平野啓一郎 part31
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>>477
文句つけた方が相手に要求するものじゃない >>453
>>462
のようなちゃちな擁護じゃなくて >>477
平野が何か成し遂げたと俺が言ったの?
何を成し遂げたか、という論点自体を問題にしていないが
批判するからにはそれなりの理由提示してみろと言っただけ
別に俺は平野を称賛も擁護もしていない 『決壊』までの作品については、Amazonレビュー★1~3の、批判的な見解を読みなさい。
各論としては、それぞれ読むべきものがある。
そもそも平野を擁護する人って、聞く耳を持たず、同じ見解を繰り返すだけだよね。 >>480
君も耳を貸さない信者の一人か。春樹?
なんのことやら。 >>481
群像新人文学賞(1979年)
野間文芸新人賞(1982年)
谷崎潤一郎賞(1985年)
読売文学賞(1996年)
桑原武夫学芸賞(1999年)
フランツ・カフカ賞(2006年)
世界幻想文学大賞(2006年)
朝日賞(2007年)
早稲田大学坪内逍遙大賞(2007年)
バークレー日本賞(2008年)
エルサレム賞(2009年)
毎日出版文化賞(2009年)
スペイン芸術文学勲章(2009年)
小林秀雄賞(2012年)
ヴェルト文学賞(2014年)
アンデルセン文学賞(2016年) >>485
賞を受賞したのが文学的になんの達成なの?
笑っちゃうんだけど
村上春樹を一切認めていない人には届かないぞ 俺は春樹について何も言ってないし、批判するからにはそれなりに理由を述べる必要があると言ったまで
人として当然のことを指摘しているのに
なぜそれで擁護になるのか
アンチにはアンチするのに理由が必要ないのだね
因みに俺は平野の作風は好きじゃない。ペダンティックな所がね 最近の作品はそれほど「ペダンティック」ともいえないような気がするけど 初期作品に顕著な過剰なペダンティズムやレトリシズムを抑制した大衆化路線が
最近の傾向で、それゆえに多くの読者を獲得したのだと思う
そういうことは「空白を満たしなさ」連載前くらいから意識していた
対談とかでもとにかく多くの読者に受け入れられないといけないと言っていたしね
まあ、それでも無駄に冗長な記述とかが見られるわけだけど 「空白を満たしなさい」って、どう考えても無関係のキモメンに自分が自殺したことの責任押し付ける話やん
ようは卑怯者なんだよ
ネオリベ支持者にああいうのがウケるのはわかる気がするけどねえ 自信満々に見えるけど、妥協したり限界を感じながら、惰性ぽく続けているのかなと思う。 >>493
>ネオリベ支持者にああいうのがウケるのはわかる気がするけどねえ
平野はネオリベ批判派だよ
さいきんはこの傾向がますます強く
急進的ともいえるほどの激しさが見られる
だからといって排外主義という訳でもない
このあたりの立ち位置は大江に近い
だから論壇や文壇で一定の地位を確保できるんだろうけど
そういう政治性はともかく
最近の作風や文章が議論の対象になっているわけであってね 分人主義者だから大衆向けには優しそうなこと言うだろ
しかし小説の内容は、社会格差を容認するものとしか思えない 分人主義wって
格差ok
不倫とか二股三股ok
ってことでしかないからなあ それから過去は変えられる
ってのも、歴史修正主義okってことを言っちゃってるので
この人ちゃんと哲学の基礎からやり直したほうがいいと思う。 >>499
新たな史料が出てくれば歴史は修正されるものですよ >>500
史料が出てきたら修正とかの話じゃなくて
単なる感情論での修正もOKと言いそうってことでしょ >>502
それも分人なんだよ平野的に思考しないと >>496
「形骸化したリベラル」を振りかざす、実質排外主義だと思う。 攻撃の対象は反知性主義勢力全体で、これを叩くと欧米リベラルにウケが良く、ノーベル文学賞に近くなると算盤を弾いてるんだろう。
>>496も>> 497も>> 498も矛盾しないと思う。 >>499
>この人ちゃんと哲学の基礎からやり直したほうがいいと思う。
前世紀後半の主に言語哲学界隈あたりでは
歴史とは歴史観でありそれ故に常に改変されると指摘されている
20世紀に入ってからは哲学の世界でも心理主義が台頭しているので
「事実」というのは集団真理が根底にある共同主観的なものになる
だから歴史なんてその程度のものと考えた方が良い
歴史主義なんてロクなものじゃないからね >>504
>「形骸化したリベラル」を振りかざす、実質排外主義だと思う。
どうなんだろうね
日本ではリベラルの定義があいまいなんだよね
米国のように個人の自立と契約の自由を前提とする開かれた社会なら
