好きな相手にぶつからない、或は、ああこの人いいなあ…どうだろ、このひと
私を好きかしら…て人がいても、好きだ!なんて恥ずかしくて云えない、
嫌われたら、笑われたら堪らない…と考えちゃうということかしら。
好きをハッキリさせられないと、モノゴトてのはまるきり進みません。
コドモはそうやって、ああ愛して愛して愛しているのさお前を…と一人で
モジモジしているのが結構楽しかったりするものでありますが、歳を取ると
時間はビュンビュン飛ぶように過ぎていきます。今日好きだと云わないと
若い娘さんは誰かに押し倒されてしまいますし、職場のお嬢さんは転勤や
転職でいなくなってしまう。ですから、仕事ちゅうだろうが何だろうが、
「好きです」とだけは一秒でもはやくハッキリ伝えておかなくてはいけない。
恥ずかしかったら、冗談みたいにしてでも言う。
青少年とオトナの違いはここだと私は思うんですよ。
これがオジサンになるとね、どんなにみっともなくても、ハッキリ好きですと
相手に言っておかないと、なにかで中途半端に態度や行動をおこしたとき
ストーカーとかセクハラと言われてしまう。下手すりゃ外野から
「おやじきめえ」と謂われかねない。

やっぱりね、大切なのは「好き」ってことなんじゃないかと思います。
「わりと(ちょっと)好きかも…」がなきゃ、じっと見つめたりなんかできない。
しっかり見つめなきゃ火花はでませんよね。よそ見しながらお尻撫でたら
昭和のシャチョーですよ。
結局は好きがいちばん強いんです。毎日一緒にオネンネするのは、これは
決して資格や条件を第一にオネンネするんじゃないと私は信じたい。
資格や条件は、好きという親分の乾分ですよ。
同じオネンネするなら、そりゃちんちんは長いほうがいいし、お乳は
フワフワがいいでしょう。でも、だからって私たちは、ちんちんやお乳と
暮らすわけじゃ決してありませんよね。好きだから一緒にいられるし、
いたいんです。ちんちんやおっぱいなんて、好き親分の勝手元で掃除してる
三下奴ですよ。私は本気でそう思います。
ですから、カッコよく鍛えようとか、貯金の目標なんてこたまず脇に置いて、
何は無くとも「好き♪」を言っちゃう。これに尽きると思うんです。