江戸文学総合 [転載禁止]©2ch.net
戦国武将エピソードの元ネタである「常山紀談」の湯浅常山も無いね 現代のラノベは、数百年後には、軽薄な平成の
駄文学と馬鹿にされるだろうな。 >>145
何かおもしろそうだ
「日本外史」戦国以後は特に良かったんで読みたい気がする
外史氏も参考にしたんだろうね。外史とくらべて文章はどんなかな 数百年後、テメエらには、平成ラノベの
軽みは分かるまい、と自慢する2chネラー
が、でるだろうな
尤も、数百年後、日本語が使われているとして >>147
岩波文庫で簡単に入手できるので読んでみればいい
岩波文庫版が読みにくいのなら 勉誠出版の「戦国武将逸話集」とか
司馬遼太郎や海音寺潮五郎といった歴史小説作家が参照するような基本文献です 有り難き。なるほどありましたが中古はあまり…て方なので検討ですね
日本外史でも「俺の知ってる歴史と違う」てのがあって興味深かった
何となく日本の黒歴史みたくなっててドラマなどでもほとんどとりあげられない朝鮮の役もくわしく書かれててグッドだたよ 朝鮮のときそれに反対して秀吉のお母さんがハンガーストライキを敢行するてのがあった
あんなの時代小説の作家の作り話だろて思ってたけど昔から伝わってんだね 信長や秀吉とかはそのままなのに家康が出てくると「徳川公」
になったりしてさすがに鼻白む。時代的にしょうがないんだろうけど
徳川氏正記になると官名に。中納言とか内府(内大臣)とか
「家康」とは畏れ多くて言えない。死んだあとは東照公 作者が「こうあるべき」て国家観がかなりはっきりしてて
そこにあてはめて行く感じなのがちょっとアレではある
文学作品として「論賛」てのは蛇足でいらないと思う。おもしろいんだけども
でも驚くべき熱量を保ちつつ最後まで読ませます。雄篇 核ミサイルも電話も、コンピュータもない時代を現代の基準で評価?
古典の読み方をまず自分のアタマで考えてみることだね。 若書きてことで勢いがあってね
ことさらにクールな漢語的言い回しをしてやろう、みたいな肩ひじ張った感じでね
その少し背伸びしたような初々しさが魅力
最初はこんなの読めるかなーて思たけど口承文芸の気分を残した名調子に引き込まれたわ やっぱり、井原西鶴、上田秋成が良い。
連歌集は上手い人も下手な人も一緒くたに載るのがなんともな。
文学は社交なのか?
社交の上手い人が江戸時代は栄えたような気がする。
弟子を一杯集めたり、仲間を増やしたり。 伴高跡の「奇人伝」に登場する奇人達を遥かに凌ぐ奇人ぶりをコテハン達は発揮しているw
むしろ、石川淳の「新奇人伝」の方が伴のよりも面白い。
石川の江戸案内はやはり、すごい。
田中なんとかかいう女など話にならぬ。 南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会 江戸時代以前の作家は素性の得体の知れない人が多くて面白い。
逆に今の作家は経歴詐称は少ないし、むしろ、経歴が余りにも分かりすぎてる人が多い。 >>158
夷斎畸人傳を読んで、諸国畸人傳に興味を持って岩波文庫なんかを
探す人っていると思いますね。
私の知ってる人にも、新釈雨月と新釈古事記を読んで、オリジナルの
翻刻や訓読本を手に取ったって人、いますよ。
引用にせよ言及にせよ、出てきた作品について
(ああ、これは元ネタを一度ひととおり読んでおかないといけないよなあ)
と読者に思わせる力というのが、夷斎の文章にはあると思います。
私も、夷斎がコラムでふれたのを読まなかったら、梅暦や南畝の翻刻に
手を出してはいなかったかもしれません。感謝しています♪ 蒿蹊の奇人伝の魅力の半分くらいは和歌の紹介にあると思う
彼自身が歌詠みだったからなんだろうけど「いくつか覚えているものを挙げると…」
て紹介される蒿蹊チョイスが秀逸。当時の和歌のレベルは高かったんだと思う
花顛和尚て人のヘタウマな絵もよろし 私は樵のおかみさんが猪に跨がってるやつがもう好きですきで♪ 何か悲劇もあったなて思ったけどこの烈おばあさんのは見返したらハッピーエンドでした
猪か里に出てきて暴走、てのは今もありますからね 三熊花顛の跋文には絵の「実」の功が述べられている
「年紀の新古によりて、髻髪の様、器服の制をかうがへ画き、後見ん人のふるきをしるよすがににもとおもふのみ」
なるほど写真も動画もない時代だもんねヘタウマなんて言ってごめんね >>161
江戸時代には正体の知れないが、かなり著名な人がいる。
その一人として挙げたいのが、南学の祖と言われる南村梅軒。
彼は長らく南学の創始者とされてきたが、最近では実在を疑問視されてる。
一方で副島隆一は実在を疑わないとと主張してるが、彼がそう言えば、益々その実在が」疑われる・
俺は、戦国時代に諸国を流れ歩いていた連歌師が偽名で田舎の人をからかったのが、
後に南学の祖と持て囃されるようになったのが実相ではないかと疑っているのですが。 近世奇人伝って、現代語訳どこかにありませんかね?
レベル低くてすみません… >>167
ttp://tois.nichibun.ac.jp/database/html2/kijinden/index_appearance.html これから江戸文学を読もうと思う。
江戸文学全体をカバーするような辞書ありますか?古語辞典は角川と岩波あります。 古語辞典があれば十分じゃないでしょうか
江戸だからね今の言葉とそんなに違わないよ肩肘張らず 江戸の俗語、遊里言葉、隠語など
普通の古語辞典で行けますかね >>173
講談社の江戸語大辞典(縮刷版が学術文庫に入っていて「江戸語の辞典」と
いう名前で出ています。)がお奨めです♪
大きな古本屋さんで注意していると、どちらもちょくちょく見つかりますよ。
概説本ていろいろありますけど、どんなジャンルに興味をもって読むかにも
よりますよね。図書館にいって、岩波赤大系青大系や吉川随筆集の
解説ページを読むとかするのが早いと思います。、昭和の大研究家の
名前もざっと頭に入りますので、校註本研究本を探すときの手引きにも
なります。
天明から化成、慶應までの黄表紙滑稽本についていえば、現代教養文庫の
シリーズの解説が面白いです。洒落本人情本については、軟派全集の
各巻解説が便利で詳しいです。どちらも古い本ですが、よく探せば意外にある。
ひとつこれとガイドブックを決めるより、いろんなテキストの註や解説を
ノートとりながらていねいに拾って、人物チャート作ったりしながら
あれこれ読んでいくのは楽しいと思いますよ。
和歌俳諧の人脈もですが、落語読本黄表紙滑稽本洒落本人情本、談義ものや
随筆なんかも、人のつながりや経歴を鍵に読んでいくと興味はつきません。
本一冊では概括できないくらい、江戸の読書界文学界てのは、広く、深い。
読んでも読んでもまだ奥がある♪お楽しみに果てがありません。
これから初めて、あれもこれもいろいろ読めるなんて、羨ましいなあ♪ 「江戸語大辞典」の紹介有難うございます、本屋で探してみますね。
よく分かりませんが楽しみ方の指南も有難うございます。
江戸文学は太平洋のように広大な世界なんですね、
まず注釈のついている、とっつきやすいところから読んでいきたいと思います。 平安朝の散佚物語が発見される可能性はきわめて低いけど江戸だったらまだ見ぬ傑作が発見されるかも、て思うと夢があるねー
菅原孝標女に「朝倉」て物語があったらしくて和歌だけが残ってるのを見てああ見たかったなて思ったわ 正月に仮名手本忠臣蔵読み返したよ
十段目はほんとわかりにくい。書き手が整理できてない感じここ以外は素晴らしい。隙がないわ
九段目のとなせとお石の対決も良いな 岩波文庫の「町人嚢」てのは長崎の人の書いた本
得々と語られるくだらん説教がいつまでも続く
「うるせージジイ!」と叫んで読書を止めました 書いてあることは尤もだし、わかりやすく説いてはいるんですけどね。
当時もやっぱり百姓嚢や町人嚢みたいなのはうざがられたんじゃないですかね。
サムレエや、小市民根性の百姓町人の読むシロモンですから。
市井の八さ゚ん熊さんにはやっぱり講釈や田舎芝居、せいぜい談義物の
ほうが響くんですよ。
市民に身の程を説くには、大人物を例えに引くのがよいんです。
頭から「ちっちゃくなってろよ…」と言われると、「なにをっ!」て
なるのが小人の人情てものなんです♪ 鈴木 正三(すずき しょうさん、俗名の諱まさみつ、道号:石平老人、
天正7年1月10日(1579年2月5日)- 明暦元年6月25日(1655年7月28日))
また、正三は在家の教化のために、当時流行していた仮名草子を利用し、
『因果物語』・『二人比丘尼』・『念仏草子』などを執筆して分かりやすく仏教を説き、井原西鶴らに影響を与えた。 俳諧の松永貞徳の一番弟子?の野々口立圃は浮世草紙などの挿絵の先駆者でもあったというから、俳諧も奥が深い。
まあ、西鶴はそれは面白い。
西鶴が一昼夜で二万三千五百句を独吟したとかいう話も興味深い。
3,4秒に一句の割り?
