町田康9 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>775
…熊楠のウイキペディアをよく読むといいことあります。
>>770
山田孝之の小男感と眼力はよいですね。
向田邦子ドラマ枠で退廃的な文士崩れと憂国の海軍さんだったか陸軍さんを演っていたけど、どっちもいい感じだったなあ。 ゴアのCMみたいなのが自分的ドストライクだった。
お芝居は大根だと思うが、存在感と美しい顔でなんとかもっているのかなと。
「いま何待ち?」と「Pierce ピアス LOVE & HATE」を観た人いますか? >>780
遅まきながら、宇治拾遺物語、ギケイキ記から読み、町田作品の面白さを知る。
古典が遠くて実は近い、(源氏物語は官能小説!と思いつつも堅苦しくて敬遠させられる古語の壁)ものとして身近な読み物にした町田氏の功は大きいと思う。
中高生の古典の学習にかなり貢献するよね。
町田氏に限らず作品の読む順番によって作家の好き嫌いが変動する不思議。 「瘤取り爺さん」の瘤が取れた爺さんを見たお婆さんの「あさまし」の(意)訳に
古典新訳を通して、今に甦る人心の臨場感と真摯な愛情の姿勢が見えて感慨深った。 >>780
女 ルックス
男 マイナーな音楽等
概ね興味がそれしかない >>784
ありがとうです。面白かったよ。
町田氏と同世代の自分が平常心で余生、あと何冊の本が読めるか?その選択も効率良くと、行き着くところの古典に池澤自選の日本文学全集の宇治拾遺を最初にした僥倖に感謝。 今の町田さんは、ライブよりも文学教室のほうが数倍楽しい。 >>787
バンドマンのときも音楽よりは、文学で売ってたしな。 なんか小説読んだことない人が多いみたいなんで言いますけど、
「ふくみ笑い」を読んでみてくださいね。
傑作なんですよ。『権現の踊り子』に収録。 私も短編では「ふくみ笑い」が好き。
「人生の聖」もいいな。 >>790
町田氏の口調にとても似てらっしゃいますね。
実録 外道の条件が面白かった。てっきり任侠の方々の生きる道かと。
お惚けながら、業界人の端くれ素人さんの不適格性の観察と、氏に対する侮りに報復する、ペンの嫌らしさ、最高です。 外道の条件なんかを読むと町田はやっぱり社会不適合者なんだなーとつくづく思う。
自分からは決して動かず助けず、社会に出るのが怖く、
人から言われたことしかできないけど相手へのダメ出しや不満が多く、
最終的に責任回避と言い訳と罵倒して他人を切っていくナルシシズム。
世話してくれる母親的な妻にだけ従順。
それを作品として面白くまとめて食ってるんだから大したもんだよね。
往年の文豪と肩を並べられるくらい私小説家の条件を満たしてる。 若い頃はマザコン的に奥さんに頼ってそうなイメージは確かにある。
今では奥さんの指示通り働く従順な動物お世話係って感じ。 奥サンが女性として人間として魅力的だから、町田サンを振り回してコントロールできるのでしょう
気高き女性であり、あげまんだ
外道の条件、外道の潮騒、自分も任侠モノだと思ってたw >>797
奥さんは、西川さんじゃなかったのか、、、 >>795
そうかな?そこそこ世話になってる人々を対象にペンを持つのは、なかなかの任侠心(根性)。
編集者は作家生命の生殺を握ってるし、業界人を描写しても狭い世界だから匿名でも判ることも。しかも、かなりアレな人々も実際多い。
生粋のナルシストなら、自分の匂いに寄ってくる蜜蜂を手懐けるのに。勢いに乗ってるときにわざわざイヤなペンを持つかな?
そこそこ見られる半端な美貌?とエンターテイナー(世間的には虚業)の無力感。破壊的な気分をそこに群がる蜜蜂(業界人)にぶつけてる感じ。「お前らも…は…ハイエナめ」と。
過去の文壇人の虚無感とはちょっとテイストが違うような?と思うのですが。 >>799に続く。
三島賞の蓮見重彦氏の会見の各社の担当者のレベルには驚いた。「実録、外道の…」斜め上を行くレベルには圧巻。
佐藤優いわく、2003年以降芥川賞よりも本屋大賞の方が社会的な認知度と効果が高く、編集者のレベルと文壇の垣根が世間との解離をもたらした現象という意見に納得。
作家以外の別の世界を持つ町田氏ならではの、「実録、外道の…」にも、その片鱗が窺えて面白い。 >>800
まあ確かに編集者やら記者やらは何かとアレな人間が多いらしいからね。
ただなんとなく、適応障害な作家と支配欲の強い編集者の共依存的なものを感じるんだよね。 >>801
宮崎駿と鈴木プロデューサーみたいな関係だね。
共依存というよりは、運命共同体かな。
作家の出世は編集者冥利。
互いに対等で切歯扼腕な関係。身内よりも近いはず。
強ち悪い関係ではないと思うよ。才能ある作家も出会う人、協力者、理解者に恵まれ次第で生かされる。
音楽や芸能では難しくても、「文学の町田氏」はその点恵まれてると思う。 >>802
パヤオと鈴木敏夫なら町田と妻の関係に近いと思うけど。。
それを言うならパヤオと角川書店、日テレの関係に近い。 >>799 横入りですが。
>>生粋のナルシストなら、自分の匂いに寄ってくる蜜蜂を手懐けるのに。
これはわかる。バンド方面で繰り返すメンバーとの決裂、特に布袋との一件で思うこと。
あれだけのメジャーと組んでおけば甘い汁な感じになるところを、こだわりを貫くあまり、あっさり決別。
ただし、それが任侠だかなんかとは思わないというか、むしろ強いナルシシズムかもしれないと思ったりする。 >>805
確かに、仰る通りだね。
獣道の任侠には義理と人情の筋、政治家の汚職には清濁併呑の道、三島由紀夫の知行一致の信条…端から凡人から見れば、狂人か犯罪者の弁明もしくは酔狂。
自分の哲学や信念に陶酔し信条を旨とする行為そのものが、ナルシズムなんだろうね。
当の本人の死により生々しさが払拭され、行為そのものだけが浮き彫りとなりその世界の英雄に祭り上げられて、
さらに時の審判を経て作品と表現者は別物とみなされ、カラヴァッジョのように作品が自立して…崇高な作品と評価され、
町田氏のみならず現世の表現者は皆さんナルシストかもしれない。表現者には必要不可欠な条件かもしれない。 >>806
につづく。
町田氏が小説の中で時の流れをよく気にしているように思える。
池田満寿夫、森瑶子…作者の生き様と作品がセットで売れた人が現在、消えつつあるやも。あと30年経てば渡辺淳一も群ようこも消えるかもしれない。
音楽や芸能にマルチな町田氏が作品とセットで扱われる時、この現世の消耗品、「生きてた時だけの作家さん」と見なされる怖れをナルシズムだけでは払拭できないでしょうね。
そこでノンフィクション、古典文学や時代物が試金石となるのかなと思いました。 >>805
ナルシストと言うより、本来的に群れないタイプの人間が、
バンドマンやることで、嫌でも群れないといけなくなことによる、
必然的な摩擦と言うべきか。
シコシコ、詩や小説書いてる、時々脚光浴びるってのが一番あってる人間で、
現にそれを実現したんだから、偉いよな。 マーチダさんのような人がバンドやれてるっだけで不思議だわ。
人付き合いは悪くなさそうだけど、こと創作になると拘り強そうだからね。 町田康「告白」は
文学史上に残るべき大傑作だと覆う >>809
作曲はバンドアレンジは昔から強力なメンバーに信頼して任せてるからこだわるというより化学反応を楽しんでるんじゃない? 『町田康さんと本を読もう』も開催してほしい
来年あると嬉しい
発見がある 朔太郎について書いた本、なんかあったかな
『残響』は中也のみだった気が >>739
こんなよくわからんプロ意識ほしがるやつまだいるんだな
俺の好きな歌手は歌詞見るしチューナーつけっぱなしだな
友川カズキと三上寛だけど
誰かが言ってたけど
歌詞覚えてる人らってロックとかなんだ言うけど結局こいつら真面目なんだなって思うわ 今日の梅田クラブクアトロに行くつもりだけど、スタンディングだとかなりの
人数が入るんだな。
そこまで人が入る見込みがないなら、椅子も出してほしいな。 ぶらりなんとかが好きで観てたって言ってた。ピアニストとのトークショーで。 >>826
主題歌カバーもしてるんですよ
すごくいいので聞いてみて下さい ひがくれ哀話を聴いてると、
いつの間にか脳内でCitizens Of Scienceに変換されてるw
https://www.youtube.com/watch?v=gCmIEREtPfY >>827
そこまでの時代劇ファンだったのか。
あの独特の文体も、落語や浪曲にくわえて、時代劇の影響も大きいだろうな。 最初のエッセイ読んだらわかるよ
へらへらぼっちゃんだっけ?
3年くらいずっとテレビで時代劇の再放送見てたって 今のバンドでイスラエルとメシ食うな気狂いてやってほしい 大河の義経をぶっ通しでみるとタッキーの下手な演技が一途な義経と重なって泣けた。ギケイキの義経がとても器用でこなれた感じだから、どんな悲劇の人になるのか?楽しみ。 >>831
そうそうw
へらへらぼっちゃんにはザッパ聴いてあーあーって言ってた文も収録されてた
きっと町田さんはザッパのWaka/Jawakaも好きなはず 本当にずっと聞いてたから奥さんが嫌になってザッパ禁止にしたって言ってたような 禁止っていうのはラジオで言ってたのかも
ザッパ聞きまくってた時期はエッセイと同じ頃だとおもうよ 自発的に聞くザッパはいいが受動的に聞くザッパは地獄やろな あの頃付き合ってた女性はザッパ好きだったから一緒に聴いてた
趣味合うし結婚してればよかったと何百回も後悔してる つらい思いを抱きしめて
いい思い出やん
今ザッパって言っても誰もわかってくれない そうだね
幸せに暮らしてるかなぁ
町田さんの本読んで笑ってると良いんだけど
あはは、あはは、ふう、ってw >>846
そりゃそうよ。
女優がAV女優だった時代を恥じたり、
俳優がお笑い芸人だった時代を恥じたりするようなものだろう。 あほか
パンクどころかAV出てた事すら恥じてないだろ そうだ!AV男優だったんだよな。死ぬほどアバンギャルドなやつ。かっこいいな。まあ、どうでもいいけど。石野卓球もAV出てたね。 卓球は「俺は金が欲しかったんじゃなくてセックスがしたかったんだ」って言ってたような気がする。 若い頃に浮かれてやらかした行為を
年取って一人で思い出すと死にたくなるよな 人を殺すとかじゃなければ若いうちはやらかしたほうがいいと思う。でも、こんな希望のかけらもない滅びゆくだけの国に生まれて、そんな事を言うのは残酷なのかもな。 >>848
女がAVに出たことは恥になるが、男がAVにでたことは、それほどのダメージではないんじゃないの?
しかし、町田先生がAVの出られておられたとは。
AV業界の外道ぶりを書いていただけないかな〜 ピンク映画と呼ぶべきものでは?
監督がピンク四天王の作品もあったし。 >>855
大杉漣先生みたいなものか。
「変態家族 兄貴の嫁さん」はおそらく代表作だろうしな。
ぜんぜんダメージないね。ピンク女優はちょっとダメージあるかもだけど。 >>845
ちょっくら自慢になるが、当時女には困ってなかったぞ
それで勘違いされて別れたんでい
あと、最後の一行は夫婦茶碗な 口では不遜パンク歌手がみたいなこと言ってるけど全く恥じてはいないと思う
恥じて欲しくもないし 町田康が講演で河内音頭について
「“唄が下手で不調法な私ですが唄います”って口上でへりくだってみせながら、いざ唄い出すと気持ち良さげに大得意な様子をするところに妙味がある」
と語っていて、自分のこと不肖パンク歌手風情の私が〜とか書くのはそういう河内音頭の精神を意識してるのかなと思った 最初から俺の存在を〜だからな
わからんやつにはわからんのだろうが なんかの雑誌のインタビューで
「若い頃の自分は明らかにヘンな奴だった」
って言ってて、パンク的な自傷心や謙遜とは違う
フツーに若気の至りを恥じてる感じがしたんだよな 若気の至りとは思ってるけど同時に誇ってもいそう
人間の心は複雑 只のバカだと思ってた
あんなに文才があるなんて想像もしてなかった。 只のバカだと思ってた
あんなに文才があるなんて想像もしてなかった。 文の面白さはともかく、長編小説書くには構成力も必要だからね 若い頃にちゃんと受験勉強して、京大くらい行っておけばよかったという後悔はあるだろう。 妹さん関関同立だっけ?
後悔してるかはともかく優秀であることは確かだよな >>873
成功してない人には想像ができないんだろう
19でレコードも出してないだろうし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています