スガの書くものを読んでちょっと気になったんだけど
作品をフェイクとかそういう言い回しで批判するよね

スガや渡部周辺の主張を文学史批評史、要するに歴史の視点から見ていくと
ポップカルチャーと文学の距離の取り方の問題になっていくんじゃないかと思ったり
単純にポップカルチャーを拒否してハイカイルチャーを持ち上げるのが不可能になった時代に、
どうやって文学を特別扱いするか?
前の時代ほど文学がスペシャルなものでなくなったことにどう対応するか?
村上春樹が攻撃されたのは問題への対処方法が正反対だったから


という説を考えてみたけど、どんなものか。

80年代カルチャーは素人ゆえの強さ、みたいなものが魅力だったのに、
渡部含め同時代に出てきた批評家たちは実は志向が逆だったような