小池百合子、旋風起こせず?希望の党が埋没か政権選択選挙ではなく小池百合子評価選挙の雲行きに

枝野幸男氏
言うまでもなく民進党の前・代表代行だったが、<立憲民主党>を立ち上げたばかり。元々アイドルオタクとして知られていたが、『欅坂46』に絡んだことで、さらに注目された?

それも少しはあるかも知れないが、何といっても枝野株を押し上げたのは元<政界のアイドル>小池百合子だろう
彼女が代表を務める希望の党が、民進党を飲み込む過程で枝野氏らを排除。生き残りをかけた新党立ち上げへの判官びいきと、結果的に筋を通した形となったからか

──安倍晋三首相(63)の解散宣言とほぼ同時に始まった<小池劇場>は、毎日のように話題を提供。特に以前の政策や主張をアッサリと捨て、正反対へ転向した元・民進、現・希望の党公認候補者たちの恥知らずぶりは、大きくクローズアップされた
結果、はじかれたのが左派の菅直人辻元清美、福山哲郎らの各氏。
民進党不人気の原因ともいうべき嫌われ者たちを拾ったのに枝野氏の株が上がるのは、小池知事への反発が強まっているということだ

 そもそも小池知事は都政を停滞させたあげく放置、民進党の組織と金を奪いに行ったが党員は峻別、国政政党の代表に就きながら、自ら国政へは出ないエゴ剥き出しの無責任
風見鶏、組織や体制を壊すだけ壊しておいて後は知らん顔。要するに彼女の政治家としてのやり方は、何も変わっていない
■小池マジックが解けるか
「そこまでは小池マジックが次々とハマった。何より反安倍、反自民に凝り固まったメディアが大応援団となって、冷静な小池批判を封じ込めていた。
しかし今回
反安倍繋がりで相変わらずの小池応援団と、一部左派勢力を叩いた小池知事へ反発する向きと、メディアも二分。いまのところ、かつての<小池旋風>が吹いてきません」(与党議員の政策秘書)

前原誠司民進党代表に懇願されてもなかなか衆院選出馬を表明しないのは、小池知事自身が、この逆風を読んでいるからだろう。
希望の党は首班指名する人物もおらず周囲や支持者は「政権交代だ!」「小池首相誕生だ!」と鼻息が荒かったが、各種の政党支持率や投票先調査を見れば、難しい情勢となってきた
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171008-28176311-dailynewsq