>>654
仏性は大切な概念で、霊性にあたると若松英輔は主張する
道元の「仏性」は大拙が日本的「霊性」に相当するものとしている
大拙の「無心と言うこと」では明らかになっていなかった「霊性」を戦中から戦後にかけて使い始める
これはより早く霊性を使い始めた弁栄も同じで、道元の「如来」が弁栄の「法」にあたると言える
道元の仏性、妙法は万物に備わるけれど開花させなくては仏性にならぬ
ウンディーネは霊性を開花させられるものだが与えられなくては霊性を備えない
人間は霊性を与えられているが、自ら磨かなければ開花させられない

なお、道元の霊性(れいしょう)は別の意味の言葉である