文学理論 10 [無断転載禁止]©2ch.net
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文学理論 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1034435329/
※入門書
テリー・イーグルトン 『文学とは何か―現代批評理論への招待』
田辺保〔ほか〕編 『文芸批評を学ぶ人のために』
ジョナサン・カラー 『文学理論』
ラマーン・セルデン 『ガイドブック現代文学理論』
ピーター・バリー 『文学理論講義』
フランク・レントリッキア、トマス・マクローリン『現代批評理論―22の基本概念』
フランク・レントリッキ、トマス・マクローリン『続:現代批評理論―+6の基本概念』
フランク・レントリッキア『ニュー・クリティシズム以後の批評理論』上下
廣野由美子 『批評理論入門』
西田谷洋 『学びのエクササイズ文学理論』 >>849
そうこれが欧米と日本の差
日本の批評界隈にはその気配がない
ごくごく一部の人がやってる程度
邦訳なんて当然ない
だから原書で読んでくしかない >>848
万葉集と生成という例を出したのは俺だが
ひとつでいいからオースティン研究の
結果じゃなくて成果を書いてみなよ
対象がそこらのケータイ小説じゃなくて
オースティンである理由が無いだろ
万葉集は上代語のまとまった資料だから
シンタックスの理解に意味がある 大衆小説と文芸小説の差も当然研究されてる
Reading literary fiction improves theory of mind David Comer Kidd, Emanuele Castano >>852
でその成果と成果の傑出度は?
知見は?
そこが大事 論文読めばいいだけだろ
俺は無料の教師でもなんでもないしな ググっただけで内容知らんのか
テーマと原書だ〜ってドキドキしているだけで
成果が意味深いかどうかはわからんのかw 日本がポストモダンポストモダン言ってる間に
欧米は認知科学的アプローチを発達させていたと。。。 内容知らなかったら即座に出せるわけないだろ
アホすぎる >>857
過去にも日本は遅れてるよ認知系やっとけ
ってこのスレで言ったが誰も読んだ気配ないからなあ
まあこのスレは未だにポストモダンですらない吉本隆明とか
言ってる連中だからな やはりこのスレの連中はアホだった
時間の無駄だと再認識 例によってサイエンスに乗っているけれど誤報騒ぎがある論文だね
再現性が認められなかったと言う報告が続出している
近年物語を読むことで他者の思考や信念、欲求、意図などを推測する能力である「心
の理論」が向上することが報告され、学問的、実践的な注目を集めた (Kidd & Castano, 2013; Mar et al., 2006, 2009)。
しかし「物語読書と社会的能力との関連」に対して,その効果が見られないとする研究が複数報告されている (Panero et al., 2016, 2017; Samur et al.2017)
浜松学院大学でも大学生百数十人集めて調べても再現性なし
ボストン・ペンシルヴァニア・オクラホマの大学の報告↓
Does reading a single passage of literary fiction really improve theory of mind? An attempt at replication.
We thus reaffirm that our replication of Kidd and Castano (2013) found no evidence that literary fiction uniquely and immediately improves theory of mind.
Our objective remains not to prove that reading literary fiction does not benefit social cognition, but to call for in-depth research addressing the difficulties in measuring any potential effect and to note the need to temper claims accordingly.
注目は集めたけど、かなり怪しい実験だという主張
たった一回「文学的 a single passage of literary fiction」読むだけで数値が向上するっておかしくない?
