使わない言い回しを多用してる それを日本語にすると違和感がある 新潮社からルージン・ディフェンス・密告出たね。 でもこのシリーズなんか苦手。 買ってる人いるのかな。 >>621 新潮社のシリーズ3冊とも買ったよ ナボコフの小説の翻訳はすべて買うつもりだから 違う訳なら同一作品でも買っている 従って、マグダ、マルゴ、マクダ、カメラ・オブスクーラと 4種類の翻訳が手許にあったりする アメリカでハンバートみたいな犯罪者が話題になってるな ナボコフ 「ドストエフスキーは何か優れた劇作家が間違って小説家になってしまったような」 ついこの前どこまで出たのか気になって検索したら 第四巻まで出てて、近い内にロリータが出て完結するみたいな記事が引っかかったんだけど賜物ってまだ出てないよね 河出の賜物がボロくなってきたからせっかくだから買い換えようとこの巻だけ待ってるんだけど まだ出てなくても予約はできる。 書店でまとめて頼んだ。 自分で自分の誕生日祝い お待たせいたしました。ナボコフ ・コレクションの第4回配本『賜物 父の蝶』が7月28日に刊行されます。 ナボコフ がロシア語で書いた最後にして最高の傑作長篇と初の邦訳となる「父の蝶」を収録。装幀も気合いが入っていますのでお楽しみに! https://www.shinchosha.co.jp/sp/book/505609/ 河出の沼野訳『賜物』すでに持っているんだよな 短編「父の蝶」のために6000円以上出すのは抵抗感がある(金はあるが) 訳が違う。 好みによるだろうから、とりあえず図書館で借りて読んで気にいったら買う。 翻訳の文章とか言葉使いとか合わないとつらい。 別に新しくなくてもいいので、自分の気に入ってる翻訳で読みたい。 Mitsuyoshi Numano いまナボコフ『賜物』の改訳作業中。訳者の自己満足の注をうんと減らそうと思うのだが、結構難しい。 まさか「レーニン―ロシア革命の指導者」といった類の注は要らないと思うが、 ツルゲーネフ、シチェドリンあたりはどうか。さらにブローク、フェート、チュッチェフとなると、悩んでしまう。 2018年9月24日 >>646 注が減るのかー,多い方が好みなんだけどな 教えてくれてありがとう! ナボコフ読む層ならツルゲーネフとか注いらない気がするが。 エイドリアン・ラインのロリータを最近観た。 小説を読んだ友人に聞いたらキューブリックのロリータより原作に忠実だと言っていた。 今度小説読んでみようと思う。 『賜物』は河出の沼野訳がもっと安い価格で売っている いくら今回改訳されたといっても、同一人の訳なので大して変わりはない 本邦初訳の短編「父の蝶」のために6000円払ったようなものだ 本はすぐには読まないことにしている 読みたくなった時には絶版になっていることも多いので、 新刊が出たら買うが、読むのは数年後になる 積読本が千冊以上ある いつ死ぬかわからないから 読んでおいたほうがいいよ。 あの世で読めるかわからないし、次生まれ変わっても 人間かどうかわからんし。 積読千冊かあ、気持ちはわかる でも買った時が興味ある時で 数年後手に取っても興味引かない場合多いよなあ いや、他人批判じゃなくて自己反省です 積読本を生きているうちに全て読むのはもう諦めている 買ったときには興味があっても、その後興味がなくなった本も多い でも、もったいないという思いはなくて、出版文化を支えるには この程度の出費は当然だと考えている 幸いにも収入はそれなりにあるので、これからも本は買っていくつもりだ 積本だけでも1000冊置いておける環境が羨ましい 部屋が流石にいっぱいだからどれを処分するかって葛藤してるだけでお盆休みが終わりそうだわ 終活してるから本は本当に気にいっているものしか 置いてない。だいぶ処分したよ。 >>662 新版といっても注釈の増補版なんでしょ? 予定では3月だったしもう作業自体は終わってそう 後は出版するタイミング待ちとか 次の若島訳『ロリータ』改訳版も本当はいらない 単行本と文庫本をすでに持っているから でも『魅惑者』ロシア語からの初邦訳はほしい 7000円くらいかね? 積ん読1000冊のうちおそらく900冊は一生読まないよ 読み込むタイプじゃなくて読み飛ばせる人ならそもそも1000冊積まないしな いつでも読める本の選択肢を増やしておきたいというなら地元に蔵書数の多い図書館があればすべて賄える ま、それが趣味ってことだよね 図書館は使えないね ベストセラー中心の品揃えだから、自分が読みたい本はちょっとしかない いつでも読みたくなったら読めるように自宅に本が置いてあることは重要だ まあ、自宅に自分の書斎があるから言えることなんだけどね 読んだことないけど、どうせロリコン野郎が主人公で全編に渡って少女に欲情しまくるっていう小説なんだろ? ロリコンかぁ 発覚したエプスタイン島は吐き気して笑えない ロリータしか知らないかわいそうなひとたち。 ナボコフの醍醐味はそこにはない。 真の読者以外はこのスレに不要。 ロリータはボヴァリー夫人のパロディとして書かれたんだっけ? 少女達と無敵の人による或る秘めやかな「性的儀式」 無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと 量子的シンギュラリティに関する最終報告 https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3344fs/ 👀 Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3) 『ロリータ/魅惑者』ナボコフコレクション 10月30日発売 5830円 ロリータ増補版、ロシア語との異同は書いてあるものの訳注は増えず 訳文は少し手直しした模様 魅惑者一編に5000円払える人向け 『ロリータ/魅惑者』購入 これで新潮社ナボコフコレクション全5巻が揃った >>679 魅惑者 短編に5000円払う人いるのかな。 図書館でじゅうぶんな感じ。 魅惑者別に面白くなかったかなあ。 特別金出すほどではない。 個人的には新訳本で気に入ったのはなかった。 今年はロリータに出てくる2020年だ。 確かロリータ中で最も遅い年代だと誰かが書いていた。 新しい若島訳パラパラめくっていて記載に気付いた。 図書館でロシア文学じゃなくてアメリカ文学に 分類されているのはなぜ。 ナボコフの場合、国の分類は難しい。 ロシア語で書いたドイツ時代、英語で書いたアメリカ時代、晩年のスイス時代とある。 多国籍文学のはしりか。 書店や図書館によっては英米文学の棚にある時もある まあロシア文学に置いてもらった方が探しやすいけどな 岩波文庫は青白い炎がアメリカ文学扱いだが将来ロシア語時代の作品を入れる時にはどうするのか気になる >>683 『魅惑者』ロシア語からの初訳のために買った 読めればいいわけでなく、ナボコフの翻訳を収集しているので 主観で見るゲルマンと客観で見るゲルマンが乖離しすぎてるのが面白い 最初はラスコーリニコフにイメージが近かったのに最後の方では阿Qのイメージになってたわw 白水社のdespair訳の解説にはゲルマンは性的不能者でどうこうって書いてあってびっくりした そんな読み方もあるんだな >>599 大津栄一郎の解説だね あの解説で印象的だったのは、サルトルとナボコフの批判の応酬の部分だね 『嘔吐』も『絶望』も自分には物足りないので、双方の批判には首肯できた >>700 両方好きだから興味あるわ 情報さんくす 分厚い短篇集が九千円弱で出てるけどあれってどうお? >>703 持っているよ 絶版になる前に買っておくべきだ あとで後悔する 絶版になると、古本価格はもっと高騰する 昔の2分冊の短篇集がそうだったから アマレビュー見ると初版4刷ってあるし 初版で終わって売れてないがゆえの絶版こはならなそう amazonでの古本出品を見ると、いちばん安くて8100円 いちばん高いのは17000円w まだ版元が出版していてこれだからね 刊行から9年経って絶版にしてないのは そこそこ売れているんだろう 新しく収録した作品があったり翻訳の手直しとかされたりでまさに完全版って感じだけど 一冊にまとめられると物理的にすごい読みづらそうで未だに旧版から買い替えてない 900ページ近い分厚さだから書斎から持ち出すことはない 書棚ではほぼ真ん中に位置し、隣に同じくらいの厚さの ヘンリー・ジェイムズ『黄金の盃』(国書刊行会)が並び、 さらにその隣には埴谷雄高『死霊』箱入り3巻本が並んでいる なかなか壮観である 新潮社・ナボコフコレクション・5冊合計26840円 購入した人はいますか? 『青白い炎』富士川訳を酷評したAmazonレビューが消えている なぜ消したのだろう >>721 最初期の『マーシェンカ/キング、クイーン、ジャック』から読もう 『青白い炎』読んだけど全体としてはそんなに面白くなかった、ボンボン貴族のお遊びという感じがずっとつきまとっていた、もちろん超高度なお遊びだけど。時々ハッとするような感動を覚える表現はあった、他の小説は読んでないけど、文芸批評はものすごく良い、同時代の我国の批評家で言ったら小林秀雄ってのがいるけど話にならんほど鋭いし当然教養の深さはものごっつい。 小説は英語で読むほうがいいかもしれないと思ったな。 『青白い炎』に続いてとりあえず『ロリータ』を読み始めたが、、 こちらはめちゃくちゃおもろい、すでに爆笑の連続、いやーこれは本当に凄い ナボコフ最高!と、とりあえず叫びたくなった次第。 だったら『カメラオブ抄くースクーラ』も面白く読めると思う。 >>729 おおっ!チェックしてみます、サンクスです! 抄くーとか入っていた恥ずかしす(/ω\) カメラオブスクーラです。 