こういう言い方は卑怯なので嫌なんだが。

ガチガチの左翼で、裏金だとか社会の悪だとかのノンフィクション書いて、知事になった途端5000万近い献金受けて降りた人だしなー。
まぁ、そういう人だよねって文章。
なんつうか、自分の見え方を金科玉条のように掲げてる感が凄いなって思ったわ。

黒い雨然り山椒魚しかり、見比べると同じには見えないぞ?プロット、話の持って行き方か?
その一つ一つの言葉の選び方が、全然違う話に結果なってる。私にはそう見えるわ。宝石を並べたみたいってのは太宰の言葉だが、蓋し明察と思う。

猪瀬氏の言い切ったやり方は、わかりやすく注目を集めやすいが(ある種の政治家がよくやるが)、こういうのは好きじゃない。疑惑はさらに深まった、タイプ。

太宰治ファンとしても、彼らの葛藤をこんな低俗なレベルに、サルにも分かるレベルに無理矢理するのはなんだかなぁ…って思うわ。