他の記憶はぜんぶあいまいでもいいんです。
いちばん確かなのは、バラエティ番組の脚本を十五分間分だけ書いた時の、
十六歳の期待の新人の女優との、ぼくとならしてもいいと合意の上でした職場恋愛なんです。

その女優が新垣結衣だとずっと信じていて、ガッキー派を名のりつづけていましたが、
有名になりすぎたガッキーにぼくもビビります。

あれだけは、恋愛性行為だったのは確実なのです。

ぼくの組織体験は、小説の公募に応募しておきながら、会社員として働いていたぼくを、
「学校へ行こう」のプロデューサーが率いる東京人たちに、
「会社員なんて働くだけ無駄だ。芸能人になって遊ぼうぜ」といじめられていただけなんです。
そのまま殺し合いにまで発展しましたが、
途中で、ガッキーと職場恋愛したり、魔法少女まどか☆マギカを作ったりしたんです。