短編なら「フィアルタの春」「忘れられた詩人」「チョルブの帰還」が好き ロリータはスーリオンの方の映画は酷かったな あれってコメディなの? ラストとか失笑ものだったんだが やはり『ロリータ』と『青白い炎』が突出していいな その次が『アーダ』 それ以外はかなり落ちる 2021.03.07 06:45 DANIEL KREPS https://images.rollingstonejapan.com/articles/35000/35526/415x850/743f81762215d3df473866c4f27e0345.jpg 左がラジミール・ナボコフ(Fred Stein/picture-alliance/dpa/AP; Columbia Pictures/Getty Images) 小説『ロリータ』で知られるロシア生まれの米作家、ウラジーミル・ナボコフが1942年に書いた詩『The Man of To-morrow’s Lament』が見つかった。 スーパーマンについて書かれた未公開の詩は、鋼の男が人間の女性と結婚した後、普通の性生活を営めるかという疑問から生まれたものだという。 同作品の存在は知られていたものの紛失されたと思われていた。だがロシア人の学者アンドレイ・バビコフ氏が、イエール大学ベイネック稀覯本図書館のエドモンド・ウィルソン氏の書庫から発見した。 ニューヨーカー誌からボツにされた『The Man of To-morrow’s Lament』は、1942年6月、ナボコフがロシアからアメリカへ移住した2年後に書かれた。 『ロリータ』の作者はアメリカ文化の代表格に注目し(彼は8歳の息子にコミックを読み聞かせていた)、コミックブック・ファン最大の疑問の一つに飛びついた。 すなわち、主人公のクラーク・ケントとヒロインのロイス・レインは性的関係を結べるのだろうか? ===== 後略 ===== 全文は下記URLで https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35526/1/1/1 ナボコフに興味あるんだけどどの作品から読めばいいか教えて セバスチャン・ナイトとかかな ナボコフの一ダース復刊してくれればそれなんだけど 全短編は読みやすいけど値段と重量考えると初心者に薦めにくい wikiによると「カルメン」の独創的な編曲で知られるシチェドリンが歌劇「ロリータ」の作曲をしてるらしい。どんな音楽かちょっと気になる。 ロリータロリータロリータ再販してくれないかな 中古高い ロリータを先日読了した。 よく思うんだけど、海外の作家は引用がかなり多いのが辛い。特に聖書絡み(ロリータはそこまで多くなかった記憶) みなさん引用元にどれくらい手を伸ばしてますか? 河出文庫 ディフェンス ウラジーミル・ナボコフ(著/文)若島 正(翻訳) 発行:河出書房新社 文庫判 336ページ 定価 1,120円+税 発売予定日 2022年7月6日 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784309467559 久しぶりに本屋さんに寄ってみたところ ナボコフの「ディフェンス」の文庫本が 三冊並んでいたので一冊買ってみた 意外と面白く一気に読んだ >>757 私もほぼ素通りした。その時間を別のナボコフを読むために使いたい。 『透明な対象』『ディフェンス』はつまらなかったが、 『カメラ・オブスクーラ』はよかったよ 初めて読んだ小説なのに、既視感があったのは不思議だ >>760 ,761 返信ありがとう。やっぱり好きな作家に時間費やす方が得策かあ ペンギンブックスのナボコフの短編集が買いたいんだけど、どれがいいのかね? やっぱり、一ダースがいいかな ペンギンブックスのナボコフの短編集が買いたいんだけど、どれがいいのかね? やっぱり、一ダースがいいかな ペンギンブックスのナボコフの短編集が買いたいんだけど、どれがいいのかね? やっぱり、一ダースがいいかな 読者の数と作者の影響力は一致しない。 ロリータでナボコフの名は売れたが。 『見てごらん、道化師を!』邦訳はすぐれた日本語だね 若島正より文体に詩が宿っている amazonレビューが一つもないのはかわいそうだ すでに過去に回答が出ているかもしれないけれど、新参なので質問させて! ラストの一文「二人の死んだ女性を結びつける、いわば念入りなヘーゲル的ジンテーゼといったところか」 これ、誰と誰のことを言っているのか、またどのように止揚されるのかを若島先生は「考えてみること」と書いているが、いくら考えてもまったくわからない。 誰かわかる人いますか? 「カメラオブスクーラ」を読んだのですが、密度が物足りないと感じました。文庫で安く出ている「絶望」も、カメラオブスクーラと同じくらいの密度でしょうか? ストーリーを追うタイプではなく、もっとじっくりと読み込めるような作品を読みたいと思っています。 >>782 『青白い炎』『ロリータ』『アーダ』を読むべし read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる