藤原氏の昔から、最も天皇を冒涜する者が最も天皇を崇拝していた。
彼等は骨の髄まで盲目的に崇拝し、同時に天皇をもてあそび、我が身の便利の道具とし、冒涜を繰り返していた。
現在に至るまで、そして、今も尚、代議士諸公は天皇の尊厳を云々し、国民はまた、おおむねそれを支持している。