>>411
せっかくだからマジレスしておけば、国というのは、法とその実体である組織のこと。
愛国というのは法やその組織を愛するという意味になる。

そんなものを愛していたら、もちろん個人の「アイデンティティ」など消えてなくなる。
漱石はそれを怖れていたから、博士号さえ断った。

人間であれば、国などという抽象概念に自分を預けずに、自分が自分であるという個人主義を確立していくのは当然だ。
国家とは、利益共同体の幻想形態、というのはきわめて正確な分析だ。