光文社古典新訳文庫15
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>>763 確かに、「ストレス」ってのはそれを指すんだろうな あとは文化的社会的ギャップも古典を読む上での「ストレス」の原因だろう 日本古典はとにかく 近年の新訳の日本語コロケは滑らかすぎて 均質にも感じるな 翻訳家でこれ指摘している人いないのかな 真野は説明足し過ぎだと書いていたが それも言えるな スルスル引っ掛かりがなく読めるのが本当にいいことなのか 柴田元幸が翻訳の一つの理想になってるのも一因と感じる 「トム・ソーヤーの冒険」の柴田元幸訳を読んでいたら 「The final feather broke the camel’s back」が「この最後の一枚の羽によって、ラクダの背骨はついにおれてしまった。」と直訳になっている 「 break the camel’s back」って「破局を迎える」という慣用句で有名なのにそれも知らなかったのかな 「この最後の一枚の羽によって破局が訪れた」つまりちょっとしたことが最後のひと押しになって破局を迎えるという文脈なのに 慣用句というか諺だから敢えてそのまま訳したとかじゃないの? 直訳でも意味は通じるし ラクダの背骨はついにおれてしまった これで「破局の訪れ」だとは日本語ではならない アラビアンナイト ドン・キホーテ ドンファン なんか人気筋じゃないの? >>768 チミが知っていることを柴田先生が知らないはずないだろう、自分の無知を晒すだけだよ いや有名翻訳家でも誤訳は多いよ 柴田の同僚だった野崎歓が大量の誤訳やらかして批判されたし 全体の出来栄えから翻訳を見るべきであり、「誤訳」を指摘して自己満足しているのは受験の英文解釈のレベルである、全体として原作の風韻を伝えるなら、 誤訳もまた愛嬌である、我が国は明治以来の世界に冠たる誤読文化の国なのだから ワザと直訳にしたと見たいがあくまで想像だな 単なるチェック漏れかもしれない 行方も本人がこよなく愛する短編の解釈本で 誤訳あるからな チェック漏れとしか思えないが、 短編ひとつですら出る いくらなんでも野崎歓と並べられるとか柴田をナメすぎ ましてあれだけ既存訳がある作品なんだから、わざとに決まってる ハックルベリーの誤訳の件、他所で見た記憶があるけどアマゾンのレビューとか? >>783 自分で読んでいて、これ間違いじゃないのかなと思ったんだよ マーク・トウェイン直訳しなかったら意味がない ラクダに最後の羽ってのは有名な文句のもじりなので日本語として理解できないならそれは単にものを知らないからでしょう トウェインのこういう言い回しはアメリカ南部によく見られるもので、ちょっと古臭いシェイクスピアをもじったような表現が多い アメリカ北部とは文化が違う メルヴィルの訳者が出している「アメリカンスピリット」って本を読むとトウェインのこういう用法たくさん出ている そもそも定型句のもじりなら分かる そこで日本語文化の側で再現した 凝った意訳を用意しなかったってことね broke the camel’s backはアメリカ西部の方言でもなくよく使われる言葉だから別にトウェインだからといってそのままにする必然性がない ああでも意図したもじり表現か言い回しの ヴァリアントかはわからないなあ 例えば 猫に小判 猫に石仏 は前者は意訳で後者を直訳にするのかどうか 一番謎なのは古典新訳文庫でなぜ柴田元幸訳のトムソーヤーの話になってるのかということだ トムソーヤを原文と対照して読むのはエライ、他にも誤訳があればどんどん晒そう トムソーヤー原文で今読んでいるんだけど とにかく訛りが面倒 特にハックルベリーが浮浪児の言葉でしゃべる口語体が これじゃあハックが主人公の「ハックルベリー・フィンの冒険」は原文ではとても挑戦する気が起きない 「Dog’d if I didn’t、Huck」って文章が出てくるんだが、翻訳見ると「本当だよ、ハック」となっている この「Dog’d」ってのが「Doged」のなまりなのか、別の言葉の訛りなのかそれとも「Dog would 」「Dog had」の短縮なのかわからない 「Dog」ってのが「つきまとう」という意味があるから、「そんなことやらなきゃよかったって思いがつきまとうんだ」→「ほんとうだよ」って意訳としてとりあえず理解したが 正解がわからない 全然違う dog'd = dogged = doggoned だね 俺も読もうと思っているけど発音綴りが苦手 だからスタインベックとかも敬遠しちゃう アメ文好きだけど今はトールキンとか読んでるわ 英語は歴史上何度か大きな変化をしているけど