著名な文芸評論家が、教え子だった女性(28)へのセクハラで早稲田大学文学学術院の教授を解任された
問題をめぐり、大学側の対応を検証した調査報告書をまとめた。「こちら特報部」が入手した報告書のコピーを
みると、被害女性の名前が見えるなど異様さが目立つ。女性から相談を受けた別の男性教授が口止めを図っ
たことも不適切だと認めつつ、大学側の責任については曖昧で「組織防衛」の感が濃厚だ。専門家とともに問題
点を洗い直した。(中沢佳子)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018101202000169.html