保護主義的施策や政府の介入を出来るだけ軽減して
民間部門の自立性を公正なルールの下で確率しなければならない
簡単に言うと個人主義だよね
ただ日本の場合は政府の介入を批判しつつ
保護主義や平等主義に基づく弱者救済を目指す
そうすると富者や優生者は貧者や劣生者のために忍従を強いられる
大江健三郎の作品だとこの両者間に深刻な緊張関係が生じる
とうぜん在日のようなマイノリティーへの差別や抗争にも目が向けられる
大江健三郎の優れたところはこういった緊張関係に目を背けないことだね
平野啓一郎のばあいはいわゆるグローバリストの一部分だけを取り上げて
批判的に描写するだけで終わる
きわめて情緒的なんだよね
そういう意味では戦後的左派リベラルなんだけどさ >>505
歴史学的には史料批判された一次史料に基づいて「歴史的事実」は決められるそうですよ >>506
格差を全肯定して、経済原理のみがルールとして採用され、家畜のような生活を強いられるのなら、弱者には国家を認めるメリット、意味がない
法律などのルールを押し付けられるだけだから
無論それは不自由だ
富者が富の再分配に協力するのは自分のためだよ
国家がなければ、消費者がいなければ、手広く商売できないのだから すぐれた思想って解決不能なアポリアを突きつけるじゃん?
隣人愛とか。
で、アポリアそのものを構造からみて、さらにひっくり返して
それが倫理なんだってのが通説的二〇世紀後半。
アポリア解決できないから対処療法的にケアで行きましょうというのが
これも通説的二一世紀初頭。
分人主義で二股OKとか、過去は変えられるとか、思想的な深みはなにもないし
自己啓発的だし都合よくみんな多かれ少なかれやってることだからねえ。 で、それで?という。
マチネとかもハイスペ同士の恋愛をつまらん女のスマホ小細工で邪魔が入って、
そのつまらん女と一発やってめでたし、結婚しちゃいました。
でもハイスペ女が忘れられません、って話だと思うけど、まず小細工が下らないすぎる。
せいぜいハイスペ女が実はネトウヨだった、とかであればもうちょっと普遍性のある
ストーリーになっただろう。 >>510
マチネのヒロインは確かハーフじゃなかった?
ハーフのネトウヨってあんまり想像できないな
しかも彼女は確かジャーナリストで国際的に活躍してる設定じゃなかったっけ?
それがネトウヨ?
ネトウヨって自尊心をナショナリズムで満たしてるっていう特徴があると思うけど
マチネのヒロインはそんなイメージ全然ないな 金持ち知識人同士の恋愛だから安全だよ
強烈なキャラクター造形じゃないしな
空白を、にしたって、形だけのにしたって同じかもね
まあ、ある男、にしてもか 女は作家としてデビューできてても、佐藤亜紀みたいにネットで嫉妬と憎悪を発散してるんだよね
なら作家としてさえ世間に評価されない女たちが、ネットでどんなこと書き込んでるか、少し想像すれば分かる気がする >>510
国際的映像作家の娘で通信社勤務の女性が
これまた国際的ギター奏者である主人公と結ばれそうになるが
小娘の姦計で実現せずに終わる
妻となった小娘の謀略に気づいた男性は
愛の無い結婚生活を子供たちのために送ることを決意し
女性の方は国際金融の手先ともいえるエリート男性と結婚するが
子供たちを巻き上げられる形で家から追われる
まあ、一種の神話的構成に現代国際情勢を盛り込んだ
いまの平野啓一郎が作りそうなお話だね
ひじょうに図式的というか
このテーマがそれほど深く読者に受け止められているかは定かではないのだけれど
とりあえずはロングセラーになってそこそこ売れている
まあ成功作とは言えるね >>518
映画の前に原作読んでおこうかと思ったんだが、読まなくて良さそう。映画も見に行かなくていいか いとうせいこう
@seikoito
抱腹絶倒。平野啓一郎さんの新聞連載をたまたま見かける。ファッション情報満載に見えて、いちいちダサい! だから全部不自然な作り物なんだよ。
要するに偽物。 パリだのニューヨークだの、
天才ギタリストだの大人の恋だの、
それにファッションもまぶして、と頑張ったのだろうが、
偽物なのはその筋の人間から見ればバレバレ。
日蝕だって要するに、こけおどしのかたまりだからな。
偽物。 平野啓一郎のエージェント(佐渡島傭兵とか、あの界隈の連中)は平野にノーベル賞をとらせたいらしいw >>525
誰かが偽物だというときに、
誰が本物と必ずセットで言わなければならないというのはなぜ? >>528
議論にならんだろう
ちゃんと定義しろ
実例を挙げろ >>529
「偽物」の意味がわからないなら辞書でも引け、低脳。 本物のところでホルホルしてればいいんじゃないか
わざわざ偽物のところに来なくてもねえ 誰が本物か教えてもらったら、
またそれをまぶして小説を書くのか?
