これ 0056吾輩は名無しである2016/04/29(金) 16:53:09.82 フランスは写真の登場の影響はあるだろう。それによってすべて相対化して代表者がいなくなった。写真でロマン派の夢も破れた。 ダンテもゲーテも写真の登場以前だぜ。 0057吾輩は名無しである2016/04/29(金) 16:55:04.26 本国より他国で評価される作家ってなんかカッチョいい 0058吾輩は名無しである2016/05/06(金) 17:25:10.84 イム 0059吾輩は名無しである2016/05/06(金) 19:40:57.61 パリのロストジェネレーション 0060吾輩は名無しである2016/05/29(日) 12:37:25.19 ダンクスーテ 0061吾輩は名無しである2016/05/29(日) 19:27:44.61 トーマス・マン 0062吾輩は名無しである2016/05/31(火) 22:45:12.27 ガブリエル・ガルシア=マルケス 0063吾輩は名無しである2016/06/01(水) 14:45:04.16 ヴィクタ― ウーゴ 0064吾輩は名無しである2016/11/04(金) 08:35:35.98ID:zGlB8qhn イタリア:ダンテ ドイツ:ゲーテ イギリス:シェイクスピア フランス:ヴォルテール スペイン:セルバンテス ロシア:ドストエフスキー アメリカ:メルヴィル 日本:紫式部 0065吾輩は名無しである2016/11/04(金) 09:02:58.71ID:LcUleh9f イタリア:ダンテ ドイツ:ゲーテ イギリス:シェイクスピア フランス:ラブレー スペイン:セルバンテス ロシア:トルストイ アメリカ:トウェイン 日本:紫式部 0066吾輩は名無しである2016/11/04(金) 17:07:49.65ID:7NfPvu9e イタリア:ダンテ ドイツ:ゲーテ イギリス:シェイクスピア フランス:ユーゴー スペイン:セルバンテス ロシア:トルストイ アメリカ:ポー 日本:紫式部 0067吾輩は名無しである2016/11/05(土) 13:07:47.38ID:zGquFxGP イタリア:ダンテ ドイツ:ゲーテ イギリス:シェイクスピア フランス:モリエール スペイン:セルバンテス ロシア:トルストイ アメリカ:ホイットマン 日本:紫式部 0068吾輩は名無しである2016/11/05(土) 16:12:52.23ID:JRNo8q4I フランスとアメリカが割れてて面白い 0069吾輩は名無しである2016/11/05(土) 21:37:16.32ID:+rY3NIDx ドストよりトルスの方が人気なのか 逆だと思ってた 0070吾輩は名無しである2016/11/05(土) 21:42:25.07ID:hixtZlgw トルストイの方が格上なのは否めないな カラマーゾフでようやく同じステージの端っこに立てた感じ 0071吾輩は名無しである2016/11/05(土) 21:43:51.24ID:FmTvDbTZ>>69 ロシアではドストエフスキーは神秘思想家であって大作家と考えられてはいない、とナボコフが言ってた 文章は正直あいまいなところが多すぎて翻訳によってすっきりしている西洋の受け取り方はかなり微妙との評価 0072吾輩は名無しである2016/11/06(日) 08:14:08.11ID:8tySIYY/ ロシアでも人気があると聞いたけどね 0073吾輩は名無しである2016/11/06(日) 08:41:10.71ID:hZHAItnL ドストエフスキーは曖昧でよくわからんところが最大の魅力。 トルスより、惹き付けられる。 0074吾輩は名無しである2016/11/06(日) 08:45:08.90ID:aXMcheRZ>>72 ナボコフとか1920年代くらいまでのロシアでの評価はこんなもん↓(英語のwikiから) Criticism[edit] Dostoyevsky's work did not always gain a positive reception. Several critics, such as Nikolay Dobrolyubov, Ivan Bunin and Vladimir Nabokov, viewed his writing as excessively psychological and philosophical rather than artistic. Others found fault with chaotic and disorganised plots, and others, like Turgenev, objected to "excessive psychologising" and too-detailed naturalism. His style was deemed "prolix, repetitious and lacking in polish, balance, restraint and good taste". Saltykov-Shchedrin, Tolstoy, Nikolay Mikhaylovsky and others criticised his puppet-like characters, most prominently in The Idiot, The Possessed and The Brothers Karamazov. These characters were compared to those of Hoffmann, an author whom Dostoyevsky admired. Basing his estimation on stated criteria of enduring art and individual genius, Nabokov judges Dostoyevsky "not a great writer, but rather a mediocre one?with flashes of excellent humour but, alas, with wastelands of literary platitudes in between". Nabokov complains that the novels are peopled by "neurotics and lunatics" and states that Dostoyevsky's characters do not develop: "We get them all complete at the beginning of the tale and so they remain." He finds the novels full of contrived "surprises and complications of plot", which are effective when first read, but on second reading, without the shock and benefit of these surprises, appear loaded with "glorified cliche". バフチンあたりの再評価とか冷戦崩壊後くらいに西洋の再輸入という形で人気はあるよ 0075吾輩は名無しである2016/11/06(日) 10:43:37.50ID:NPEPw/fP>>70 ロシア、というかソ連は共産主義の時代にドストエフスキーが迫害されていたりする で、これはペテルブルクとモスクワの対立でもあるんだけど「ロシア的なもの」であるモスクワの抑圧と「西洋的」なピーター大帝の対立がある ベールイなんかはこの二都の対立(「銀の鳩」・「ペテルブルク」)を描いているんだけど、冷戦崩壊後はモスクワ的なものの復権が起こっている ドストエフスキーも「本当のロシア人」として若い世代が読んでいたりする ナボコフや、亡命ロシア人、そして親ソ連のロシア文学者(ナボコフの友人ウィルソン)はこういうテロにつながるドストエフスキー・モスクワ的なものを毛嫌いする 「トルストイかドストエフスキーか」という論争はこういう二つのロシアの要素を色濃く持っている ナボコフやウィルソン達はドストエフスキーの文章のまずさを攻撃して、たとえばプーシキンという技術の粋を極めた詩人兼小説家やペテルブルクに属する奇妙な散文詩人(byナボコフ)であるゴーゴリを評価する ナボコフは「私がたまたま知る三カ国語においてゴーゴリの翻訳で価値のあるものは皆無」というし、プーシキンの翻訳で論争を巻き起こした フランスでも、ロシアにおける「ピーター大帝とスラブ民族」と同じように「啓蒙思想家(世俗主義)とカトリック(ガリカニスム)」の分裂がある こういう国では第一の国民作家は名指されない 0076吾輩は名無しである2016/11/06(日) 11:17:19.45ID:szh7nNiJ ゴルバチョフのペレストロイカというのは徹頭徹尾ペテルブルク的な、官僚的なもので、だからこそ民族自決を受け入れる 結果ソ連は解体しロシアとその同盟国のあつまりになり、押さえつけられていた国々が独立した 1991年8月のクーデタはこのソ連解体に抗する試みだった この崩壊の後、ナショナリズム(ロシアへではなくソ連へ)はモスクワ的なものを求め始め、ソルジェニーツェンですらプーチンを支持する プーチンこそはロシア的なものの体現者であり、一度は熱狂されたゴルバチョフは西洋のスパイ、CIAとすら名指されていく そういう時代にあっては19世紀における「芸術のための芸術」を目指したプーシキンやゴーゴリよりも「ロシアの大地」たるドストエフスキーが読まれ始める ゴーゴリの外套はペテルブルクの官僚制のなかの八等官という存在しない位階における疎外であり、「死せる魂」においても「彼のロシア」はローマと通底してしまっている テクノクラート、ノーメンクラートの優位の時代に読まれたゴーゴリやプーシキン、トルストイに比べてドストエフスキーを読む現代のロシア人は村上春樹を愛読するだろう アレクシエーヴィッチのインタビューする人物はドストエフスキー・ソルジェニーツェンを「議論する」新しい人々と、トルストイ・プーシキンを懐かしむ「旧い世代の人々」が登場する 村上春樹は前者に間違いなく読まれている 0077吾輩は名無しである2016/11/06(日) 17:56:20.98ID:y9DOcxhw やはり露はトルストイかドストエフスキーで割れるな まあ結論は出ないだろうね 英独伊西日は確定かね 仏と米はまさに群雄割拠 0078吾輩は名無しである2016/11/06(日) 18:25:26.68ID:3OeCQOtt フローベールは? 0079吾輩は名無しである2016/11/06(日) 21:06:48.19ID:/ZYOA7RI なるほど、フランスはおもろいな 今の気分的にはモリエールかな 0080吾輩は名無しである2016/11/06(日) 22:22:21.23ID:6zuP/Gug フランスはユーゴ―っぽいよ 0081吾輩は名無しである2016/11/07(月) 09:10:38.01ID:QVP0q1rg ユーゴーかバルザックかヴォルテールかラブレーかスタンダール 0082吾輩は名無しである2016/11/07(月) 14:38:11.24ID:0we2jaAx 源氏を読んでいるやつがそんなに多いとは知らなかった(笑 0083吾輩は名無しである2016/11/07(月) 17:38:01.92ID:R0z83LtV イタリアはダンテと並んでマンゾーニがいるでしょ。 フランスは?プルーストしか読まないな。 ユーゴーはそりゃ凄いけど、読む時間ないよ(原文も併せて読んでるので)。 0084吾輩は名無しである2016/11/07(月) 18:11:30.05ID:oGcFXjaE イギリス→ローレンススターン ドイツ→グラス フランス→プルースト アメリカ→フォークナーorピンチョン ロシア→ブルガーコフ? 日本→安部公房