ちょうどオボカタ事件のころのサイエンス 物語読解とその体験への介入による他者理解能力向上効果の実践的検討
小山内 秀和(浜松学院大学 現代コミュニケーション学部 講師)
◆実験1◆
【方法】
大学生 86 名が実験に参加した。参加者は,読書量を測定する作家名再認テスト,物語への没入を測定する LRQ-J 質問
紙 (小山内・岡田, 2011),心の理論を測定するMIE 課題 (Adams Jr et al., 2010) に回答した。
【結果と考察】
分析の結果,LRQ の得点は作家名再認テスト得点 (r = .25, .28) と関連が見られたが,再認テスト得点とMIE 課題の得
点との間に関連はみられなかった (r = .15)。このことは,物語の読書量が多いほど没入体験は強い傾向にあるものの,読書
量と心の理論との間の関連は見いだされなかったことを示している。
◆実験2◆
【方法】
大学生 76 名が参加した。参加者は,まず事前実験として実験 1 と同様の MIE 課題を行い,その 1 週間後に,物語文か
説明文のどちらかの文章を読んでもらった。その後,読解中の没入体験を測定し,さらに MIE 課題に再度回答してもらっ
た。
【結果と考察】
物語文,説明文の二つの条件で,読解前後の MIE 得点の差を比較したが,有意な差は見られなかった。また,課題文の
条件,読解時の没入体験,さらにその交互作用を独立変数として,MIE 差得点を従属変数とした重回帰分析を行ったが,
いずれの変数も有意な効果は見いだされなかった。
◆本研究の成果と結論◆
本研究の結果は,物語を読むことが社会的能力に与える効果を支持するものとはならなかった。近年の研究成果において
も,物語の効果についてはまだ議論の途上にあり,物語の読みと心の理論との関連については結論を見ていない >>861
Fiction reading has a small positive impact on social cognition: A meta-analysis
http://psnlab.princeton.edu/sites/default/files/publications-pdf/Dodell-Feder-JEPG-inpress.pdf
Samur et al.2017の引用研究調べたら
その後の研究では逆に社会的能力の向上を支持する研究もでてるわ
この分野はまだまだ発展途上だが面白いな 文学読むと人格形成に役に立つと昔から
言われてきたけど、それが最新の文学理論?
モナリザ見ると脳が活性化するよ
たぶん 幅広い研究ができる環境が大事ということと
当該の研究の先行きが明るいのと別の話
そのアプローチはつまらないし報われないだろう
面白いけど報われないというのもある
たとえばレイコフのメタファー論は
完成度高いがだからこそ今から掘るのは辛い 人格形成に影響を与えないってことはなくねえか
実際に影響を受けてる人は沢山いるし
研究方法が悪いのか 大衆小説でも坂の上の雲の立身出世主義モデルみたいに
影響を受ける人はいるわけだから内容によりけりのような
心理描写や認知描写が精密な文芸小説とそうでないニューヴォー・ロマンのような
文芸の実験小説でも影響に差はないとおかしい >>863
あと、この論文、サイエンスの「一回読めば社会的な能力が一時的に向上する」というのとは違う実験
読書をする人間が社会的能力が高いか、というメタアナリシスみたいだね
なるべく社会要因とか排除しても、ほんの少し読書家が社会的能力が高い、というデータじゃないの
こういうの面白くするために話を盛るとサイエンスの論文みたいなのができる
p値は0.053だから、0.05を満たしていなくて、19回くらい同じ実験したら一回そういう結果が出る
その萌芽的研究を世界中で再実験したらひとつも0.05を超えなかったと言うこと
で、最初のニュースを信じたりしてしまうと確立されたように思ってしまう その読む人次第というのも
たとえば認知科学者のダニエル・デネットの「物語的自己」があるという
それに対する批判としての物語自己なんてない
即時的に生きてる奴もいるって反論があったり
いやあ意識は経時的でなくとも状況に応じた自己同一性がありうるでしょ
なんて議論がされてるわけでもはや認知科学なくして研究できない あと実際には物語的自己がない人がいたとしても
フィクションの登場人物には一貫性があり
研究できるっていってたりね、まあいずれにせよ
寄って立つ理論の元が認知科学に源流を持っているので
研究しないとやってられない ID:216/s9rmの見てる世界が全然違うのはわかったぞ
だが原書か、ハードル高えな 専門で勉強しているのに当該分野の
めぼしい成果をひとつも書けないという
のは酷いな
まずは脳波だけ見て読んでいる文章の内容を
当てるところからだな まず成果書く気なんてねえもん
俺は無料の教師でもねえし
俺は過去に何度も言ったから
語らないことにした なんでカスでアホだとわかってる連中に教えないといけないんだ
俺はただお前らがアホだと再確認しただけで満足 NGにしてる人?
まず議論ができないだろ
人の主張が理解できない
そんなやつ相手にしても時間の無駄 思いつかないから書けないのさ
専門でひとつもって深刻だぞ
自信がないのが露呈している 俺「世界では認知科学と文学研究が越境している、ほらこう言う研究あるでしょ」
バカの反論「日本にはそういう研究がない!!!」 アホ過ぎるだろなんで日本の論文探してんだよ
キチガイすぎるだろ なんで急に荒らしの連投が入ってきちゃったんだろう?
ま、構うことなくやりすぎしましょう。 反論するなら認知科学研究と越境していないことを示せばいいだけ
共感と認知科学の研究がなされていないことを示せばいいだけ
社会的能力向上の一部は支持されてない研究もある!で全部否定できると
思ってるバカだぜ?
