文学板の連中って外国のは原文で読んでんの? [転載禁止]©2ch.net
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Aller Tage Abend Jenny Erpenbeck
すべての日々の黄昏 ジェニー・エルペンベック著
浅井晶子評
http://paprikaschoten.jp/Paprikaschoten/Blog/entries/2013/5/1_Aller_Tage_Abend.html
Knaus出版 2012年 ミュンヘン 285ページ
ひとりの女性の「生きたかもしれない」人生が、20世紀ヨーロッパを背景に5通り描かれるという奇抜な趣向の小説。 >ジュニア向け読みまくって全体の流れと長文を読む力を付けてから原文というのはありだと思う。
俺も賛成。結構おもしろいよな。日本語で読むとチャチイ感じがするところもあるが
英語で読むと面白いな。やっぱり語学力がそのレベルで丁度くらいだからだろうな。 >>230
おうそれ
とりあえず1/4位読んだ
今日あと少し読んで明日読み終わるか微妙なくらいかな 一ページに1、2箇所わからない部分があってもいちいち辞書をひいたりせず(付箋などをつけておく)、まずは最後まで読みとおして話の流れを楽しむ
話が好みでなかったらそこでやめる
好みだったら改めて印しをつけた部分を調べたり、細かい部分の読み間違いなどを確認する
というかしたくなるんだよ コツはまず、一度本を読み始めたら流し読みでもいいからともかく最後まで読み終えて全体のストーリーを把握する
この癖がつかないと面白い本や好みの作家もみわけられず、したがって原著を読む癖がつかず、細かい部分を調べる気もおきなくなる
邦訳をアンチョコにするのも一つの手だが、あくまで原文を読み終えてから
これは章や部ごとでもかまわないが、区切りはあくまでもストーリー単位にする
1行1ページ辞書を片手に読むのだけは避ける 「邦訳をアンチョコ」を優先したほうが絶対にいい。一度邦訳を読んでおくと
ものすごく読みやすいい。 Aller Tage Abends舞台の時代や地理とか調べたりしながら読んでいたら半分までしかいかなかった
読み終わるの来週かな
この作者の別の小説が読みたくて先に読み始めたんだけど、評判どおりに力量のある作家で本命小説も楽しめそうだ 邦訳を先に読んだら>>233に書いた通読の意味がなくなる
邦訳はあくまでも、自分の理解や解釈が間違っていないかどうかを確認するための奥の手
文学には辞書がないからね >>237
その通読に重きをおくことの意味がよくわからない。それこそが文学を楽しむ
醍醐味ということだろうか?
自分の場合は邦訳を読むことも楽しみの一つだから、まず邦訳を読む。
このとき気持が抑えられないなら全部読むけども、普通は2,3章を読んで
辞める。それから原書を読む。原書を読むことで邦訳を読んでいた時には
見落としていたことに気が付く。読みの質が深まると同時に英語力が身につく。
邦訳はアンチョコ、「アンチョコはよくない」というイメージが先行していない
だろうか? 自分も無意識にそういうことが入っているけれども敢えて
アンチョコ読みをする。この方が効率がいい。
アンチョコ読みには欠点があるとは思う。例えばアンチョコなしでも明らかに
読める本なのに、アンチョコがないと何となく落ち着かない。安易にアンチョコが
ほしくなる。このあたりの欠点は実力がついてから回避していけばよいと思う。 通読でストーリーの大意を楽しめない本は自分の語学レベルに合っていないということ
一つ二つ意味のわからない単語ぐらい、それこそ大学教授が読んでも「ある」
それでも普通は最後まで読んであらすじやその作家の特徴をつかみ、楽しむことはできる
上にも書いたけど、学術書や専門書と違って、文学小説には用語辞典なんて無い
細かい部分にこだわりすぎていちいち立ち止まると「読む」ことができなくなる 古本の洋書を買うと、やたらとごちゃごちゃ書き込みや線引きされた本にあたる
ところがたいていの場合、こうした書き込みや線引きがあるのは最初の数ページだけで、あとはまっさらなことが多い
要するに、はなから変に細かい部分やたいして重要でもない部分まですべてにこだわりすぎて、結局三日坊主で放置になる人が多いのだと思う
これでは外国語の本を読む=めんどうくさい、重荷、になり、肝心の読書癖がつかない
