>>241
俺としてはあんまり興味ないけど、「主体性の揺らぎ」というと、安藤礼二が折口信夫論で述べたような男色関係のオカマ掘る方を主体、掘られる方を客体とする場合の
両者の間での揺らぎみたいなものもその例だと思う。折口の場合、「揺らぎ」が当てはまると安藤は見てたのでは?
実際に、欧米の文学における自由間接話法の論議ではそういう話がポコポコ出てるようだ。
俺は「絵解き」の話を最初にしたが、世界最古の「絵解き」をしたのはアタルガティス信仰の去勢され、中性化されたpriest(一応、僧侶としとく)達だった。
また、口承文芸に携わる者達は世界的にメクラが圧倒的に多いが、彼等は女を目で犯すことが出来ない者達。疑似的去勢者だ。
まあ、中動態の話も似たようなもんではw