青臭い若僧が出てくる物語とか、理詰めで考えちゃう善良で真面目な
主人公がオトナの対応をできず参っちゃうようなオハナシ、逆に直情バカや
盲信目者のためにオトナがイラつく話なんかを沢山読んどくとよいと
思いますよ。ハタチ過ぎると、同じ読物を読んでかったるくなっちゃったり
することってありますからね。
チボー家の人々とか、ゴーゴリにバルザック、あと大江の70年代の長編あたり。
ズルく賢くなってからまた読み直しても違う味わいがあります。