>>805
確かに、仰る通りだね。

獣道の任侠には義理と人情の筋、政治家の汚職には清濁併呑の道、三島由紀夫の知行一致の信条…端から凡人から見れば、狂人か犯罪者の弁明もしくは酔狂。

自分の哲学や信念に陶酔し信条を旨とする行為そのものが、ナルシズムなんだろうね。

当の本人の死により生々しさが払拭され、行為そのものだけが浮き彫りとなりその世界の英雄に祭り上げられて、

さらに時の審判を経て作品と表現者は別物とみなされ、カラヴァッジョのように作品が自立して…崇高な作品と評価され、

町田氏のみならず現世の表現者は皆さんナルシストかもしれない。表現者には必要不可欠な条件かもしれない。