自民党の平沢勝栄議員
発言は1月3日、山梨県で開かれた集会のあいさつで、少子化問題に言及するなかで飛び出したもの。

「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
“LGBTばかりになったら国はつぶれる”
「同性婚パートナーシーップ証明書」などを出している東京の渋谷区や世田谷区にも触れ、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と述べたという。
自らレズビアンであることを公表している、立憲民主党の尾辻かな子議員は「多様性を排除する国の方が危うい」とコメント。

尾辻かな子 (@otsujikanako)
2019/01/04 22:36
同性婚を認めた国はLGBTばかりになり、国がつぶれたのでしょうか?オランダは2000年に初めて同性婚を認めました。カナダ、英、仏、米、独など同性婚が可能な24か国はつぶれるのでしょうか?
多様性を排除する国の方が危うい。

2018年にゲイであることをカミングアウトした東大名誉教授のロバート・キャンベルさんも呆れ顔だ。

ロバート キャンベル (@rcampbelltokyo)
2019/01/04 23:45
平沢さん、少しは勉強してくださいよ。

一方、木村草太さんは

木村草太 (@SotaKimura)
2019/01/05 0:51
杉田議員の時は、「若いから」と説明していたけれど、こちらは、どうなるのだろう?

成人7万人を対象に実施した調査(2015年)によると、性的マイノリティは7.6%。連合が民間企業などの社員1000人に実施した調査(2016年)でも8%だった。つまり、およそ13人に1人だ。
「生産性がない」や「国がつぶれる」などという言葉はどのような意図であれ、LGBTへの理解の不足を示すものであり、さらに多くの人たちを傷つけるものなのだ。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/lgbt-country
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