登場人物の幼児体験に基づくトラウマはあるが
具体的利害関係や感情に基づく衝突は無いよ
それでも昭和文学なら詩的イメージによる
独自の世界構築に向かうのだけど
それすらできないので独白になる
この独白というのが海外文学や諸文献からの
安易な引用や模倣で作者独自の見解が見られない

この人は何をしたいのかな?
作者の声がぜんぜん聞こえてこない
近年のものは週刊プレイボーイあたりで見かける様な
安易な政権批判が目につくけど飛躍がね…