作家さんと呼ばれて面映くもならない厚顔の作家の難解と韜晦を勘違いしている前衛もどき、
その逆のチャラチャラした言葉の羅列に過ぎない、時代と添い寝しているとしか思えないいい気になっている表現をして、少なくとも純文学作家づらして欲しくないんだ。
エンタメ系の読物ショーセツならいざ知らず、少なくとも純文学の看板を上げているのなら人間の暗黒部を剔出しないと。
結末ハッピーエンドなぞ女子供が歓ぶラノベの軽薄さに任せておけ。
村上春樹が数行に亙って、そうしたものをオサレと本人も読者も勘違いした表現で勿体ぶって提出されるより、バイト先の女の子とめが合っただけで「(女の子が)濡れたぜ」と一言で表す西村の文学的な表現力を買いたいのだ。