俺は共感の度合いが違うとしか言ってない 議論ができないただの論点そらしのあら捜しの
詭弁野郎相手にするだけ時間の無駄だっての 越境してないと思う
オースティンの名前で論文集にねじ込む
のは可能だけど
源氏物語を読むと血圧が下がった!
が越境なの?
センスないと思う 越境してないとおもう(妄想)
もうすでに認知科学者の研究なくしてできないのが
事実だからなお前らがアホなだえk センスないのはお前らな
一生吉本隆明信者と遊んでろ しかも血圧が下がったなんて言ってないしな
藁人形論法ってやつだ詭弁 レイコフのメタファー論は完成度が高いから
掘り下げる必要はない() アホらしすぎて笑う
例えば時間論を認知メタファーで研究して
物語分析に当てはめてる研究があるのを知ってるんだろうか?
知らないくせにレイコフのメタファー論は完成度が高いとか
抜かすのがこのスレの連中
知ったかマウンティング
笑うわ 先行分野の研究も読まずに
勉強する気もなしに知ったかでマウンティングして
理論に対する興味もなく
吉本信者と遊んでるのがこのスレの連中だからな
ずーっとかわってない 荒らしやコテハンというのは、自己愛障害だからなにを指摘されても、自分の都合に合わせて変化させる。
相手をしても無駄だから、スレに関心が無くなるまでほっとくのがいい。 文学理論スレのVが立ってずっと立ってなくて
文学理論スレを建てたの俺だけどな
そしたら吉本隆明信者だの言われてうんざりだわ
死ね 吉本隆明信者じゃねえ吉本隆明だの
なんだの言われてうんざりだわ
過去ログ読み返してみろよ
学ぶべき文学理論があったか?
よく胸に手をあてて考えてみろ 突如生成を叩いている人だから
認知科学に強い帰属意識をもっているのだろうな
それで越境を強調とか笑える
そのくせ成果はオースティンを読むときの脳波w
オースティンを選ぶ学問的根拠はなんなのかな? まじでキチガイ過ぎて人のIDすらも理解できないのか >>902
796 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2018/01/06(土) 20:01:33.31 ID:YbKZPsYs [3/6]
>>795
メンタルスペース理論(認知言語学)というのは、ソシュールの心理学的な置き換えかな?
時枝とか三浦とか吉本の言語理論の方が、しっくりくる。
認知言語系は、どうしても、はじめに言葉ありき、の感覚から抜けられないように見えてしまう 芸術作品鑑賞時の脳の働きを調べる研究分野を
こんなに評価できる人がいるとは驚きとしかいえない。
そしてそれをウォッチすべき文学理論だということも。 脳の働きを調べる研究は認知科学の例として出しただけなんだが?
マジキチガイだな いつ俺が脳科学を調べる研究が重要でコレをやればいいなんて
いったんだ?アホすぎるだろそれとも認知科学は脳神経だけかと思ってんのか? 越境的文学理論研究であり日本が遅れていると批判したのに
忘れたのかな
このキッズは >>909
日本が遅れてるのは認知科学を文学に取り入れて研究することだが?
人の主張が理解できないほんとアホだな なんでfMRIを使って研究しろなんて言ったことになってんだ?
fMRIを使えばいいなんて言ってない 俺「認知科学の知見を用いて文学の批評に当てはめるのが欧米では確立されている」
バカ「それは越境的研究ではない!刺激を確かめてるだけ!」 アホすぎて議論にならない
まじでIQが30ぐらい違うんじゃねえの俺とお前じゃ 彼が成果を挙げられないから
そのアプローチは筋が悪いよとしかいえない
だってきちんと成果を挙げられないのだから 成果があげられてないことと知見を用いるか用いないかは
関係ないことすらもわかってない
まじでアホ 越境の長いトンネルを抜けると、そこは寒い国であった。 >>912
「文学の批評に当てはめる」
ってどこらへんが?
文学作品を用いた実験と、批評は別だろ
なにを勉強してんだよ >>915
海外にはこんな研究も進んでいるぜって自信たっぷりで
成果わからんって意味ないじゃん。
脳波しらべればそれでいいのかw 成果が挙げられようが挙げられまいが彼らの思考のベースには
認知科学が有りますよという話として認知科学の一例としてfMRIを出しただけ
(勿論他の論文集なんだから他の論文も認知科学の成果でネットに研究があるわかりやすいのを
出しただけ、俺は無料の教師ではない)
成功してるかしてないかに関わらず彼らは認知科学研究によって文学を批評していて
それが確立されラウトリッジやオックスフォードから出版されるレベルになっている >>919
成果わからなんって意味不明?
俺はこう言う成果を挙げてますよなんて例で出してないからな あら捜しをして論文を読まずに批評して
越境してないとか言い出す
まじでキチガイだわ >>920
批評ってたとえばどういう判断を指しているの?
ここが面白いとか、実はこの様式を援用しているとか
わかるの?AIでレビュー書くとか?
さっぱり内実が見えない。
俺は知っている知っているってだけで そもそも知りたいやつは勝手に読むしな
どうせ教えても読まない過去スレでもそうだった
お前らは読まない読む人向けに語ってるだけだから
なこのスレのアホどもの連中なんて放っておいて
俺のレスを呼んだ人間は原書を読むように 文学理論は日本は20年遅れてる
このスレの連中も俺以外20年遅れてる
ああ、吉本とかだから40年以上か?
つかフレーゲの文脈原理すら当てはまらないから
ただのトンデモか、まあそれをよく理解しておくように やっぱり成果は具体的に挙げられないのか。
それなら君の属する研究領域が、仮に理想的に進展したとして
つまり文学作品鑑賞を認知科学で調べると、何が実際わかるように
なって、どうスゴいの?どう批評にインパクトを与えるの?
ここの手応えを想像で述べてよ Q. 成果は具体的に挙げられないのか?
A. 上に挙げた論文集を読め、俺は無料の教師ではない、
オックスフォードやラウトレッジやワイリーブラックウェルからでてるので
読め、それが一番の近道 原書原書と喚いて学者の名前だけぽんぽん並べるという
ことはワナビーだね。気持ちは学者 世界がそうなっている、
世界の潮流がどういうものか
知りたけりゃ読めばいい
20年遅れた日本のままでいたけりゃ
読まないでいい
吉本信者と遊んでろ 専門でその領域の成果のひとつも挙げられないのは
異常だな。ありえない。俺が前に書いたじゃん。
衛星で遺跡を発見しましたよ→これが成果 読めばわかることをなぜ読まないと分かってるバカに
教えないといけないのだ?俺は無料の教師ではない >>931
世界の潮流てさ、研究が膨大にあるなかで
日本が全部カバーできるわけないじゃん。 文学理論に興味があるなら勝手に読むしな
レイコフが完成されているなんてバカなことも
言わなくなる >>936
じゃあ君はレイコフが完成されてるなんて
アホな話を知ったかで語る無知なままでいるだけだね 日本が世界の潮流で文学理論で
何か学ぼうとしたことがこの20年あっただろうか?
いやない 吉本信者ってよりポモの読み専だな上のレスでもなぜ読み専とか評論家がアレなのかこのやり取りでよくわかる 日本は”文学理論”といえばイーグルトンしかなくて
そのイーグルトンの”アフターセオリー”で止まっちゃったから
ただのサヨクじいさんなんだけど >>938
それは西村義樹がメタファー論に行かなかった理由。
精緻化しても先行きないなというのは俺の
感想だがな。 >>927に答えられないようなら心配だな
まあ特筆すべき成果がしっかり紹介されている、
ネイティブ学部生のテキスト程度の良書があったら教えてくれ
読んでみるよ 可哀想だけど、学際的研究というアイディアがすきでも科学的思考の素養がないと何にもならないと言う例だったなぁ
理系領域ってのは本当に金がかかるもので、「成果」よりもはるかに大きい「見通し」を提示しないと研究すらできない
研究の成果を「批判的に」玩味できる人でないと、どれだけ「最新の」本を読んでも研究者にはなれない
手法の限界を無視して応用しようとするとそれこそ何でもできてしまう
「見通し」を過大に評価した「謳い文句」を「足場」にすると小児的万能感でだめだめな実験計画立てたりしてしまうんだよね
大学で学ぶ科学的思考に対する基礎教養って大事 かわいそうだけど、理系の知識があっても
議論の前提の議論の仕方がわからない
議論が成立しない例ですね 少しだけ真面目に
科学論文には誤読は許されない
著者の意図を誤読しようとするものは、それが科学的ではないことを忘れている
著者の意図は明確に手法に依存しており、手法を意図と切り離して引用することは科学論文という手法を裏切っていることになる
人文学においては議論の論証の手法を切り離して引用することがまかり通っている
しかし、意図と論証の方法は切り離せない
科学論文においては、先駆者の論文は敬意を持って利用され、批判される
批判もまた、そこには引用するに足るものがある、という信頼が前提
何ができ、何ができないかをきちんと織り込んだ論文だけが意味を持つ
科学論文を批判的にきちんと読む能力がない者が、「成果」として実験結果を流用する