ここ200年ぐらいは大きな文法的変化もなく、一応読むことはできるけど、やはり昔のものは読みづらい 100年前のコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズならほとんど現代英語と変わらない感覚でよめる しかし150年前のディケンズだと途端に難しくなる さらにアメリカの場合、西武フロンティアの訛りや黒人英語の訛りなどがでてきて別の難しいさがある 「She had thought that of course Tom had deserted long ago, wondered at seeing him place himself in her power again in this intepid way」 柴田訳「どうせとっくに脱走したものと決めていたから、トムが毅然とわが身を委ねてきたので伯母さんは驚いてしまった。」 「トムが毅然とわが身を委ねてきたので伯母さんは驚いてしまった。」は意味がわかりにくい 逃げ出しただろうと思っていたトムが堂々とした態度で、仕事をやって帰ってきたので驚いた場面だけど、日本語にするのが難しい 「トムが堂々と世話になりに舞い戻ったのを見て、 とっくの昔に脱走したものとばかり思っていた 彼女は驚いてしまった。」 これくらいかな >>801 アホか これほどこのスレに相応しい話題はないだろ まあ、柴田版トムソーヤーは新潮文庫というのはあるが 早くカントの判断力批判を出してもらいたいのだけど。 頑張って焦(じ)らすようなものでもないだろう、 とは思うが。 あと欲を言えばマルクスの資本論を出してもらいたい。 完璧な翻訳など無いのだから、カミュだろうがモーパッサンだろうがドストエフスキーだろうがどんどん新訳出してくれるとありがたいよ すでに名訳があろうとなかろうと新訳は必要 どんな訳書も世の中に二種類以上あるのが望ましい それと50年以上前の訳しかないものは新訳が必要だな さすがに古臭い 単なる改版でも旧は字が小さすぎ新はデカすぎ とかある あれなんとかして欲しいw 微調整だと買ってもらえないから仕方ないんじゃないの というか、気鋭の若人にかぶろうとなんだろうとどんどん翻訳して欲しいわ。 クソみたいな大家気取りが子飼いに翻訳させた挙句、子飼いも適当にコピーするだけ。 原文を見て推敲してないのが丸わかりの翻訳とかあるものな。 おまけに大家気取りの教授のパワハラが怖くて若い研究者も迂闊に翻訳を請け負えないと来た。 正直、もう学者の翻訳はもういいわ。 翻訳は翻訳家、解説は研究者っていう住み分けをして欲しいわ。 語学の勉強は時間も金もかかるし翻訳本が増えるのは良いことだ より多くの本が母国語で読める環境は素晴らしい そういや英語からの重訳でもいいんだよなあ 縛りで翻訳でないならそもそも語る機会が 無くなっちゃうので フケー「水妖記」を読んでる。 典型的な騎士道物語だな。 シォドア・ドライザー 「アメリカの悲劇」 「シスターキャリー」 ・・出してくれないかな。 >>817 賛成 持っている「アメリカの悲劇」は、どっかの文学全集収録のやつなんで 小さい文字の2段組で読み返す気がしない 『アメリカの悲劇』は新潮文庫、『シスターキャリー』は岩波文庫で持っているから、 とりあえずいらない 「アメリカの悲劇」って、ほんとは「あるアメリカ人の悲劇」って訳すべきなんだよな。 An American Tragedy へえ 読んでないから知らんかったが アメリカの滅びる話なのかなと思ってたわ 不良が自滅する話だっけ 郵便配達は〜とかアポイントメントインサマラ とかそういう系譜あるよな 悪人はドラマになりやすい 神曲の天国編はつまらない 風化に耐えられなかった作品である事は分かっている それでもノーマン・メイラー「裸者と死者」をお願いしたい 「方丈記 (光文社古典新訳文庫)」 ¥691(税込み) 災厄の数々、生のはかなさ…。人間と、人間が暮らす建物を一つの軸として綴られた、日本中世を代表する随筆。京都郊外の日野に作られた一丈四方の草庵で、何ものにも縛られない生活を見出した鴨長明の息遣いが聞こえる瑞々しい新訳! 和歌十首と、訳者のオリジナルエッセイ付き。 >>827 本文や解説よりエッセイの方が多くて偏見を植え込ませられている気がして嫌だった 本文と解説と注釈だけでその分量にならないかと 「ボートの三人男 もちろん犬も (光文社古典新訳文庫)」は、どうかなぁ? >>829 悪くないと思うよ テムズ川の地図もあるし初読ならこっちの方がいいかも 亀山・野崎・丘沢と日本古典・哲学もの以外は外れは少ない気がする >>830 ありがとう!