>>39
この文化文明全盛期において、妖術なんてバカらしい、と思うのは勝手でござるが、存在することも存在を否定することも
できないような事象については「わからない」と素直に言うのが、真に科学的な態度、と言うものでござろう。
大手町に将門の首塚があり、それを移動しようとしたら不都合なことが起きたので、さわらぬ神にたたりなし、のことわざどおり
わが国の最高水準の教育を受けたであろう連中の集う町においても、古くからのことわざの言いつけを守って今があるわけだ。

異、と言うのは怪異、とか異常の異、ですね。
こういう話題を取り上げるあたり、江戸の上田秋成の流れをくむ雰囲気ですかね?

石匣の匣はあんまり見ない字だけれど、箱の意味ですね。太宰治に「パンドラの匣」って小説がありました。
箱関係では【花登筺】って作家さんがいました。【はなとこばこ】さん。つまり筺はこばこ、ってことですね。竹冠があるから、まあ竹かごかな。
竹かごと言えば、本居宣長に「玉勝間」って作品があるけれど、この勝間ってのは竹かごって意味。
今、勝間って言うと、勝間和代さんが有名ですね。竹かご作りの職人さんの家系なんでしょうかね。