>中村文則がどういう人間なのかは知らないが、作家が聖人君子、人格者である必要があるだろうか。
>というか、昔から嫌なヤツばかりだよ。

>>357は的外れだよ。
人間的な悪の極限である状態は全き善にあるに近いものだが、
軸見のやつは今でも浅薄な苦悩しか表現できていないという点を指摘したい。
文学に開眼する契機、震撼させられたと本人自分で話していたドスト「地下室の手記」でいう
「安っぽい幸福と高められた苦悩」の域にも遠く達していないし。

そもそも登場人物を魂を込めて描いて「いない」!

それは、本人も分かっているが「純文学出身を鼻にかけて」いてもしょせん借り物の苦悩で、
これまで全く知らなかった海外文学の天才的な作品に突然に触れて、
天才的な「気分」に「一時的に」なったが、持続する筈もないからだ……。