原語で本を読めるようになりたいなら、まず何はなくとも辞書を使わず通読して物語全体の祖筋をつかめるようになること 上記は当然、一定水準以上の高校(首都圏進学校)で上位に入れるレベルの英語読解力がある、というのが前提条件
中卒だの名前さえ書けば誰でも入れるド田舎の高校卒だのは問題外だし、底辺の事情は知らん
そもそもそんなのは学生時代、日本語でもエンタメやマンガしか読んでいないだろう 読書癖というのは一つの習慣なので、小さい頃から多少難しい本でも読む癖がついていなければ、読めるようにはならない
外国語でも同じこと
難しいから、分からないから
そんな理由で幼稚園児向けの絵本なんて読んでも、絵だけ楽しんで読んだ気になっているだけ
読む力は何も変わらない
キツい言い方だけど、本を読める人というのは、ごく幼いうちからずっと下積みの努力をしてきている
これは現実 >>242
本を読む努力とか、外国語を勉強する努力って・・・
根っから読書好き、外国語の勉強好きって人、いますよ。
そういう人は学校の成績も当然、良いけど・・・
だから世間的に高い地位を狙うかと言うと、そういうのには無関心だったりする。 「努力」というのを否定的に捉える必要はない
でも、わざわざ「努力」と書かないとわからないのがいる
楽しむと言おうが努力と言おうが、通読が苦にならない人が過去にやってきたことはどちらも変わらない
やるべき時期に土台をつくらなかったらもう手遅れ
これが現実であり、また事実でもある 根っからじゃなくて、やりつづけているうちに好きになっていく人のほうが圧倒的に
多いのではないかな?
外国語に興味を持つ場合には何かしら実利的な要求があってという場合が多いけれども
それを、「好き」なことに変えてしまったほうがいい。
自分は英語を勉強するために小説を読み始めて、それまで全く読まなかった小説が急激に
好きになってきた。だから好きになる方法というか感覚がよくわかる。何かツボに嵌ると
どんどん好きになる。 >楽しむと言おうが努力と言おうが、通読が苦にならない人が過去にやってきたことはどちらも変わらない
楽しむのと努力はまるで逆だと思う。楽しみがわかるためには努力は必要だが
楽しみに変わらないような努力は効率がわるいし、徒労に終わる。
>やるべき時期に土台をつくらなかったらもう手遅れ
>これが現実であり、また事実でもある
土台が何を意味するのかだが、国語力があれば英語なんて簡単だと思う。
手遅れなんてないと思う。
一番手っ取り早いのは、自分が読める最高レベルの本と同じレベルの英語の原書を
噛り付いて消化してしまうことだろうと思う。
自分は4冊読んだだけで十分自身がついてきた。 >古本の洋書を買うと、やたらとごちゃごちゃ書き込みや線引きされた本にあたる
「アンチョコはよくない」というイメージを植え付けられた為の被害者だ。
辞書を必死で引いたのだが、途中で討ち死にしたのだと思う。
数学ならともかく語学はわからないところをいくら考えてもわからない。
このことに早く気が付くべきだ。最低限でも字面を読めなければならない。
其のうえで鑑賞が成り立つ。
だからアンチョコ読みをするのが正解だ。この方がはるかに効率がいい。
辞書だけで読めれば苦労はない。しかし語彙がわかっても読めない本はある。
例えばNever Let Me Goのような本。語彙は簡単でも表現力は豊かだから
そういうのはアンチョコを使わないと初心者では読めない。 英語しか読めない上に 満足に読めてもいないやつらがどうでもいい違いで喧嘩してるのか
「翻訳はアンチョコ」クンと「私を離さないで」読んだ人探してマルチしてたやつか
好きなように読めばいいものを 語学はマラソンだと思う。かなりしぶとく練習しないと上達しない。
しかしマラソンの楽しみは記録が伸びることだけじゃない。練習が楽しい。
練習方法を研究するのが楽しい。汗をかいてビールを飲む。風呂に入る。レースに出かける
ついでに観光をする。走る仲間ができる。
こういうことのすべてが楽しいのだ。それの一つ一つが楽しさの発見でもある。
レースの面白さなどはとても語りつくせないほど楽しい。しかしそれを説明
するのは難しい。外見的にはただ走るだけだから。
マラソンよりもかなり実利があるが、語学も似ている。苦しいがその中に喜び
を発見する。一見単調な語学学習の中に多様な遊びを発見することだと思う。 >>248
君には文学は読めていない。文学を味わえる人はそういう反応はしない。
自分が作中人物のどれだろうか? と考えてみるといい。もちろん主役にはなれ
ないキャラだとわかるはずだ。 英語の勉強もかねて原文通読マラソン参加者募集!
課題図書はアメリカのロストジェネレーション
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナー
上記3作家の作品の中から選ぶ 翻訳の出てないもので The Portable Faulkner はどうですかね?
ご存じの通り絶版作家にノーベル賞をもたらした本として有名ですし、
来年やっと翻訳が出るそうで、それもまた楽しくないですかね。
688ページと長いのですが、細かく分かれていると思うので良いと思うのですが。 オースターや村上春樹の英訳からはじめるといいらしい フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナーの三者では
いまのところフォークナーが人気ということか
>オースターや村上春樹の英訳
も面白いとは思うけど
どのくらい読みた人がいるのだろうか 他になければハリポタでもいいけどね
>翻訳の出てないもので The Portable Faulkner
これに収録されてるのは全部翻訳されてるはずだけど ヘミングウェイはマッチョすぎる気がする
フランス文学の多くが日本人には肉欲的すぎるのと同じで
合う人には合うのだろうけど、日本で一般受けするかどうか・・・ >>259
あらそうなの
短編とか長編の一部とか
あとはMalcolm Cowleyの序文とかかな
もう買ってしまって明日来るけど… 黒人文学に興味なしw低能クズな小説の掃きだめ>>フォークナーww 原文原文と言うけれど、ほとんどの外国文学は原文で読む価値がない!
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナーもハリポタ同様に
たいした原文じゃない
翻訳で読む価値すらないゴミクズ小説シリーズですね >>266
まぁほっとこう
外国語関係のスレに必ず現れる、wつけて無意味な書き込みする人だから >>260
高校の英語の教師が「老人と海」を暗記したって言っていたが
好きなんだろうけど、どうかな?と個人的には思った。
高校で1年上の人も影響を受けてだか「老人と海」を英語で読んだって。
同じおサカナ物なら「白鯨」を読むのが○大に行ったのなら常道だと思うけどな。 東大文系の話なら、あそこは共産マッチョも多いよ
京大はさらに多い
基本、国立大学は戦時中に強烈なアカのたまり場を作り出した場所でもある 質にそんなにこだわらなくても一定レベル以上の作家なら問題ないと思うよ。
ハリポタは翻訳が悪いらしくてかなり批判されている。でも原文はかなり
いいんだろうと思う。
質よりも自分にとっての面白さを重視したほうがいいとおもう。
でも英語が正確に読めるわけでもないのに、その作品の質ってなんとなく
わかるんだよね。 >>272
二人くらいフォークナー読みたい人いたみたいじゃない >>273
ポータブル買ったとかいう人がいたけどその後とくに反応なしだね フォークナーのThe Sound and The Fury積ん読状態だけどなかなかモチベ湧かなくて手に取れないでいる
今読んでるのはリチャードパワーズの未訳の小説 >>275
すごいね
自分もパワーズとフォークナーはいずれ、という状態だなあ
なんだか突然モチベーション湧くことありますよね >>274
昨日来たんだけどすごいのが来てね
単品での落下じゃなく、10冊ぐらいまとめといたのが落下して
その重量が1か所に集中したみたいな変形のある奴で返品になりました。
アマで、いやネット全体でもこんなの初めてだなあ ふと クロネコヤマトのブックサービスなんてもんがあった時代
いや それしかなかった時代を思い出した Jenny ErpenbeckのAller Tage Abend
3/4まで読み終わった
ヨーゼフ・ロートとほぼ同じ時代に、同じ街(ガリツィアのBrody)に生まれたユダヤ人女性の生涯を通して20世紀を書こうとする小説。
ポグロム、非ユダヤ人との結婚、当時のアメリカの入国制度、ポーランド・ウクライナ戦争、第一次世界大戦、ウィーンのインフレ、革命、ナチスの強制収容所とソ連での粛清や自己批判、スターリニズム、冷戦・・・
