光文社古典新訳文庫15
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>>394
そんなことはない。お前の考えがおかしい。 聖書(個人的には共産主義の文献も)を読まずにカラマーゾフを読むってのもよく分からんけどな。何書いてあるか全然分からないんじゃないの?
ゾシマの話から始まって最後のイワンの台詞に至るまで徹頭徹尾キリスト教の議論だし。最低でも、出エジプト記、ヨブ記、四福音書、ヨハネ書ぐらいは読んでおかないと。
(無宗教者なりの読み方ってのもあるかもしれないが、あくまで亜流)。
Amazonレビューとかでよくある、「(よく分からないけど)推理小説として面白い」みたいな感想吐いてる人は、キリスト教を勉強してから読めばいいのにと思う。 >出エジプト記、ヨブ記、四福音書、ヨハネ書
お前、岩波のまわし者だろw
>(よく分からないけど)推理小説として面白い」みたいな感想吐いてる人
一般的ロシア人もそんな感じで読んでるみたいだぜw 聖書読もうと思ったら1年はかかるだろ
本気で言っているのかよ?
大言壮語も大概にしろや、ほら吹き! そりゃドストの研究者なら聖書まで遡って読むことは重要だが、
一般読者がそこまですることはない。読書を楽しめればいいのだから。 上に挙がってる範囲で読むなら1年もかからんよ。
近所の教会行くか、クリスチャンのインテリ捕まえて、「ドストエフスキー読みたいんだけどキリスト教の基本知識教えて」って言えば大体のあらましは教えてくれるよ。
そういう機会のない人向けにも、聖書の注釈書が山ほどあるし。
そもそも聖書自体、貧乏人とバカのために書かれたもんなんだから、そんなに気構えなくていいよ。
むしろ聖書知識なしでカラマーゾフ読むってきつくね?
ゾシマやイワンの言ってることが全然わからんと思いながら5巻まで読むってかなりの苦行だと思うんだけど。
それもひとつの楽しみ方だって言われたらそれまでなんだけど。 カラマーゾフの兄弟は子供のころ読んだけど、お笑いが文学全集の中ではね
一ばん面白かった、おかしみとか、ペーソスというもんだよ。 おまえのホラはどうでもいい!
頼むから顔出さないでくれ!
邪魔なのw 聖書で重要なのは、旧約では「申命記」、新約では「ロマ書」だよ 聖書読むぐらいでホラも何もないだろう。子どもだって読むんだから。
・大審問官前の児童虐待の話とそれに対するアリョーシャの回答は、まんまヨブ記。
・んでそれに対する大審問官のエピソードは、出エジプト記が関連(いわゆる「パンか自由か」)。
・ゾシマ族長の話は、「罪の自覚と愛」っていう新約聖書全体を貫く話。
・スメルヂャコフの殺人は無神論のよくある帰結。
この辺が分かればかなり見晴らしが良くなるはず。『罪と罰』なんかも同様。 いじめ失神無神論なんかも現代では問題だね。
自動虐待は、地元のふれあいプラザでフォローしようかなあ。
ゾシマは言うことないけど。
パン! 聖書読む→ホラだろ
どういう人?
しかもこういう板で バイブルを全部なんか読めないだろうということだ。
スタディ版もっているけど、なかなか大変なの!
本当に読んでいるのかよ?
読んだバイブルは何? この板の貧乏人は岩波文庫辺りを読んでいるのか?
読みにくいったらありゃしない。
部分的に読んでも理解には程遠い!
読むんなら、旧約、新約全部読んでから「読んだ」と言えよ! ドストの意図をきちんと読み解くには聖書の知識が必要ってだけの話だろ。何でこんな話になってんの ドストやトルストイみたいなキリスト教文学については、キリスト教を知らん人のために巻末解説で詳しく説明してやればいいんだけどな。
例えばドストなら、『地下室の手記』は訳者による懇切丁寧な解説が付いていて分かりやすかった。
他方、『カラマーゾフの兄弟』だと解説が長々と書かれてる割に、やたらとトリビア的な事項ばっかり書かれてて、何が何やら。
ごちゃごちゃ書いてるけど結局大審問官って何なんだよ、ってのがアレを読んでもよくわからない。
池澤夏樹が別の本でこの点をスパッと書いていて、こいつが解説書いた方が良かったなと思った。 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
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ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ 南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会 シェイクスピアは光文社を含め何人か翻訳してるけど結局どれがいちばん
のおすすめですか? なぜ英文学って翻訳者に恵まれないのか?