それは研究ではないし、実験手法を把握していない論文を引用することは許されないと言う教育を受けていない
fMRIで源氏物語を分析する、そのためにどれだけのリソースが必要か想像ができない
実際に論文を目にしたわけでもなかった(ネットでも見つからない作家の発言らしいが、デマではないそうだ)
脳波検査もfMRIも実際に見たことはなくて、認知科学の実験に立ち会ったこともないのだろう
学際的な研究は、かならずどちらかの専門領域において成果を論文に出す必要がある
それはどれだけ役に立つかを評価できないからではなく、手法がどれだけの限界を有しているかを評価できないからだ
その際の査読者は本当に苦労する、なのに基礎知識のないものが「結論」だけを読んで引用する
科学的思考の基礎ができていない人間の妄想を解きほぐすには、「手法の厳密さ」を問うことから始めなくてはならない
回答として提示されたfMRIの論文は「手法」の限界をきちんと回避したもので、当該の目的には使えず、そもそも理解していないことが分かった
新たに「文学的虚構」と「大衆的読書」の比較をした論文では、どれくらいの統計学的有意性を有している論文かも理解していない
萌芽的研究と再実験を経た確証研究との違いも分かっていない
最先端科学の50%は間違いである、この重みも理解していない
世界中に、間違いだった論文の発展研究をしようとして人生を終える研究者たちがうごめいている
科学をなめるな
といいたくなる
なんちて >>946
かわいそうだけど
共感については支持されてるが
社会的行動については支持されていないという研究を持ち出して
後者を用いて前者を主張する人間を
批判する君の稚拙な議論の仕方を見る限り
君は議論というものに向いていない >>947
日本語の書き方に難がある人も、議論というものに向いていないかも。 Kidd and Castano (2013) is an important study to replicate because it was often cited in the popular press, as noted above, and thus may begin to be accepted as conventional wisdom.
彼があげたサイエンスの論文はこのように、「ポピュラープレス」で頻繁に引用され、既に確立された知識と扱われることすらある、だから再実験が必要
なんでこんなにポピュラーになったかと言えば、権威あるサイエンスに載ったからで、その売りは二つ
「文学作品の抜粋」を読むだけで、当日検査した社会心理テストの結果が上がる
これは「ノンフィクションでも大衆小説でも見られない」
この二つがなくてはサイエンスには載らないし、注目されることもなかった
でも、本当に抜粋を一回読むだけで一時的に向上するなんてことが言えるのか?
これは文学作品をたくさん読んできた人間が大衆小説をたくさん読んできた人に比べて社会能力が高いと言うこととも違う
サンプルサイズも非常に少ないけれど事実であれば非常に論争的だから「サイエンス」に取り上げられた
だからサンプルサイズを増やして再実験(replicate)がたくさん組まれた(サイエンスに載った論文だから、再現実験だけでも研究費が下りる)
その結果、抜粋を読んで一時的にテストの点数が上がると言う結果はほぼ否定された
「文学作品」と「人気小説」の区別もあいまいで、このような手法も否定され、実験と同じ作品を用いても再現性は示されなかった
結局のところ、読者がどれだけ作品に没入していたかがかろうじて心理テストの結果を挙げる可能性が指摘されたが、もと論文ではその評価もしていなかった
少ないサンプルなので、没入する読者が「文学側で多ければ説明がつく程度」
少なくとも当初華々しくメジャーなマスコミで宣伝されたような劇的な力を「文学」が持っていることは否定された
問題は、サイエンスはその後この論文に関する続報なんて出さないし、マスコミにいたってはもちろん出さない
2018年になってもこの論文の名前を出して「文学と大衆小説の研究もされている」と信じている人はいる
日本が二十年遅れているんじゃなくて、再現実験は日本でもやられていて、再現できていないから話題にならない
そんな死んだ知識をたくさん抱えている可能性に自分で気づいてくれるきっかけになるといい レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。