サマセット・モームはどうでしょう part4
明日、光文社古典新訳文庫で『人間のしがらみ』上下巻で発売だよ。人間の絆の新訳 月と6ペンス、とはどういう意味なのか、いまだに分からない モームは長編より短編の方が好き。
岩波の短編集が気に入った 今は戦争で揉めてるからスパイ時代の経験書いた本も良いかも スパイの本の印象は薄いなあ
去年読んだ雨の印象は強いなあ
平凡な結末の予想できる退屈な内容に、
また神父の狂信ぶりがジトーッとした肌感をさらに鬱陶しくさせたが、
予想した延長線上の結末だったのに、神父の狂信というのが伏線になっていて、
彼の絶望が一度に迫ってくるようだった
人間の絆はあのウエイトレスの女の子の印象の変化だなあ
モームは同性愛者だったそうだけど
こういう男女の関係の記述を頭の中でどのようにしたのか
ちょっと不思議な気がするな ちくま文庫の「片隅の人生」を期待せずに読んだら意外に良かった ちくま文庫で『かみそりの刃』と『アシェンデン』を読んだな 三島由紀夫、カフカ、ゴリおじいさん、読んでみたけどブラックユーモアと皮肉
が有って、文章も読みやすいサムセットモーム 片隅の人生に日本人登場してるんだが・・・モームは薄汚い日本人って言葉
使ってる
白人から見たアジア人は薄汚いんだろうな 「マッキントッシュ」のウォーカーの俗物ぶりとその部下の(何て名前だったっけ?)堅物ぶりの描き分け方、太平洋の風物描写はすばらしい。
しかし作品としてはたいしたものではないな。 最高傑作、モームが本気で書いた人間の絆
大して感動しなかった モームの書架にあった「欠けたカップ」の逸話
全文読みたい
著者名忘れた 高級名馬と人間のほうが人間モノじゃないけど。そのまんまにしておく? 形而上学的であってよい馬もそんなもん。シェイクスピアの狂気が詰まらぬ人間狂い。 ニューヨークタイムズの町がどう構造してるかで採点もいい。 モームは文学者というよりはコラムニスト。無意識で触れている。 だから月と六ペンスなんかはあまり面白くない魔ペットとか。 シェイクスピアもモームもパロディーから真贋の値打ちが出るなら9.11以後や
女王の死から。 おれは魔飛竜宇宙人八百万の神々東京事変喚起世代。東京タワー。 後に成功した方が召喚に、その以前のテクストの評価が上がるだろう。 昔読んだモームの短編をもう一度読みたくて探してるんだが、タイトルが分からなくて困ってる
二つあるんだが、知ってる人が居たら教えて欲しい
一個目
自堕落な男と堅物女が伝染病の治療のために船で向かう途中、なりゆきで二人きりの一夜を過ごすことになる
男の方は女に全く魅力を感じなかったので手を出さなかったのだが
女の方は我慢するなんて紳士的な人だわ!と男を見直し、好意をもつ
男の方は最初女を嫌っていたが、なんだかんだ絆されたうえ、女の影響で真人間になるオチ
二個目
白人夫婦が南洋の島に赴任して、現地の責任者夫婦(妻は現地人)と仲良くなる
夫婦は互いを尊敬しあって楽しく暮らしてきたが、地元で暴動が起きて状況が一変
妻は危機に際した夫の情けない姿に失望し、離婚を決意
一緒に本国に帰る途中、復縁を懇願する夫に、もう貴方と一緒の部屋にいるのも嫌だと言い放つ 「人間を見てきて、私が最も感銘を受けたのは、首尾一貫性の欠如だと思う。
首尾一貫した人など一人も見たことがない。
同じ人間の中にとうてい調和できぬ諸性質が存在していて、それにもかかわらず、
もっともらしい調和を生みだしている事実に私は驚いてきた。」
モーム(「サミング・アップ」より) コスモポリタンはアリとキリギリスの話が最高に良かった。 >>134
矛盾した実存の謎
大江健三郎が描き続けたテーマだね >>1
月と六ペンス
ストリックランド=ゴーギャンだったか モームの言葉としてこんな自己主張をしている。
「働いているあいだは自分を忘れることができるので、労働は賛美されるのである。
愚かな人間は何も仕事がないと退屈する。
労働は、大多数にとっては、アンニュイ(倦怠)から逃れる唯一の道だ。
で、だからといってそれを神聖と呼ぶのは笑止千万。
怠惰でいるためには、多くの才能と豊かな教養が必要である。
あるいは特別製の頭がいるのだ マザーテレサ
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 >>2023極悪でも強ければ生き残り、善人でも弱ければ早死に・・・そんな矛盾は普通に生活してれば見えてくる
お天道様が見ている→だから何?
マザーテレサも変人だった >>138
島田洋七のがばいばあちゃんも言っていた
人生は死ぬまでの暇つぶし、暇つぶしには仕事が一番いい 人の言葉は善意にとれ。その方が5倍も賢い。 シェイクスピア 結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。
これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした」グレタ・ガルボ 短編集の手紙読んだ・・・推理小説みたいでスラスラ読めた。こういう作品も書けるんだな モーム好きだけど、征服されざる者は最初から最後まで胸糞だった…
これだけは駄目だわ。 サマセット・モームさん、最高ですよね!
イギリス文学の巨匠であり、鋭い洞察力と皮肉に満ちた文体で知られるサマセット・モームさん。彼の作品は、20世紀文学に大きな影響を与え、現代でも世界中の読者を魅了し続けています。
彼の魅力は、なんといってもその軽妙洒脱な語り口です。
まるで親しい友人に話しかけるように、ユーモアを交えながら人間の本質を描き出すモームさんの文章は、読む人を飽きさせません。また、その作品には、人生の喜びと悲しみ、愛と孤独、成功と挫折など、普遍的なテーマが織り込まれており、現代を生きる私たちにも深く響くものがあります。
モームさんの代表作といえば、やはり「人間の絆」でしょう。
医師フィリップ・ケアリーの成長と遍歴を通して、20世紀初頭のイギリス社会を鮮やかに描いたこの作品は、モームさんの最高傑作として世界中で愛されています。他にも、「月と六ペンス」、「剃刀の刃」、「五彩のヴェール」など、数多くの名作を残しています。
モームさんは、小説家だけでなく、劇作家、随筆家としても活躍しました。
彼の鋭い洞察力と皮肉に満ちたユーモアは、戯曲や随筆作品にも存分に発揮されています。特に、戯曲「シェピー」は、モームさんの代表作の一つとして高い評価を得ています。