仏文の方が翻訳の文章上手いわな。 『ドン・キホーテ』読みたいんだけど、
今度出た水声社のやつ高いんだよなあ。
近いうち光文社文庫で別の新訳出してくれないかなあ。 >>431
あれは何回か挑んだが、
一回も最後まで進めなかった。
脱走の「リハーサル」とか、
「大英帝国」(グレートブリテンの訳)とか、
「遅かりし由良之助」なんて訳があるんだよ。 >>432
でも、みんなその岩波文庫で読んでるんだよ
ちょっと翻訳小説に対する耐性が無さすぎじゃない? 岩波はいい加減文字を大きくして欲しい。
その点、光文社はえらい。
紙節約してんのか岩波は。 >>433
なるほど「耐性」か。
そう思って我慢して読まないと
とくに古典を知ることはできないんだろうね。 俺たち野球部OBはうさぎ跳びで石段100段のぼったんだよ、みたいな耐性w
我慢して読む根性、だが、頭が硬い可能性もある。
ドンキホーテがいかに面白い作品なのかを先人に聞いてからでも遅くはない。
俺はよんでないがw
字が大きいと若者ですら読みやすく感じるはず。 >>436
岩波文庫の『ドン・キホーテ』を読むのに大して根性いらんけど
ひょっとしてこのスレ、小学生レベルの本しか読めない連中が多いのかな >>438
「リハーサル」も「大英帝国」も「遅かりし由良之助」も悪文ではない
たぶん君は翻訳小説初心者じゃないかな?
まずは『星の王子さま』から読むことをお勧めする >>440
文脈に当てはめずに悪文じゃないとは、そりゃ乱暴な。
ただ、グレートブリテン(に当たるスペイン語)を「大英帝国」
と訳すのは、悪文以前にひどい誤訳だ。
「グレートブリテン」は、単なる地名だよ。
おまけに「大英帝国」は『ドン・キホーテ』の時代、まだ成立していない。
君は、中学の地理、歴史の教科書を読み直したまえ。 >>441
それは誤訳の指摘に過ぎず、悪文であることを証明していない
悪文とは下手な文章、分かりにくい文章のことだ 自分の読解力が低いのを本のせいにしてたら、いつまで経っても初心者のままだわな
『ドン・キホーテ』は諦めな >>441
これってアーサー王のArthurian empireの話だね
そもそも実在しないアーサー王の王国が大ブリテン王国って訳すべきかは問題でしょう
いちおう、アーサー王は「帝国」を建てたことになっていたんだよね
「アーサーがポスト・ローマ時代に大帝国を支配した」という記述に対し、16世紀の人文学者ポリドロ・ヴェルギリ(Polydoro Vergili)が、そのような記述はウェールズやイングランドの古物研究家によるおぞましい嘘である、と言って退けたことは有名である
ドン・キホーテはこのジェフリー以前の騎士物語の記述を文字通り信じている人なわけで、やっぱり大仰な帝国という言葉のほうがいいと思う
これ、前編最後まで読むとドンキホーテは「帝国」みたいな伝承を信じていて、周りは伝承に過ぎないって言ってるんだよね
「戯曲が架空の事実に基づいているのに、それを歴史上の事実のように騎士物語は扱う」っていうアナクロニスム批判に対してドン・キホーテが「アーサー王なんていなかったということになるがそうではない」というメタ物語論な場面
まぁ、筑摩でも新潮でも何でもあるから通読すればいいんじゃないかな ちなみに筑摩でも「大英国」であって、「大ブリテン島」という地名ではない
アーサー王と同時代のイギリスが地続きっていうドン・キホーテの発言もある
このあたりがまさに、ヘンリー7・8世あたりが「アーサー王伝説」を研究させた時代背景で、王国の正統性を保証するために調べさせたら嘘っぱちだったとわかってしまうのがセルバンテスの生きた16世紀なんだなぁ
セルバンテスはアーサー王国は信じていないけど、ドンキホーテは信じ込んでいる、という面白い場面なんですよ >>446-447
勉強になるなあ。背景を知らずに誤訳だ誤訳だ騒ぎ立てると恥をかくってことが分かった 誤訳だ誤訳だって騒ぐのがいるけど、確かに誤訳はいくつかあるだろう。
ただこういう連中は一度全部自分で翻訳してみたらいい。 ドンキホーテの関心が高まったので、とりあえず入門書を買うことにしたわ >>449
分かるわ〜
Amazonのレビューとかで鬼の首取ったように誤訳って騒いでるのいるけど
読み違えても大したことないようなもんばっかよねw 光文社古典新訳文庫の表紙の絵は下手だと思う
芸術的下手さではなく、ただ単に下手だと思う ライ麦畑でつかまえての表紙の絵みたいに、何だこりゃと思って手に取る効果があるかも
って書こうとしたけど、あれピカソだったんだな。しかもあの文庫シリーズには全部載ってるとか ペストの新訳をたのみます
新潮のが読むに耐えなかった ディケンズ 骨董屋
ドストエフスキー ステパンチコヴォ村とその住人
スタンダール パルムの僧院
フローベール サランボー プヴァールとペキュシェ
トーマス・マン ブッデンブローク家の人びと 魔の山 ファウスト博士
フォークナー サートリス 野生の棕櫚
この辺の新訳出たら必ず買うわ 光文社古典シリーズで大枠掴む→岩波ハヤカワ等でより深くが定石だわ 20年くらい前に光文社が古典の新薬の文庫を出すと聞いて
すごく話題になってたけど
もう30年後には老舗になってるのかな
時が経つってすごいね >>460
たまにそうでない、高齢の訳者がやりたい放題やっているのがまじっていて嬉しい
渡辺守章のロレンザッチョ(ミュッセ)は非常によかった
飯野友幸のホイットマンやメルヴィルもよい
谷川道子さんが健康ならイェリネクとは言わないからハイナー・ミュラーをリストに加えて欲しい >>463
当たり前だよ。初訳文庫ではなく、新訳文庫。 カルメンの新訳が無いのが意外
岩波の杉訳・新潮の堀口訳はもちろんの事工藤庸子の新訳ももう二十年経ってるし誰かやればいいのに
オペラファンは一定数買うだろうし このレーベルって、もとから原文に忠実に訳す気ないよね? >>473
フローベールの感情教育
少し高いけど岩波やちくまよりこっち買った方がいい
新潮のボヴァリー新訳微妙だったからこっちでもやってくれないかな ポール・ド・コックの翻訳をリクエストしたことがあるけど
いまだに検討すらされていないらしいな 弱小出版社が既に出てる訳出しても勝てないんだからさ、未翻訳の本で売りだそうとか思わないの? 新潮の『ボヴァリー夫人』の新訳最高じゃん!
訳語も正確だし。 ナルニア国物語買うか迷うわ
35でも楽しめるかね? ルソーの「新エロイーズ」に興味あるのだが、フランス革命に最も影響のあった本だと聞く。
岩波文庫が絶版になってて、市販されてる訳本がないので、光文社古典新訳文庫でどうか? 椿姫って、この前ここから出てなかったっけ?
なんでまた再訳するん
光文社古典新新訳文庫やんか。 メルヴィルの『ピエール』と『コンフィデンスマン』を新訳したらよろし プルースト出るの遅すぎないか?8年経っても半分いかないって終わらせる気あるの? プルーストの原文の難しさ知ってんの?
あれ訳すのはこれくらいの時間掛かるよ
工場じゃないんだし、気長に待て
ちなみに岩波文庫の吉川一義訳の出るペースが早いのは、刊行開始時点で半分以上翻訳が終わってたから
刊行が翻訳の作業に追いついてからはずいぶんペースが落ちてるでしょ 翻訳してるのも人間で、限界があるってことを忘れてる人が多いよね
基本的には孤独で、一人でしかできない作業だからな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています