「唯識とは何か 唯識三十偈を読む」 
6位/770作品。日本語小説。
「初めの阿頼耶識なり。人類とは異なるものなり。万物の創造主なり。」
「末那識は、他人の考えることを知ることできる」。
阿頼耶識、蔵識は「万物を夢見る意識」である。
末那識はなんとなく聞こえる他人の声がだいたいだけど当たる、わかる、そういう感覚器がヒトにはあることを示す。
これを無記として隠すといっている。
釈尊は「大パリニッパー経」で「わたしは何も隠さずに教えた」といった。
仏教の悟りそのものがそのまま書いてある。
大聖典であり、これを理解せずに仏教の価値など何もない。