生後八ヶ月でガリツィアで死に、17歳でモダンガールとなりウィーンで親友の恋人に失恋して自殺願望のある男に殺され、共産党員となりモスクワでマイナス63℃の労働キャンプ送りで39歳で死ぬ。
戦後東ドイツで作家として成功し階段から落ちて死に、ドイツ統一後に施設で老衰で死ぬ。
あり得たかもしれない運命の分岐点に遡りさまざまな手法を用いながら五つの物語が紡がれていく。
20時間くらいで読み終わるかな 昨日、フォークナーを買おうと思って紀伊国屋書店の洋書コーナーに行ったの
だが、どうも場違いのようで気おくれして探し切れなかった。サラピンの洋書
ってペーパーバックでも綺麗だなー。手に取るだけでドキドキしてしまった。
普段はブックオフばかりなので新鮮な感じだった。
最近ブックオフは洋書コーナーを削減してるね。洋書は売れないんだろうな。
といって洋書コーナーを削るとほかのコーナーもますます売れなくなるという
原理がわからんだろうな。WWW 洋書はアマゾンの方が良いよ
当然品ぞろえが良いから好きな形式とか値段のを選べるし
日本の本と違って本屋より相当安く買えるし アマゾンの洋書、英語のは大きさが色々なのがあるけど、仏語・独語のは小型ばかり。
老眼になった時に備えて(そう遠い将来でもない)大型の原文が欲しいのだが
仏語・独語を読む人って老眼にならないのかな? 日常的に洋書を買って読む人は小型のを好むから
事情は邦書と同じ
自宅に図書室のある人なんてほとんどいないからね
昔の年寄りみたいに読みもしない大型装丁本を飾り並べるような不経済なことは、いまどき田舎っぺいでさえやらない 洋書購入についてだけど、
AbeBooksがアマゾンより安いよ。
しかし、問題は少し時間がかかる場合がある。
英文メールを書いて催促したり返金を求めるトラブルが発生する場合もある。
でも洋書のヘビーユーザーじゃなければ余りトラブルは起こらないと思う。
いつも洋書を買うときにアマゾンとAbeBooksとを比較検討している >>283
ハードカバーは普通にでかい
Alexievichの最新作の英訳が出てたんで買ってしまったよ
少年ジャンプサイズといえば小さい気もするが 俺はハードカバーが好き。なんといっても装丁が美しい。ほれぼれする。
でも蛍光ペンで線を引いて読む。
あまりの美しさに線を引くのは躊躇われるが、線を引かないと読んだ気がしない
ので泣く泣く線を引く。 本が多いし読み始めると手放せないから、持ち歩ける小型ペーパーバックでないと無理 気に入った本は単行本でほしいと思う
古いの苦手だから初版本とかはいらないが
復刻版とか買ってしまう 気に入るのは何度も読んで手になじみ、表紙をみただけで
昔むさぼるように持ち歩いて読んだ時の情緒などを感じられるものだから、
やっぱり文庫やペーパーバックだなあ 繰り返し読む洋書はハードカバー、気に入ったベストスリーの3冊はハードカバー
ペーパーバックは基本的にノート同様で書き込みして使う場合でアンダーラインやメモを記入するのにいい
もちろん外出用携帯本はペーパーバックだろうな 本に馬鹿げた書き込みしないな
ノートかレポート用紙にページと行を書いて必要な事をメモすればいいだけ
ハードカヴァーは大学や図書館所蔵でない限り見栄張りやオサレカヘーの飾り物、
古書店をながく経営している人はみな知っている
マメな >>291
ペーパーバックよりハードカバーの方が半年くらい早く出る関係上、好きな作家はほとんどハードカバーなんてのもいるのよ
あと別にハードカバーってそんなたいそうなものじゃない気がする あと耐久性の問題がある
文庫本は10年ぐらいでかなり変色し20年たったらもう読む気がしない
ペーパーバックはそれよりもっと紙質が悪い
単行本は30年たっても保存の仕方で新品に近い状態も可能
ハードカバーは単行本と違って、中には表紙が固いだけで中身はペーパーバックの紙でがっかりすることがある Jenny ErpenbeckのAller Tage Abend読了
2015年のドイツの文学賞を取り、話題になった「Gehen,Ging,Gegangen」にようやく取り組み始める
ドイツ難民問題をテーマにした小説
ベルリン・アレクサンダー広場に現れた「私たちは透明ではない」というプラカードを持ち、名前を明かすことを拒むアフリカ出身者たち。
退職した文献学教授が、オデュッセイアやアリストファネスのようなギリシア神話と重ね合わせながら、気に留めることもなかった難民に主体的にボランティアとしてかかわっていくさまを描く
著者自身も難民を受け入れており、その経験や彼らの経歴をインタビューして成立している。
ドイツの、難民を受け入れるボランティアたちの物語はまだまだ少ない
メルケルも、この主人公も、作者も、旧東独出身なのだ シラバス集(2016年度) > 文学部 > 日本語授業 > 3351019_ドイツ語学ドイツ文学(講読)
http://ocw.kyoto-u.ac.jp/syllabuses/101/2/3351019
川島 隆(文学研究科)
ドイツは現在、中東からの難民受け入れの是非に揺れている。
もとより戦後の経済高度成長をトルコ系の外国人労働者(ガストアルバイター)が支えたドイツにおいて移民の社会統合は大きな問題になっていたが、
そこに近年の難民急増の問題が追い討ちをかけた格好である。
1967年生まれの作家ジェニー・エルペンベックが書いた小説“Gehen, ging, gegangen”は、
定年退職後にふとしたことがきっかけで難民支援の活動を始める老人を描いたもの。2015年夏に刊行されて大きな反響を呼んだ。
この小説を読むことを通じ、日本のメディアの報道とは異なる視点からドイツの難民受け入れ問題を見ることを試みたい。
川島 隆(1976年 - )は、ドイツ文学研究者。京都大学文学部准教授。プロボクサー・医師の川島実は実兄。 Aller Tage Abendの時もコピペ貼り付けてた人かな?
なんだか不気味なんだけど、何がしたいの? ここ読んでAller Tage Abendに興味持ったけど積ん読本多すぎて10年以内に手をつけられる気がしない >>297
そのうち日本語にはなると思うので、それを待ってその時に興味がわいてモチベーションがあれば読めばいいのでは
自分は19世紀末のウィーンに移住したガリチアのユダヤ人たち(ロート、デーブリーン、ムージル、カール・クラウス)の背景、一世代違うだけで同化したユダヤ人と同化しないユダヤ人に興味を持った
1917年から1920年代の敗戦国の「モダンガール」が大正時代のエログロと共時性を持つこと
1938年と言う年のソ連におけるスパイ裁判の特殊性(偶然性の裁判と呼ばれ、アレクシエービッチの作品にもよく出てくる)
いくつかの主題が年代を超えて現れ、その時代ごとに変貌していくさまは非常によい小説だと思った
そのあたりを面白く読んだし、ラデツキー行進曲やデーブリーンの「ポーランド紀行」、「特性のない男」、「人類最後の日々」なんかを読み始めている >>ハードカバーは単行本と違って、中には表紙が固いだけで中身はペーパーバックの紙でがっかりすることがあ
オレも2回ほど引っかかったな
価格で分かるけど、新品ハードカバーだけど安いなぁというときは固い表紙を付けた単なるペーパーバックだな
これは買うと損だな
今は、ハードカバーを買わなくなったから特にそんな感じのが増えたかもしれん >>103
読書大国じゃねーかwwwwwwwwww 洋書はペーパーバック
読みながらコーヒーをこぼしたりするから、安物ばかりw
電車の中で読んだりもする Jenny Erpenbeckの「Gehen,Ging,Gegangen」を1/4ほど読み終わる
ヨーゼフ・ロートの影響を色濃く受け継いだ「Aller Tage Abend」とはがらりと異なる
これまで目に留めていなかった、ドイツ人から見えない存在だった難民たちが浮かび上がる、そのきっかけはランペトーザ沖の難民船沈没
日本でも報道された2013年11月のこの事件はヨーロッパの知識人に強い影響を与えた
この小説も、この事件を受けて2年間をかけて書かれた、らしい
350人以上の死者を出したこの事件の出身者はリビアやソマリア、ガーナだった
主人公の古典言語学の元教授は英語、ロシア語、ドイツ語にイタリア語を話す正真正銘のインテリであり、
ガーナから来た人々、リビアから来た人々、シェラ・レオネから来た人々とコミュニケーションをとっていく
彼は最初、それらの国の歴史どころか首都も知らない
主人公は知ろうとする:どこで生まれた?母国語は?宗教は?家族は何人?自分が育った住居はどのようなもの?両親はどうやって知り合った?
テレビはあったのか?どこに眠る?何を食べる?子供の頃はどんなおもちゃをもっていた?学校には行った?どんな着物を着ていた?ペットはいた?
職業は何だった?家族はいるのか?いつ故郷を離れた?なぜ離れた?自分の家族と連絡を取っている?(中略)
子供がいるとしたら、子供に自分の故郷についてどう説明する?この国で老いていくとして、死んだときはどこに埋葬して欲しい?
1945年にノーベル物理学賞を受賞したヴォルフガング・パウリの言葉が三つのエピグラフのひとつとして掲げられている
Gott schuf das Volumen, der Teufel die Oberflache.
神が内容を創造し、悪魔が表面を作り上げた
難民たちの表面、肌の色や国の名前、国の歴史しか知らない主人公は彼らの内容、人生を知るべく彼らの物語に耳を傾けていく
もう二つのエピグラフはハイナー・ミュラーとマルティン・ルーサー・キング A taste of Dust(ほこりの味)
http://blog.livedoor.jp/midori_nozawa/archives/50478662.html
リン・シャロン・シュワルツ著
英語の原文で読むことができました。英語短編集の読書会に出かけてきました。
一週間くらいはこの作品のことで頭がいっぱいでした。数箇所訳ができないところがありますが、大体の内容は理解できました。
二人の子どもを夫に(?)残して離婚した妻、夫は再婚し新たに二人の子どもがいます。
子どもがプラハから帰ってくるので再会の機会が作られます。夫の家庭を訪問した元妻の思いは?
元妻は眼科医であり美しいルックスを持っています。自分の方が新しい妻より上ではないかと思って訪問します。
新しい妻の無神経さや元夫が今でも元妻の同情を引こうとする視線を投げる場面があります。
子どもたちからも軽く見られているような場面もあります。しかし元妻は別れた悲しみよりは彼らの家庭に対し羨望を抱きます。
元夫の生活は濃密で心臓の鼓動が感じられるのに対し彼女の生活はまるで砂をかむようなもので清潔で乾いた骨のようなものと表現しています。
読書会の参加者は28名、千葉や東京からも来られていました。大学の先生などもおられ、その中で一緒に楽しめて誇らしかったです。
Lynne Sharon Schwartz, "A Taste of Dust"
http://ireadashortstorytoday.com/lynne-sharon-schwartz-a-taste-of-dust/ もういないとおもうが洋書初心者(変な言葉だが)
がフォークナーとか、絶対にやめとけw
あとフィッツジェラルドも止しといた方がいい。
フォークナーほどではないが決して簡単ではないし
候補の三人の中ではヘミングウェイの長編がいい(短編ではなく)。
心理や状況の描写中心ではなくストーリーがはっきりしたやつの方が読みやすいよ。
第一フォームナーなんて日本語訳でもなかなか読み通せないだろうが。
あと、その下の方にオースターが挙げられているが実はこれが一番勧めできる。
特にどれを読んだ方がいいとかないけど、どうせ嵌ったら全部読みたくなるから(合わない人もいるだろうが)
執筆順に読むのをお勧めします。ただ、NY三部作はシュール(全作品シュールっぽいが))すぎて
ちょっ付いていけない人がひょっとしたら多いかもしれないので、
最初は「Moon Palace」がいいかもな。 gehenginggegangenて、ドイツ語で読んだのか?
おれもドイツ語忘れたくないのでなんか読むかな いつか読もうと思って露文のチェーホフ短編集買ったんだが
さすがにロシア語で読むのは一生無理そうだ。
本気で勉強したら一年くらいで読めるだろうと思って
ラジオ講座聴講してからはや10数年… あと「100年の孤独」のスペイン語版を持っている。
こっちの方が読める可能性高いな。ちなみに
スペイン語もラジオ講座で少し齧った。
ついでながらNHKのラジオ講座は外国語の初歩を身に付けるのに
けっこう効率がいいよ。一年くらい(二講座)初級編をやって
同時に中級編も録音しといて、二年目にそれをやるとなお良し
(おなじtextに中級講座もついているので)。
フランス語講座をそのパターンで二年くらいやって
le petit princeくらいなら辞書なしで読めるようになった。
ちなみにTV講座はタレントとかを無駄に起用したりと、
予算ばかりかけてるようだが読書の役には立たない(と思う)ので
ラジオの方をやるべし。 最初から原文で読もうとするんじゃなくて大好きな作品を何回も日本語で読みまくってるうちに、原文で読みたくなってその言語を学習して読むっていうのが理想 理想は最初から原文で読めること、に決まっているじゃないか。
まず、日本語で内容を読んで、ってところで、もう翻訳にたよってる。
好きになったのは原文じゃなくて翻訳だろう。
翻訳は原文とは別作品と考える方がいい。
翻訳はあくまでも補助的なもので、原文とは(微妙に)異なる。
しかも微妙に、ってのはまともな翻訳の場合。
例として、野崎歡の赤と黒の翻訳があげられる。
日本は翻訳天国で、本国人が知らないようなものまで翻訳されている、
みたいな話があった。外国語に堪能でなければ非常にありがたい環境だけど、
翻訳を読んで原文を読んでいる気になってはまずい。読んでいるのは日本語であることを忘れてはまずい。
科学技術や数学みたいに表現ではなく、記述内容そのものだけに興味がある場合は翻訳でもいいけれど、
原文を文学として味わう場合には、やはり原文を読まなければもったいないよ。 未邦訳の面白い小説読んだときは、本当にこの言語学んでて良かったと心から思う Kafkaは案外簡単な文章で、理系の第二外国語でドイツ語を取っただけで
特別なドイツ語学習をしてないレベルだが「変身」を読んだことがある。 年末年始に読む本決めようぜ
おれはクッツェの「イエスの学校時代」を読む! おいらは実家に帰るから多分こたつで本持ったまま
寝ちゃって全然進まないだろうなあ このスレの人達が読んでいるのは何語が多いの?
英語が一番なんだろうけど
やはりロシア語、ドイツ語あたりかな
ホメロス原文で読んでますが何か?
みたいな強者がいたりして(笑) ロシア語は少ないのでは。
ちょっと齧っただけだが、
単語はほぼ一から覚え直しだし
文法が難しすぎてこれは無理だと思った。 Drown by Junot Diaz の原書を読書中。
英語はいたって簡単だけれど
ちょこちょこスペイン語の単語が出てくるし
文法も?なところがあるしで
万人向きの本ではなく、厄介な本でした。
巻末に一応スペイン語のリストがあるのですが
普段スペイン語に接していない自分には少なすぎて役立たず。
結局ネットで調べながら読む羽目になりました。イライラ プルーストを読んでいる。
伊語でマンゾーニ「婚約者」を読みたいと思っている。
Youtube に TV ドラマ化されたもの(白黒、カラー)、オペラが上がっている。
白黒のもののルチアが美人。
単語は見当つくものがあるが。 学生時代、ミヒャエル・エンデの「MOMO」と
「Die Unendliche Geschichte」を読んだことがある。
もうドイツ語忘れただろうな。
最初に読んだグリム童話を読み返してリハビリしたいんだが
時間がない 英字新聞はスラスラ読めるけど小説は読めません。
細かいニュアンスがつかめない。 小説やエッセイの英文て、真面目なのか冗談なのか皮肉なのか
ニュアンスがわからないことが結構あるね。おれも受験の長文問題とかでは
それに苦労したが、今は別に正解不正解とか義務とか関係ないので
あまり気にしないで読んでるし、すぐ自然にわかるようになってくる。 文通やラブレターを原文でやるのもなあ。
原文だもんな。所詮。原文率は低いといいと思われます。 ギリシャ語文法やって『アリストテレス政治学』原書で読んだ。
岩波の翻訳見ながらだが四苦八苦。
ラテン語文法やって『ルクレティウス物の本質について』原書で読んだ。
岩波の翻訳見ながらだが四苦八苦。
日本にはいい翻訳があるんだから原書に拘る必要ないね。
研究者でもないのなら。 >>321
ドイツ語は単語が長い上にどれも同じように見えて
自分には無理だと思いフランス語を選んだわ ドイツ語は名詞が大文字だから
区別が付きやすいじゃん。
文法だって格変化だけ丸暗記すれば
半分以上終わったようなもんだし。 ま、おまえら、ちょっと気分転換しろ!
ヤマのオカルト置いとく。
ちょっと気色悪いけど・・・
★山霧の巻くとき(山岳ホラー)
http://slib.net/71604
上松煌 作
(プロフィール) http://slib.net/a/21610/
最後のほう、グロ注意?!! アメリカンガールとかいうペーパーバックはちょっと読んだ。 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています