ニーチェはキリスト教を否定したとこまではよかったけど、それに代わる価値観として出したものにはがっかりしたなぁ。

超人とか永遠回帰とか、価値観の呈示以前に定義がほとんどなされないという。評釈者によっては、これじゃあキリスト教と同じじゃん、みたいな解釈まである。
また、俺みたいなバカが素直に読むと弱肉強食と何が違うのかよく分からん。

キリスト教はそれなりに分かりやすいし、個別の問題に対する結論も常識に合うことが多いから、そんなに悪くないと思う。