速吟はあの歯切れのよい文章の秘訣かも? 根岸鎮衛の耳嚢は下品だね、もっとも、町奉行など不浄役人だから。
一つ挙げれば巨根のはなし。 下劣w
松浦静山の甲子夜話は全体に上品だね、平戸の殿様だから。
しかし
両方に共通なのは狐狸幽霊化け物など。文明の進むにつれて
滅びた。
根岸は文章下手。松浦は文章洗練。 「醒睡笑」は江戸の作品なんだそれより前かと思った
編者策伝の生まれが豊臣末期だったんだ
徳川と豊臣が争ってて終に「家康自ら出陣」みたいなニュースはどんな思いで聞いたんだろね 醒睡笑は酒についての議論がもの凄く退屈だったわ策伝先生くどいんだよ
作者の才は無かったかも知らんが編者としてはすごいよオタク趣味というか
これだけのものを記録してたって言うのはね。コレクター心理もあるかなー 伴蒿蹊 の「近世奇人伝」にならって「諸国奇人伝」を書いた石川淳が「下品な男」と
嫌ってたのが曲亭馬琴だな。
本居宣長―小林秀雄の路線あたりから、日本文学がおかしくなったような。 武陽隠士も中々のもんだろ。
隠者の文学はもっと注目されるべきだろ。
スガは花田が吉本に負けてなかったとか言うより、
上田秋成は本居宣長に負けてなかったを言うべきだったw oʞıɹoN ∀NIIN
混沌会のここがすごい
・明和元年に大坂で創立された混沌詩社の精神を受け継ぐ
・雑誌『混沌』の発行元はあの中尾松泉堂
・『混沌』の題字はあの野間光辰
・大谷篤蔵・中村幸彦・水田紀久ら往年の近世文学研究の重鎮はみなメンバー
混沌会のここがダメ
・ネットと無縁
#ここがすごい
2017年8月3日 田中優子(1952年1月30日 - )は、日本の江戸文学・江戸文化・比較文化研究者、
エッセイスト、法政大学社会学部学部長、同大学第19代総長を経て、
同大学名誉教授、同大学江戸東京研究センター特任教授。
『江戸の想像力』では、それまで主に「暗く陰惨な時代」とされていた江戸時代を
もっと明るい時代と考える「江戸ブーム」の一翼を担ったが、
本人は、「明るい」という言葉を使ったことはない、と言っている。 ウィキペディアに「女性の偉人」記載少なく 福岡
市民らが調査・編集
毎日新聞
2023/7/29
福岡で活躍した歴史上の女性を広く知っ
てもらおうと、インターネットの無料百科
事典「ウィキペディア」に書き込みをする
イベントが29日、福岡市東区の県立図書館
であった。参加した約20人は、館内などの
資料で儒学者で医師の高場(たかば)乱
(おさむ)ら江戸、明治期の女性6人の業績
などを調べ、ウィキペディアに記した。 >>194
テレビとかでの発言聞いていてもなんかこの人胡散くさそうなんだけど本はまともなの? 明日香出版社
「できる!」ビジネスマンの雑学
2015年07月06日
[087]くずし字の自動判別に成功。凸版印刷
大学時代は文学部日本文学科に籍を置いていた筆者は、江戸文学の講義が楽しみの一つでした。
それは、古文書の素読が中心だったからです。教科書を広げるとミミズが這ったような墨書き文字
が跳ね回っています。これこそ江戸時代に読まれていた誌面に他ならず、江戸にいるかのような気
分で(東京ですから江戸に違いありませんが)読書に浸れるのです。
西鶴、芭蕉、近松などの代表作を「原書」で読める幸せは、いま思い返しても貴重な物でした。
しかし、恩師が言うに、やはり西鶴は関西弁で読まないと味が出ない、とのことでした。 江戸期こそが、日本文学の真髄が凝縮された黄金時代!
漢字、ひらがな、カタカナが織りなす独特な文体。中国古典の影響を受けながらも、日本独自の文化として昇華させた江戸文学。それは、まさに純粋な日本文学の最後の輝きと言えるだろう。
確かに、明治以降は西洋文学の影響が強まった。しかし、漢字熟語を用いて西洋文明を翻訳し、日本独自の漢語体系を築き上げたのは、中国人ではなく日本人なのだ。露伴、漱石、鴎外といった明治の文豪たちは、近現代の日本とそれ以前の日本文化を繋ぐ架け橋となった。
源氏物語のような古文は、言葉の意味を理解するだけでも大変な労力が必要だ。しかし、江戸文学は言葉の壁が低いため、つい軽視されがちではないだろうか? 戯作なんて言葉も、江戸文学への理解を妨げる要因の一つではないか?
江戸文学は、決して軽く扱ってはいけない。そこには、日本人のアイデンティティが色濃く反映されている。 言葉の奥深さに思いを馳せ、江戸文学が紡ぎ出す世界をじっくり味わうべきなのだ。 >>200
近松、西鶴とったって注釈と現代語訳がないときついが >>201
でも、だからこそ、自分で調べて理解したときの達成感が大きいんですよね。 頭が良ければ近松、西鶴ぐらい、古文の素養なくても読める。 近松西鶴見れば当時の関西弁が今と全く違うことが分かるな