[もはや国家が、発展した農業共同体や、発達した生産力を前提とするのではない。
反対に、前提とされる農業も冶金業ももたない狩猟採集民の只中に、
国家は何の介在もなく直接的に樹立される。
(中略)国家が一定の生産様式を前提とするのではなく、逆に国家が生産を一つの「様式」にするのだ。]
(『千のプラトー』)