(^o^)/ 「ボートの三人男 もちろん犬も (光文社古典新訳文庫)」、買うわ! >>828 ここの日本古典ものは全部ハズレ 素直に角川ソフィアか講談社学術か岩波買った方がマシ >>830 哲学関係も悪くないでしょ プラトンやアリストテレスなんかは解説も豊富だし 中山元が訳したのは解釈が別れそうだけど >>832 >ここの日本古典ものは全部ハズレ (´・ω・`) 買っちゃったのはどうしたらいいだろう…? 「田村はまだか」を読んでるが、なぜか、 「乃木坂文庫 2019」 なのね。 きっと、寺田蘭世、かわいい? >>834 あっ。「光文社文庫」であって、「光文社古典新訳文庫」ではないのか、、、スマン。 >>469 まさかの工藤訳改訂の上タマンゴ追加で出たぞ そういやミドルマーチ続刊まだか 全4巻だからプルーストよりは早いだろうが >>837 ウィスキーを飲ませると、かえって喉がからからになるからだろ モーセと一神教は珍しくちくま学芸より古典新訳の方が安いパターン 今更あながらシューペンハウアーの「読書について」を読もうと思うんだが、岩波版と比べて光文社新訳版は、訳とか注釈とかどう? 「読書について」だけど、BOOK OFFに岩波版しかなかったので、結局そっちで読んだ。 特に不満はなかったな。 >>847 新潮社版全6巻所有しているが、そろそろ個人新訳がほしいので同意する どうせ読まないくせに・・・ あと個人新訳はもう出てる >>849 加藤訳はもうだいぶ昔の訳だから新訳とはいえない 新潮社の翻訳と同時期に出た河出書房の共訳を改訳したものだし、 訳文自体良いものとはいえない お前は読みはしないだろうが、自分は読む >>850 あなたに言ったわけじゃないが俺も出たら読むよ なお新潮社訳は全巻持ってて、加藤訳は2巻まで持ってる むろん全部読んだ 新潮社版『特性のない男』第1巻の圓子修平か第5巻の川村二郎に全訳してほしかった 圓子訳の『魔の山』、川村訳の『ブッデンブローク家の人々』を愛読しているが、 もう亡くなったこの二人の翻訳は安定している オリバーツイスト購入 ディケンズを出してくれるのはありがたい 一見して読むやすそうで文体で安心した 漢字多用の読みにくい訳文より読みやすい文章は読書スピードを妨げないので助かる。 「下流老人」ブームの火付け役に 「貧困ビジネス」の過去 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/15207 "十万部を超えるベストセラーとなった『下流老人』(朝日新書)。 著者の藤田孝典氏は、 メディアから引っ張りだこになっている。 しかし、福祉業界内では藤田氏の評判は悪い。 原因は藤田氏の「前科」にある・・・ " #カルト・セクト新歓 "#東京大学 の #人権問題研究機構 は、新左翼セクトやフロント団体 #NPO法人POSSE と関わりがあるサークルです。 政治団体との関わりを隠し、チラシ等を渡さず(渡すこともある)に個人情報を収集して、メール等で勧誘します。 気をつけて下さい。写真は東大生提供(本当です)。" ttp://archive.is/QBTMR "今年の #一橋大 では、POSSEと同じ左翼セクトのフロントとして活動していた「クリティカルラボ」や 「スウォーム」と同じ手法で勧誘していたのは「 #反レイシズム情報センター (#ARIC)」でした。 ビラ入手。 で、先日の東大同様にまた警備員に通報されました。 ttp://archive.is/15aUu やや日刊カルト新聞: ブラック企業対策NPO「POSSE」はブラックな左翼セクトだった http://dailycult.blogspot.com/2016/10/npoposse.html “ #POSSE からは抗議メールも来ないしプロバイダへの削除要求が来ているという連絡もありません。” ttp://archive.is/hkaFG The new article is coming soon! ttp://archive.is/Z6NKo ディケンズのピクウィッククラブとかリトルドリットとか新訳出さないかな。 絶版になってるやつや古い訳しかないのは出してほしいな 岩波のデイヴィッドコパフィールドもう無いんだわ ノーマン・メイラーの「裸者と死者」が書店に並ぶには、もはや古典新訳文庫に頼るしかない ドス・パソスのU.S.A.とマンハッタン乗換駅いっとこ 一種類しか訳がないのは、困る 比較するために二種類以上いる 二都物語、新訳ださないかな 池 央耿はもう古い、読みすぎる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる