焚書された禁術書「口説き文句集」の残された断片

男が女を口説く。
「月が奇麗ですね」といって、ふたことみことで交尾できる日本の女は絶対に美女といわれる。
「今から戦場へ行って来る」。日本の美女がマジで口説ける。
「今から品川へ海を見に行って来る」。勝海舟の自伝「氷川清話」にのってる勝海舟から妻へのことば。
勝海舟はこう妻にいって、二年間、アメリカへ留学して帰って来なかった
。勝海舟の妻は「いつまで海を見ているのかしら」と二年間ぶつぶついいながら本当に待っていた。
東京の女がほとんど口説けるといわれる。

「寿限無、寿限無
五劫の擦り切れ
海砂利水魚の
水行末 雲来末 風来末
食う寝る処に住む処
藪ら柑子の藪柑子
パイポ パイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ 
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助」の暗唱。なぜか、寿限無の本名を暗唱すると、日本の美女が口説ける。

「かれその神避りたまひし伊耶那美は
緒o雲の国と伯伎bフ国 その堺なb髞苳kの山に葬b゚まつりき
ここに伊耶那岐
御佩せる十拳剣を抜きて
その子迦具土の頚を斬りたまひき」この古事記の一説も日本の美女が口説ける。

あと数十個あったらしいが、読んだことはない。

この焚書された口説き文句集を読んだ男が日本の女をほとんど口説けて怖いので、
こうやって口説かれるのが日本の女の喜びであるのに、日本政府の手ちがいで焚書されてしまった。