そのやりかた自体が偽物。 そんなこと言っていたら平野敬一郎が私小説を書いてしまうぞw 私小説は書かない。と言い切っていたけど
どれだけナルシスト全開で自分アゲになるか興味あるw なりたい自分みたいなのを描いてて生臭さがないんだよ Amazonの絶賛コメント見てると絶賛の仕方がバカすぎて
昼間のワイドショー見てるときのような不快感が湧き上がってくる。
不自然すぎる。 ツイッターのぞく限りあんま頭の良い人ではないね。
ナルシシズムの発露と一番しょーもない
上っ面左翼って感じ。
こういう奴がいるからネトウヨが出てくるんだよ。 今日の朝鮮人云々
発音云々ってツイート、そりゃそうなんだけど
馬鹿だね、って感じ 212. 匿名 2019/03/05(火) 17:43:40
アンチと言われてる方のTwitter見てました。
はあちゅうサロンのメンバーがはあちゅうの本のアマゾンレビューの評価を星5つで投稿してとお願いしていて、
はあちゅうもそのメンバーにありがとうとコメントを残してる画面を投稿していました。
おそらくアマゾンレビューの不正がバレないように、この方へ攻撃してTwitterを閉じさせたのだと思います。
http://i.imgur.com/sFfovax.jpg
http://i.imgur.com/Gl14Uos.jpg なあなあ、元講談社で妻殺しの朴ってやつ、アレ分人主義者だろ?
分人がやったから自分は悪くないって思ってるんだろ?なあ >>547
本当の自分なんて見つからないとか分人主義的には正解だが就活してる奴には迷惑だな そこらへんは内田樹と似たようなもので
自分探しやこれを根拠とする適正など無意味なので
適応力を養うべきだ、ということでしょうね
でもこの論法だと
ブラック企業が新入社員に対して行う
セミナー方式の洗脳教育に適応できない方が悪いという事にもなりかねない
それと企業側も適応性をもとに採用するわけで
そういう会社の意向と自己を客観的に判断するのは重要
基本的に就職とは雇用契約だからね
契約は双務的なものであり、主体性が重要
もちろんこの主体性も恋愛のように鏡像的なものだけど
それでもやはり主体なんだな ファッション左翼は耳障りのいい事しか言わんな
オードリー若林が平野の提唱する分人に
感化されてやたらアゲまくってたけど 『「カッコいい」とは何か』ってどこかで連載してるの?
それともこれから連載予定? >>547
失礼かも知れないけど質問者の人は実在するのかな? 意見が変わるのはいいけど態度が変わる奴は信用出来ねえ >>550
>ファッション左翼は耳障りのいい事しか言わんな
「マチネの終わりに」の連載にあたっては
40歳を契機とするリセット願望の実行はやめろと言っている
というのは往々にして失敗と破滅に終わることが多いから
あの作品のラストで主人公のギタリストは幻滅感を抱きながら
子供のために生きていくことを決意する
つまり、人生は苦難の連続であり辛抱が大切だということであり
ようするに我慢しろ!ということなんですね
分人主義で本当の自分や理想の生活への甘い期待が無くなると
現実との折り合いをいかにしてつけるか?という事になる
でも、こういう諦念はそれなりに満たされている人だから言えるんだよ
たとえば独裁国家における強制収容所や
労働監獄まがいのブラック企業で苦闘する人にそんなことが言えるのかな?
一見すると俗耳に心地良い意見だけど
論理的に突き詰めていくととんでもない事になる 読者層は馬鹿しかいない作家なんだから
それでいいんだよ。 たとえば秋葉原無差別殺人事件の犯人の弟のように、
人間の本質は「抵抗」でありこの抵抗を捨て去ると
人間は奴隷か生きた死人になる
といって漂泊の果てに自殺を選択した人がいる
たしかにこういう主体性の哲学は他者との連帯を欠き
人間を破滅に導くことがあるのだが
いちおう、圧力に対して自由を標榜するものなのね
それすら捨て去るようなことにつながる思想は駄目だと思うけどな
そもそも平野君は新自由主義や
そこから派生する圧政に対しては批判的なんだから
だからと言って分人主義に基づく相対主義は
ドゥルージアンのような過激派路線という訳でもないし >>555
中年が目下のものによくいう凡庸な処世訓で終わるよ
僕はそんなものは読みたくないし
それは若い読者も同じだと思うけどなあ >>554
分人のうちの幸福である自分を選べということなんじゃないの?
キャラクターである、つまり仮の演じている自分ということを頑なに否定するのは
分人の場合どれを選んだところでそれは自分であるから自分を否定することにはならないというロジックを立てるためなのでは? 「ファッション左翼」とか書いてる奴がファッション右翼じゃなかった例をこれまで見たことがない。 >>558
そもそも論として、複数の「分人」を使える人はかなり限られてる
時間的・経済的余裕を持たない層には厳しい
っていうことじゃないの
それはもう学生時分からはっきりしてるんだけど、恵まれてる層の目には入らないんだよな >>560
そもそも選択肢が限られているということですね
でも、自分の幸福を確認するための考え方としては一つ有用ですよ >>558
>分人のうちの幸福である自分を選べということなんじゃないの?
そういう選択肢がたくさんある人はね
それと平野君は分人思想を提唱する前の「決壊」の執筆時点で
ベンサム的「立法の原理」をたたき台にしていたけど
ベンサムの「最大多数の最大幸福」というのは
「不快=不幸」としたうえで万人が共有できる最小不幸の社会が
幸福への社会としているわけであって
分人主義的に「あれかこれか」で選択するようなものじゃないんだよ
そういう選択が幸福を約束するのなら
小説「ソフィーの選択」でソフィーが下した選択も
やはり分人主義的な幸福だったという事になる
二人の子供のうちどちらかを選べ!と強要したナチスの憲兵は
選択意志に基づく自己決定を迫ったわけであってね
分人主義はこれに抵抗できないでしょう? 分人主義という概念は現代思想や哲学界にも大きな影響力を持ちますか? >>562
まずベンサムの考え方は決壊に限った話じゃないですか?
どちらかというと左寄りな平野啓一郎がベンサム的なことを言ってるところをあんまり見たことがない
で、ソフィーの選択についてはこれは分人の考え方に該当するのかどうか
ちょっと疑問ですね
実はちゃんと読んでないんですけど
子供のうちどちらかが殺されてしまう状況でどちらかを選べとという話であったと思いますけど
二人の子供が揃って一緒に生きられる分人というのも想定できるわけで
これは単にどちらを選んでも不幸な二択というだけではないですか?
むしろ分人主義というのはそういう意識を狭めることに抵抗する考え方ではないかと
もちろん現実ではあまり良くない選択肢しかない場合もありますが
でもその場合は選択肢自体がおかしいと考えるべきでしょう そもそも哲学とか思想の類なんですかね?楽にいきるための処世術みたいなもんだと理解してたんだけど。 >>565
どちらの解釈もありなんでは?
平野啓一郎の著書を読んで、Twitterなどで感想述べている人の殆どは後者でしょう 哲学を突き詰めるとニーチェみたいに発狂するかドゥルーズみたいに自殺しちゃうなら「楽に生きるための処世術」の方がマシじゃねーかと思う。まあ、どちらも知らずにイメージで言ってるだけだけど。 まあ、魅力的なのは「哲学」のほうなのかな。ドゥルーズが自殺したのも病気のせいかも知れないし。 浅田彰は純文学じゃなくて「ファンタジーノベル」だって言ってたよ >>570どうすれば装うことになりますか?
本当の純文学と見分ける方法は? 純文学に今の時代しがみついてたらよほど鈍感な人間だろう
小説はまずはエンターテイメントじゃなきゃ生き残れない 日蝕とか確かに不純な感じがするけど、読んでいないので必ずしもそうだとは言い切れない。 平野啓一郎
@hiranok
若い人は、世界的には絶対に通用しない差別主義者や歴史改竄主義者についてって、自分の未来を台無しにしない方がいいと思うんだよね。今は色んなログも残るし、せっかく成功したあとで、そんなのバレて社会からパージされてもつまらんでしょう? セリーヌも反ユダヤ主義のプロパガンダがなければ死後の評価はもっと高かっただろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています