大藪春彦「餓狼の弾痕」 [無断転載禁止]©2ch.net
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晩年の大藪春彦の象徴的な作品である餓狼の弾痕
延々と同じ事を繰り返して物語が終わる前衛的な内容
文学板の住人は初めて読んだときどう思った? >>1
『トンデモ本の世界』に案内されて目を通した。
複製ワープロ時代のシュールな悪夢のような作品と感じたです。
氏の作品の主人公はいつも一環してる。
満州引き揚げ時代の作者の飢餓と弱者であることの恐怖を体現してる。
PTSDのごとく染みついた、不安の飢餓は満たされない。
その悪夢に対抗しようと住基をストックしつづけるが不安は解消できない。
ある意味、あの作品は氏のエンドレスの悪夢を表現する集大成かも? 作者の死因て肝臓からみだと思ってたが自宅で肺炎で亡くなったのか
家族が診てなかったのか? >>17
奥さんに
ママ何かおかしいよ胸がスカスカする
と言って絶命したそうな 俺もカリフォルニア産のシャブリを飲みながらドーヴァーの舌ビラメのフライを食いたい。
>>16
大藪春彦のエッセイってあんまし無いのだが、その多くは朝鮮北部にいた時の劣悪な引き揚げ
体験を記した奴だし、何よりデビュー作『野獣死すべし』の前半部もその引き揚げ体験が
結構詳しく書いてある(出生地がハルピンになってたり、脚色されてはいるけど) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています